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公開番号2025153473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055971
出願日2024-03-29
発明の名称積層光学部材及び光学装置
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 5/08 20060101AFI20251002BHJP(光学)
要約【課題】反射面に使用することができ、反射面における反射率に優れ、かつ迷光を防ぐことができる積層光学部材を提供すること。
【解決手段】光学素子と、屈折率が1.25以下の低屈折率層と、光源からの光を吸収する光吸収層と、をこの順で有する積層光学部材である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光学素子と、
屈折率が1.25以下の低屈折率層と、
光源からの光を吸収する光吸収層と、
をこの順で有することを特徴とする積層光学部材。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記光学素子が、導光板又はプリズムである、請求項1に記載の積層光学部材。
【請求項3】
前記光吸収層の吸収スペクトルが、380nm~2,500nmである、請求項1に記載の積層光学部材。
【請求項4】
前記低屈折率層が、内部に空隙を有する、請求項1に記載の積層光学部材。
【請求項5】
前記低屈折率層の空隙率が、前記低屈折率層の全体積に対して30体積%以上である、請求項4に記載の積層光学部材。
【請求項6】
前記低屈折率層の平均厚みが、0.1μm以上である、請求項1に記載の積層光学部材。
【請求項7】
光源からの光が入射する入射部と、前記光学素子に入射した光が出射する出射部と、を有し、
前記低屈折率層が、前記入射部から入射した光が前記光学素子の内部で反射する反射部に配され、
前記光吸収層が、前記低屈折率層の前記光学素子とは反対側の面に配される、請求項1に記載の積層光学部材。
【請求項8】
撮像装置用である、請求項1に記載の積層光学部材。
【請求項9】
複数のレンズと、イメージセンサと、請求項1から8のいずれかに記載の積層光学部材と、を有することを特徴とする光学装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、積層光学部材及び光学装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
望遠カメラモジュールは一般に焦点距離が比較的長く、遠くの景色や被写体の撮影に最適である。近年、スマートフォン、タブレット、パッド、ウェアラブルデバイス等の小型電子機器において、超望遠カメラモジュールの搭載が望まれている。
【0003】
超望遠を実現するためには、一般に光路長を長くする必要がある。しかしながら、小型電子機器においては、長い光路長とするためのスペースの確保が困難である。そのため、ペリスコープレンズと呼ばれる折り曲げ式光学系を利用して光路長を長くし、且つ電子機器の厚みを薄くして小型化することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ペリスコープレンズは、プリズム等の光学素子を用いて光を90°屈折させることで、レンズとイメージセンサとを水平ではなく直角に配置可能にし、スマートフォンのような薄い電子機器でも、高倍率の光学ズームを可能にすることができる。
【0005】
しかし、光学素子の内部で光を全反射させるためには、光学素子の反射面に光反射層を配置することが必要である。光学素子の反射面に光反射層を配置するためには、一般に光学素子と光反射層との間に接着剤層を配して貼合する。しかし、接着剤層に光が透過することで、光学素子の反射面における全反射率が低くなるという問題がある。
【0006】
一方、光学部材において、導光板と反射板とを、低屈折率層を介して積層することで、光の利用効率を向上させることが提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
米国特許第11762174号
特許第7425857号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本開示は、従来における前記諸問題を解決し、反射面に使用することができ、反射面における反射率に優れ、かつ迷光を防ぐことができる積層光学部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、光学素子と、折率が1.25以下の低屈折率層と、光源からの光を吸収する光吸収層と、をこの順で有することを特徴とする積層光学部材である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によると、従来における前記諸問題を解決し、反射面に使用することができ、反射面における反射率に優れ、かつ迷光を防ぐことができる積層光学部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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