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公開番号
2025171044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076010
出願日
2024-05-08
発明の名称
パーツボックス
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
9/10 20200101AFI20251113BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】複数の電装部品をコンパクトに収容して、ボックスサイズの小型化を図り、車両の外観性の悪化を抑える。
【解決手段】パーツボックスは、バッテリ(81)及び複数の電装部品(85、91、94)を収容可能に構成されている。パーツボックスには、車幅方向外側が開口した収容空間を有するパーツホルダ(41)と、収容空間の開口を車幅方向外側から覆う車体カバーと、収容空間を車幅方向の内側と外側に仕切るセパレータ(61)と、が設けられている。セパレータは、バッテリを保持するバッテリ保持部(62)と、複数の電装部品を保持するパーツ保持部(63)と、を有している。複数の電装部品がパーツ保持部の両側面に保持されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリ及び複数の電装部品を収容可能な鞍乗型車両のパーツボックスであって、
車幅方向外側が開口した収容空間を有するパーツホルダと、
前記収容空間の開口を車幅方向外側から覆う車体カバーと、
前記収容空間を車幅方向の内側と外側に仕切るセパレータと、を備え、
前記セパレータは、前記バッテリを保持するバッテリ保持部と、前記複数の電装部品を保持するパーツ保持部と、を有し、
前記複数の電装部品が前記パーツ保持部の両側面に保持されていることを特徴とするパーツボックス。
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【請求項2】
前記バッテリが前記バッテリ保持部の車幅方向の一側面に保持され、
前記バッテリ保持部よりも前記パーツ保持部が後方に位置し、前記バッテリ保持部よりも車幅方向で前記バッテリ側に前記パーツ保持部が位置していることを特徴とする請求項1に記載のパーツボックス。
【請求項3】
前記セパレータの下縁から固定部が延出し、当該固定部に前記車体カバーの一部が固定され、
前記セパレータの前記固定部と前記パーツホルダの間に線状部材の配策ルートが確保されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパーツボックス。
【請求項4】
前記パーツ保持部の上部が前記パーツホルダに固定され、前記パーツ保持部の下部が前記パーツホルダから離間していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパーツボックス。
【請求項5】
前記複数の電装部品は、一の電装部品及び他の電装部品を有し、
前記一の電装部品が前記パーツ保持部の車幅方向の一側面に締付固定され、前記他の電装部品が前記パーツ保持部の車幅方向の他側面から突き出した一対の突起に差込固定され、締付箇所が前記一対の突起の間に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパーツボックス。
【請求項6】
前記複数の電装部品は、レクチファイア、スタータモータリレー、ヒューズボックスを有し、
前記パーツ保持部の車幅方向一方側に前記レクチファイアが収容され、前記パーツ保持部の車幅方向他方側に前記スタータモータリレー及び前記ヒューズボックスが収容されていることを特徴とする請求項2に記載のパーツボックス。
【請求項7】
前記バッテリの上部にバッテリ端子が設けられており、
前記パーツ保持部の上半部に前記スタータモータリレーが保持され、前記パーツ保持部の下半部に前記ヒューズボックスが保持されていることを特徴とする請求項6に記載のパーツボックス。
【請求項8】
前記バッテリ保持部を挟んで前記バッテリの側方にマニュアル及び/又はノートが収容されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパーツボックス。
【請求項9】
前記バッテリ保持部の車幅方向内側に前記バッテリが収容され、前記パーツ保持部の車幅方向内側に前記レクチファイアが収容され、前記パーツ保持部の車幅方向外側に前記スタータモータリレー及び前記ヒューズボックスが収容されていることを特徴とする請求項6に記載のパーツボックス。
【請求項10】
前記収容空間にはキャニスタ用のホースの配策ルートが確保されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパーツボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーツボックスに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鞍乗型車両として車両後方のリアフェンダ付近に電装部品のパーツボックスが形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両では、リアフェンダの車幅方向左側の側縁部が下方に延出し、リアフェンダの延出部分には電装部品用の支持面が形成されている。リアフェンダの支持面はサイドカバーに車幅方向左側から覆われており、支持面の外縁に沿うようにサイドカバーから周壁が突き出している。リアフェンダの支持面の外縁にサイドカバーから周壁が接することで電装部品の収容空間が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-73468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、鞍乗型車両に電装部品の他にも様々な部品を搭載しなければならず、部品のレイアウトに制約が多くなるという不具合がある。特許文献1に記載のパーツボックスに複数の電装部品が集約されると、パーツボックスが大型化して車両の外観性が悪化するという問題があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数の電装部品をコンパクトに収容して、ボックスサイズの小型化を図り、車両の外観性の悪化を抑えることができるパーツボックスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のパーツボックスは、バッテリ及び複数の電装部品を収容可能な鞍乗型車両のパーツボックスであって、車幅方向外側が開口した収容空間を有するパーツホルダと、前記収容空間の開口を車幅方向外側から覆う車体カバーと、前記収容空間を車幅方向の内側と外側に仕切るセパレータと、を備え、前記セパレータは、前記バッテリを保持するバッテリ保持部と、前記複数の電装部品を保持するパーツ保持部と、を有し、前記複数の電装部品が前記パーツ保持部の両側面に保持されていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様のパーツボックスによれば、セパレータがバッテリ保持部とパーツ保持部に分かれてバッテリと複数の電装部品が保持されると共に、パーツボックスの収容空間にはバッテリと複数の電装部品が内側と外側に分かれて収容されている。このため、バッテリと複数の電装部品がパーツボックスにコンパクトに収容され、パーツボックスが小型化されて車両の外観性の悪化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例のパーツボックスの左側面図である。
本実施例のパーツボックスの内側の左側面図である。
本実施例のパーツボックスの内側の左斜め前方から見た斜視図である。
本実施例のパーツボックスの内側の左斜め後方から見た斜視図である。
図2のパーツボックスをA-A線に沿って切断した断面図である。
図2のパーツボックスをB-B線に沿って切断した断面図である。
図2のパーツボックスをC-C線に沿って切断した断面図である。
図3のパーツボックスをD-D線に沿って切断した断面図である。
図3のパーツボックスをE-E線に沿って切断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様のパーツボックスは、バッテリ及び複数の電装部品を収容可能に形成されている。パーツボックスはパーツホルダに車体カバーが被せられており、パーツホルダの収容空間が車幅方向外側に開口し、この収容空間の開口が車体カバーによって車幅方向外側から覆われている。また、セパレータによって収容空間が車幅方向の内側と外側に仕切られ、セパレータのバッテリ保持部にバッテリが保持され、セパレータのパーツ保持部の両側面に複数の電装部品が保持されている。セパレータがバッテリ保持部とパーツ保持部に分かれてバッテリと複数の電装部品が保持されると共に、パーツボックスの収容空間にはバッテリと複数の電装部品が内側と外側に分かれて収容される。このため、バッテリと複数の電装部品がパーツボックスにコンパクトに収容され、パーツボックスが小型化されて車両の外観性の悪化を抑えることができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例のパーツボックスを備えた鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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