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公開番号2025123731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019366
出願日2024-02-13
発明の名称前輪キャスター
出願人個人
代理人
主分類B60B 33/00 20060101AFI20250818BHJP(車両一般)
要約【課題】キックスケーターの前輪の直径は小さいので、段差でつまずき転倒する危険が有る。本発明は、段差にぶつかった時に、その段差を乗り越え、かつ、その乗り越える時の衝撃を緩和する事を目的とする。
【解決手段】ハンドル軸の下端に結合されたアームが有り、そのアームの下端には、ボギー・フレーム軸が有り、その軸を介してボギー・フレームがつながっている。前輪の車軸より、低い位置に、ボギー・フレームの軸が有るので、前輪が段差にぶつかった時、前輪を持ち上げる力が生じる。これにより、前輪の直径が小さくても、前輪は段差を乗り越える事ができる。さらに、ボギー・フレームによって、前輪の上下動は、半分に成ってアームに伝えられる。これにより、段差にぶつかった時の衝撃を和らげる事ができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ボギー・フレームを有し、そのボギー・フレームに、キャスターを有する事を特徴とする車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キックスケーター、電動キックスケーター、自転車、オートバイ、三輪車など、あらゆる車両に応用可能である。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
本発明は、ボギー機構を用いている。ボギー機構は過去に多くの実施例がある。しかし、本発明のように、キャスターを用いた事例はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表 昭57-501275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明を、キックスケーターへの実施例で説明する。キックスケーターの前輪の直径は小さいので、段差でつまずき、転倒する危険が有る。しかし、だからと言って、キックスケーターの前輪を大きくする事は、小さく、軽量な乗り物としてのキックスケーターの魅力が失われる。
【0005】
そこで、本発明は、キックスケーターの前輪を大きくする事なしに、段差にぶつかった時に、その段差を乗り越え、かつ、その乗り越える時の、衝撃を緩和する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のキックスケーターでは、前輪はハンドル軸に直接つながってはいない。ハンドル軸の下端に結合されたアームが有り、そのアームの下端は、ボギー・フレーム軸を介して、ボギー・フレームと、つながっている。
【0007】
前輪の軸受けは、ボギー・フレームの軸より高い位置に有るので、前輪が段差にぶつかった時、前輪を持ち上げる力が生じる。これにより、前輪の直径が小さくても、前輪は段差を乗り越える事ができる。
【0008】
さらに、ボギー・フレームによって、前輪の上下動は、半分に成ってアームに伝えられる。これにより、段差にぶつかった時の衝撃を和らげる事ができる。なお、キャスターによって、前輪は、ハンドル操作可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施例の側面図
図2は、本発明の実施例のボギー・フレーム部を拡大表示した図
図3は、本発明の別な実施例の側面図
図4は、本発明の別な実施例のボギー・フレーム部を拡大表示した図
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0010】
図1は、本発明をキックスケーターに応用した、実施例であって、側面から見た図である。
(【0011】以降は省略されています)

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