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公開番号
2025143850
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043311
出願日
2024-03-19
発明の名称
車両の照明制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60Q
3/72 20170101AFI20250925BHJP(車両一般)
要約
【課題】車内が急に明るくなった場合に運転者が表示装置の表示内容を早期に容易に視認することができる車両の照明制御装置を提供すること。
【解決手段】情報を表示する表示装置が車両の内部に設けられている。制御部は、車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合(ステップS3)、ヘッドライトを点灯状態から消灯状態へ移行し始めるまでの時間よりも、表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を短くする(ステップS6、S7)。制御部は、車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合、表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を車速に応じて設定する。制御部は、車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合、表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を車速が高いほど短くする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の周囲の明るさを検知する光検知部と、
前記光検知部により検知された前記車両の周囲の明るさに応じて前記車両のヘッドライトの点灯と消灯とを制御する制御部と、を備える車両の照明制御装置であって、
情報を表示する表示装置が前記車両の内部に設けられ、
前記制御部は、前記車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合、前記ヘッドライトを点灯状態から消灯状態へ移行し始めるまでの時間よりも、前記表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を短くすることを特徴とする車両の照明制御装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合、前記表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を車速に応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の車両の照明制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合、前記表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を車速が高いほど短くすることを特徴とする請求項2に記載の車両の照明制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の照明制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のヘッドライトを自動的に点消または消灯させるオートライト制御装置が記載されている。オートライト機能は、日中でも車両がトンネル等の暗所に入った場合はヘッドライトを自動的に点灯させ、車両がトンネル等の暗所から出て車両の周囲が明るくなるとヘッドライトを自動的に消灯する機能である。また、車室内に設置されているナビゲーション装置等の表示画面の輝度やインストルメントパネルの照明も、ヘッドライトの点灯または消灯に合わせて切り替わるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-94125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、2020年4月以降に発売される新型車に適用される保安基準は、次の通りである。すなわち、車両周囲の照度が1000ルクス未満になると2秒以内にヘッドライトを点灯し、車両周囲の照度が7000ルクス以上になると5秒以上300秒以内にヘッドライトを消灯することが規定されている。また、走行中の手動によるON/OFF機能は無いこと(ただし、停車中は消灯可能)が規定されている。
【0005】
この保安基準では、車両の周囲が暗い状態から7000ルクス以上の明るい状態に移行した場合、最短でも5秒経過しないとヘッドライトは消灯しない。このため、ヘッドライトの点灯と消灯に連動しているナビゲーション装置やインストルメントパネル等の表示画面の輝度も、最短でも5秒経過しないと高輝度状態に切り替わらない。
【0006】
日中において、車両が明るい場所から暗い場所に移動してヘッドライトが消灯状態から点灯状態に切り替わると、ナビゲーション装置等の表示画面の輝度は高輝度から低輝度に切り替わる。この場合、ヘッドライトおよび表示画面の切り替わりのリードタイムが仮に1秒または2秒であったとしても、暗くなった直後の車内で運転者は高輝度の表示画面を容易に視認できるため、低輝度に切り替わるまでのリードタイムによって運転者がストレスを感じることはない。
【0007】
一方、日中において、車両が暗い場所から明るい場所に移動して、ヘッドライトが点灯状態から消灯状態に切り替わると、ナビゲーション装置等の表示画面の輝度は低輝度から高輝度に切り替わる。この場合、表示画面の輝度が低輝度から高輝度に切り替わりを開始するまでのリードタイムによって運転者がストレスを感じてしまう。車内が急に明るくなった場合に、目の瞳孔の調節が間に合わず、ナビゲーション装置等の表示画面が真っ暗に見えてしまうからである。
【0008】
特許文献1に記載の技術にあっては、ヘッドライトの切り替えに連動してナビゲーション装置等の表示画面の輝度の切り替えが行われるようになっており、切り替えタイミングが同一であるため、車内が急に明るくなった場合に運転者が表示装置の表示内容を早期に容易に視認することができないという問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、車内が急に明るくなった場合に運転者が表示装置の表示内容を早期に容易に視認することができる車両の照明制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、車両の周囲の明るさを検知する光検知部と、前記光検知部により検知された前記車両の周囲の明るさに応じて前記車両のヘッドライトの点灯と消灯とを制御する制御部と、を備える車両の照明制御装置であって、情報を表示する表示装置が前記車両の内部に設けられ、前記制御部は、前記車両の周囲が暗い状態から明るい状態へ移行した場合、前記ヘッドライトを点灯状態から消灯状態へ移行し始めるまでの時間よりも、前記表示装置の輝度を低輝度から高輝度へ変更し始めるまでの時間を短くすることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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