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公開番号
2025161672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024073152
出願日
2024-04-11
発明の名称
常設収納型サンバイザー
出願人
個人
代理人
主分類
B60J
3/02 20060101AFI20251017BHJP(車両一般)
要約
【課題】自動車内に既設されている純正サンバイザー上に新たに付設する遮光板に関して既設サンバイザーを含む全機能を互いに妨げることなく使用ができ、不使用時には簡易かつコンパクトに既設サンバイザー内に収納できる常設式サンバイザーを提供する。
【解決手段】既設サンバイザー(1)の上下回転軸上に並行して補助装置の回転軸即ち横棒(4)を設けてその両端の外側に一対のホルダー(5)に保持された昼光板(7)、内側に同様に夜光板(8)を設ける。二板は夫々ホルダー内に可動に設置したスライダー装置によって上下に滑動する仕組みである。二組のスライダー装置は内部に縦一列に数個のコロを軸支設置し、コロの外周は一面でホルダーの内壁と、他面で昼光板(7)又は夜光板(8)の摺動側面に接する。各列のコロの全車軸部には駆動ベルトを緊密に掛け回し、昼光板(7)又は夜光板(8)を手で動かすことによりコンパクトかつ円滑な差動運動を得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既設サンバイザー(1)の左右両端に、バイザーを挟む形で設置した一対のホルダーA(5)、その内側に設置した一対のホルダーB(6)に夫々支持された昼光板A(7)、夜光板B(8)を滑動させることにより三者の個別使用ができ、既設サンバイザー(1)と一体的収納が出来る構造の補助遮光板。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
ホルダーA(5)及びホルダーB(6)内にはスライダーAB(12)が可動に内接し、各スライダーの内側に夫々複数個の車輪状のコロ(13)とそれらに掛け回した駆動ベルト(14)により差動的に滑動させるための構造を有する請求項1の装置。
【請求項3】
既設サンバイザー(1)の上端回転軸部に2個のU字板(2)を固定しU字板外側に取り付けた横棒板(3)とU字板(2)の間にはトーションバネ(9)が設置され、使用のためにサンバイザー(1)を開くときバネが開放されることにより、請求項1記載の昼光板A(7)、夜光板B(8)を撥ね上げた状態で保持することができる請求項1の補助遮光板装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車内に既設されている純正サンバイザー上に新たに付設する遮光板に関して既設サンバイザーを含む全機能を互いに妨げることなく使用ができ、不使用時には簡易かつコンパクトに既設サンバイザー内に収納できる常設式サンバイザーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
市場にある当分野の製品は、自動車内に純正部品として設置されたサンバイザーにクリップで挟む形で取付ける。通常、2種類の透明プラスチック板がワンセットとなっている。昼間の太陽光と紫外線の軽減、夜間の対向車のライトや濡れた路面からの乱反射の防眩を目的として純正サンバイザーの外面に取付けるものである。しかしこれら従来の補助遮光板に関しては、着脱の不便さ、路上着脱に伴う危険性、取外し後の車内での置場所など取扱いに関わる不便さが避けがたい課題であった。
【0003】
純正サンバイザーによって直射日光の遮断を行う時、この補助遮光板は純正サンバイザーの取扱いの邪魔となり、同時に視覚的な鬱陶しさ、疲労感に繋がり易い。加えて純正サンバイザーと機能との連携がなく、補助遮光板は使用中か否かによらず常に運転者の上部視野の内にクリップ止めという不完全な状態にある為、目障り感が常にある。かさばり、不快音、脱落の惧れがあり、運転中の取外し、車内の一時的な置場確保の問題が生じる。それらは運転者の集中力と安心感の低下に繋がり、安全運転上のリスクを伴う要素となる。それ故に余り利用されない状況に止まっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この方式では、予め設置された純正バイザーの大小や形状の違いがあるので、それに合わせたサイズの補助遮光板を設置しなければならない。また純正バイザー設置形態の違いにより当方式での設置が困難な場合もあり得る。この様な別形態の自動車用サンバイザーのための収納型装置の開発も必要ではあるが、先ずは最も一般的な形態の収納型装置に開発目標を置く。
【発明の効果】
【0005】
この常設型サンバイザーの設置により自動車運転に伴う外界からくる光熱的疲労の軽減、紫外線防除、ブルーライト、夜間の雨と路面反射等の悪条件からの回避と、より望ましい運転環境がもたらされる。前記[0003]の不完全な装置からくる不足感や苛立ち感が軽減され、常設収納型サンバイザーは従来にない必要性の時代を迎えると思われる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
既設サンバイザー(1)の回転軸部である上端に2個のU字板(2)を被せて固定し、U字板上の外面に開閉可能に取付けた2個の横棒板(3)に保持された横棒(4)の両端の同軸上に夫々一対のホルダーA(5)ホルダーB(6)を可動に取付ける。
【0007】
U字板(2)に横棒板(3)を取付ける目的は、既設サンバイザー(1)を開閉する際にホルダーAB(5)(6)に対する影響を少なくし、独自の動きを維持するためである。
【0008】
U字板(2)と横棒板(3)との連結点にはコイル状のバネ(9)を設置し、バイザー(1)を使用するため前方に倒す際には横棒板(3)は両板AB(7)(8)と共に上部に跳ね上がる。バイザー(1)を動かす時に両板ABとの位置ずれを防止すると共に、相互に懸る負荷を切り離すことができる。
【0009】
2本のホルダーA(5)はバイザー(1)の両端の外側に接し、同軸上の2本のホルダーB(6)はバイザーの両端の内側に置きそれぞれ別個の動きをする。(既設・純正サンバイザーは以下、バイザーと略称する場合があります。)
【0010】
ホルダーA(5)上には昼光用遮光板A(7)を滑動可能に設置し、Aの上端はバイザー(1)の下端を乗り越えて動くことができる。ホルダーB(6)上に滑動する夜光板B(8)は、バイザー(1)の両端の内側に設置するため、バイザー(1)を乗り越えることはできない。
昼光板A(7)は夜光板B(8)を乗り越えて動くことができる。(以下、昼光板、夜光板と略称。)
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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