TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025177549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024084489
出願日2024-05-24
発明の名称操作装置の設置構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62H 5/02 20060101AFI20251128BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】通常時には操作装置が目立つことがなく、緊急時には操作装置の操作性を向上させる。
【解決手段】操作装置(42)の設置構造は、鞍乗型車両のフロントラック(31)の内側に設置されている。操作装置の設置構造では、フロントラックの上部には操作装置が設置される設置面(33)が形成され、設置面から露出した操作装置の操作面(43)が下方に向けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
鞍乗型車両のフロントラックの内側に設置された操作装置の設置構造であって、
前記フロントラックの上部には前記操作装置が設置される設置面が形成され、
前記設置面から露出した前記操作装置の操作面が下方に向けられていることを特徴とする操作装置の設置構造。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記設置面が前記フロントラックの開口の上縁と内底面の上縁を結ぶ直線よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の操作装置の設置構造。
【請求項3】
前記操作装置の中心線が後方に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作装置の設置構造。
【請求項4】
前記フロントラックの上部が上方に窪んで凹部が形成され、
前記凹部に前記設置面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作装置の設置構造。
【請求項5】
前記凹部の内側に前記操作面が直視可能に設置されていることを特徴とする請求項4に記載の操作装置の設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置の設置構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
スマートキーを携帯した所有者が鞍乗型車両に近づくことで、スマートキーからの信号でイグニッションスイッチのノブの解錠やシートロックの解錠等が実施されるスマートエントリーシステムが提案されている。スマートキーの紛失や電池切れを考慮して鞍乗型車両には緊急解錠用のキーシリンダが設置されることが望ましい。従来、この種の鞍乗型車両として、フロントレッグシールドの収納ボックス内にメカニカルキー用のキーシリンダが設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のキーシリンダは、正面から目立ち難いように収納ボックスの内側面に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-119421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のキーシリンダの鍵穴が側方を向いているため、鍵穴の視認性が悪く解錠作業の作業性が低下する。一方で、鍵穴を視認し易くして作業性を向上させると、緊急時以外にも鍵穴が目立って外観性や防犯性が低下するという不具合がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、通常時には目立つことがなく、緊急時の操作性に優れる操作装置の設置構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の操作装置の設置構造は、鞍乗型車両のフロントラックの内側に設置された操作装置の設置構造であって、前記フロントラックの上部には前記操作装置が設置される設置面が形成され、前記設置面から露出した前記操作装置の操作面が下方に向けられていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の操作装置の設置構造によれば、通常時には運転者や第三者がフロントラックを見下ろすことになり、フロントラックの上部の設置面が運転者や第三者からの死角に位置付けられる。設置面から露出した操作面が目立ち難くなって防犯性及び外観性の低下が抑えられる。緊急時には運転者が姿勢を低くして下方からフロントラックを見上げることによって操作面が見え易くなると共に、フロントラックの収納空間を作業スペースとすることで作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の側面図である。
本実施例の鞍乗型車両の車両前部の後面図である。
図2の車両前部をA-A線に沿って切断した断面図である。
図3の車両後部を方向F1から見た図である。
図3の車両後部を方向F2から見た図である。
図3の車両後部を方向F3から見た図である。
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両のフロントラックの内側には操作装置が設置されている。この操作装置の設置構造では、フロントラックの上部の設置面に操作装置が設置され、設置面から露出した操作装置の操作面が下方に向けられている。通常時には運転者や第三者がフロントラックを見下ろすことになり、フロントラックの上部の設置面が運転者や第三者からの死角に位置付けられる。設置面から露出した操作面が目立ち難くなって防犯性及び外観性の低下が抑えられる。緊急時には、運転者が姿勢を低くして下方からフロントラックを見上げることによって操作面が見え易くなると共に、フロントラックの収納空間を作業スペースとすることで作業性が向上される。
【 実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

スズキ株式会社
車室構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
車室構造
1か月前
スズキ株式会社
車室構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
開閉機構
1か月前
スズキ株式会社
車両構造
1か月前
スズキ株式会社
シート構造
1か月前
スズキ株式会社
シート構造
1か月前
スズキ株式会社
車体カバー
7日前
スズキ株式会社
リッド構造
今日
スズキ株式会社
リッド構造
今日
スズキ株式会社
車両後部構造
1か月前
スズキ株式会社
車両側部構造
1か月前
スズキ株式会社
電源システム
今日
スズキ株式会社
車両検査装置
1か月前
スズキ株式会社
動力伝達装置
28日前
スズキ株式会社
燃料電池車両
2か月前
スズキ株式会社
燃料電池車両
2か月前
スズキ株式会社
車両用変速機
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
28日前
スズキ株式会社
モータケース
2か月前
スズキ株式会社
運転支援装置
15日前
スズキ株式会社
車両制御装置
今日
スズキ株式会社
車体下部構造
今日
スズキ株式会社
車体下部構造
今日
スズキ株式会社
車両用変速機
今日
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
9日前
続きを見る