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公開番号2025166756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070978
出願日2024-04-24
発明の名称ガス発生器
出願人日本化薬株式会社
代理人個人
主分類B60R 21/262 20110101AFI20251029BHJP(車両一般)
要約【課題】ガスに含まれる残渣を効率よく取り除くことができるガス発生器を提供する。
【解決手段】ガス発生器100は、周壁部11を有する筒状のハウジング10と、ハウジング10に収容され、燃焼することによってガスを発生させるガス発生剤70と、ガス発生剤70を着火燃焼させることが可能な点火器30と、ハウジング10に収容され、ガスが通過するフィルタ80とを備え、周壁部11は、フィルタ80を通過したガスが流れる空間15においてハウジング10の内側に向かって突出する複数の凸部13と、空間15を流れるガスをハウジング10の外部に噴出するガス噴出口14とを有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
周壁部を有する筒状のハウジングと、
前記ハウジングに収容され、燃焼することによってガスを発生させるガス発生剤と、
前記ガス発生剤を着火燃焼させることが可能な点火器と、
前記ハウジングに収容され、前記ガスが通過するフィルタと、
を備え、
前記周壁部は、前記フィルタを通過した前記ガスが流れるように前記周壁部と前記フィルタとの間に形成された第1空間において前記ハウジングの内側に向かって突出する1つ以上の第1凸部と、前記第1空間を流れる前記ガスを前記ハウジングの外部に噴出するガス噴出口とを有することを特徴とするガス発生器。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記1つ以上の第1凸部は、前記周壁部の周方向に並んで第1凸部列を構成する複数の第1凸部を含むことを特徴とする請求項1に記載のガス発生器。
【請求項3】
前記1つ以上の第1凸部は、前記周壁部の軸方向に異なる位置に設けられる複数の前記第1凸部列を構成することを特徴とする請求項2に記載のガス発生器。
【請求項4】
前記複数の第1凸部列のうち隣り合う2つの第1凸部列は、相互に、前記周壁部の周方向における前記複数の第1凸部の位置が異なることを特徴とする請求項3に記載のガス発生器。
【請求項5】
前記1つ以上の第1凸部は、前記フィルタと接触することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のガス発生器。
【請求項6】
前記ガス噴出口は、前記周壁部の軸方向において、前記1つ以上の第1凸部よりも、前記第1空間において作動時に前記ガスが流れる場合の下流側に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のガス発生器。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記周壁部の軸方向の一方側の開口端部を閉塞する閉塞部を有し、
前記閉塞部は、前記フィルタを通過する前の前記ガスが流れる第2空間において前記ハウジングの内側に向かって突出する1つ以上の第2凸部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のガス発生器。
【請求項8】
周壁部、および前記周壁部の軸方向の一方側の開口端部を閉塞する閉塞部を有する筒状のハウジングと、
前記ハウジングに収容され、燃焼することによってガスを発生させるガス発生剤と、
前記ガス発生剤を着火燃焼させることが可能な点火器と、
前記ハウジングに収容され、前記ガスが通過するフィルタとを備え、
前記閉塞部は、前記フィルタを通過する前の前記ガスが流れる空間において前記ハウジングの内側に向かって突出する1つ以上の凸部を有し、
前記周壁部は、前記フィルタを通過した前記ガスを前記ハウジングの外部に噴出するガス噴出口を有することを特徴とするガス発生器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等衝突時に乗員を保護する乗員保護装置に組み込まれるガス発生器に関し、特に、自動車等に装備されるエアバッグ装置に組み込まれるガス発生器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の乗員の保護の観点から、乗員保護装置であるエアバッグ装置が普及している。エアバッグ装置は、車両等衝突時に生じる衝撃から乗員を保護する目的で装備されるものであり、車両等衝突時に瞬時にエアバッグを膨張および展開させることにより、エアバッグがクッションとなって乗員の体を受け止めるものである。
【0003】
ガス発生器には、種々の構造のものが存在する。たとえば、特許文献1には、ハウジングの内壁面が内側に突起した凹部を有するガス発生器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-184559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ガス発生剤によって発生したガスに含まれる残渣を効率よく取り除くことが望まれている。
【0006】
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ガスに含まれる残渣を効率よく取り除くことができるガス発生器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のガス発生器は、周壁部を有する筒状のハウジングと、前記ハウジングに収容され、燃焼することによってガスを発生させるガス発生剤と、前記ガス発生剤を着火燃焼させることが可能な点火器と、前記ハウジングに収容され、前記ガスが通過するフィルタと、を備え、前記周壁部は、前記フィルタを通過した前記ガスが流れるように前記周壁部と前記フィルタとの間に形成された第1空間において前記ハウジングの内側に向かって突出する1つ以上の第1凸部と、前記第1空間を流れる前記ガスを前記ハウジングの外部に噴出するガス噴出口とを有することを特徴とする。
【0008】
(2) 上記(1)のガス発生器においては、前記1つ以上の第1凸部は、前記周壁部の周方向に並んで第1凸部列を構成する複数の第1凸部を含むことが好ましい。
【0009】
(3) 上記(2)のガス発生器においては、前記1つ以上の第1凸部は、前記周壁部の軸方向に異なる位置に設けられる複数の前記第1凸部列を構成することが好ましい。
【0010】
(4) 上記(3)のガス発生器においては、前記複数の第1凸部列のうち隣り合う2つの第1凸部列は、相互に、前記周壁部の周方向における前記複数の第1凸部の位置が異なることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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