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公開番号
2025180037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024087089
出願日
2024-05-29
発明の名称
車両前部構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20251204BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】インストルメントパネルの天面部のエアバック装置を安定して作動させる。
【解決手段】インストルメントパネル1のアッパパネル10の天面部11には、エアバック装置50を取り囲むチャンネル部20が設けられ、ステアリングサポートメンバ40は、パイプ部材41と、パイプ部材41に設けられ、エアバック装置50を支持する支持ブラケット42と、エアバック装置50の両側に位置するパイプ部材41から上方に延びる上方ステー43,44と、支持ブラケット42の少なくとも一部に重なるように配置され、パイプ部材41から後方に延びる後方ステー45と、を有し、上方ステー43,44及び後方ステー45は、インストルメントパネル1のロアパネル30に接合されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車両室内の前部に配置されるインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの車両前方側に配置されるステアリングサポートメンバと、前記ステアリングサポートメンバに取り付けられているエアバック装置と、を有し、
前記インストルメントパネルは、前記エアバック装置の上方に配置される天面部を有するアッパパネルと、該アッパパネルの下方側に配置されるロアパネルと、を有し、
前記天面部には、前記エアバック装置を取り囲むチャンネル部が設けられている、車両前部構造であって、
前記ステアリングサポートメンバは、
車幅方向に延びるパイプ部材と、
前記パイプ部材に設けられ、前記エアバック装置の下部を支持する支持ブラケットと、
前記エアバック装置の車幅方向の両側に位置する前記パイプ部材から上方に延びる上方ステーと、
前記支持ブラケットの少なくとも一部に車幅方向で重なるように配置され、前記パイプ部材から車両後方に延びる後方ステーと、を有し、
前記上方ステー及び前記後方ステーは、前記ロアパネルに接合されていることを特徴とする、車両前部構造。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記アッパパネルは、
前記天面部に設けられ、車幅方向に延び、前記エアバック装置が作動するときに開裂する開裂部と、
前記開裂部の後方側に配置され、車幅方向に延びる回動軸部と、
前記回動軸部の後方に位置する前記天面部の後端部から、車両下方に向かうに従い車両前方に傾斜する傾斜面部を有していることを特徴とする、請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
車両前後方向で、前記回動軸部と前記開裂部との距離は、前記回動軸部と前記後端部との距離に対応していることを特徴とする、請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項4】
前記エアバック装置の車幅方向両側に位置する前記天面部の下面には、前記エアバック装置が取り付けられる取付部が設けられ、該取付部は、前記天面部の下面から車両下方に突出しており、
前記取付部の後部は、前記開裂部の車幅方向の延長線上から車両前方に向かうに従い車両下方に傾斜していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項5】
前記ステアリングサポートメンバは、前記パイプ部材から車両前方に延びる前方ステーを有し、
前記前方ステーは、車幅方向において、車幅方向内側に配置される前記上方ステーと、前記エアバック装置との間に配置され、
前記前方ステーの前部は、前記インストルメントパネルの車両前方側に配置される車体構造体に接合されており、
前記前方ステーの側部には、車両上下方向に延びる凹形状部が設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項6】
2つの前記上方ステーの間に位置する前記インストルメントパネルの後部には、ガーニッシュが取り付けられており、
前記ガーニッシュは、前記アッパパネルと前記ロアパネルとを跨ぐように配置され、
前記ガーニッシュの下端は、前記後方ステーの後部と、前記ロアパネルの前部との接合部に対応するように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両室の前部には、インストルメントパネルが配置されている。インストルメントパネルには、例えば、車速等を表示する表示装置や、運転者等の乗員が操作可能な車載機器等が、設置されている。例えば、アッパパネルと、ロアパネルと、を有しているインストルメントパネルにおいて、アッパパネルとロアパネルとの境界は、例えばインストルメントパネルの側部等、乗員(ユーザー)から見える部分に配置される場合がある。
【0003】
アッパパネルとロアパネルとの境界が、乗員から見える場合、当該境界は、外観品質に影響を及ぼすため、アッパパネル及びロアパネルは、高精度に組み立てられる必要がある。ロアパネルは、アッパパネルを支持する必要があり、ステアリングサポートメンバのような剛性の高い車体構造物に取り付けられている。
【0004】
また、インストルメントパネルのアッパパネルは、車両上方に面している天面部を有している。例えば、特許文献1に開示されているように、助手席の前方側に位置する天面部の裏側に、エアバック装置が配置されている構造が知られている。当該エアバック装置は、インストルメントパネルの天面部の裏側(下面側)に取り付けられている。エアバック装置の上方に位置する天面部には、開裂部が設けられている。エアバック装置の作動により、天面部に衝撃荷重が作用して開裂部が開裂し、エアバックが車両室内に展開される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-143502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、アッパパネルとロアパネルとを有するインストルメントパネルにおいて、上記例のようなエアバック装置を適用する場合、エアバック装置は、アッパパネルに取り付けられる。このような構造において、エアバック装置が作動すると、アッパパネルの天面部には、エアバックの展開に伴う衝撃荷重が、天面部の下方側から上方側に向かって作用する。
【0007】
当該衝撃荷重により天面部に設けられた開裂部が開裂し、エアバックが車両室内に展開される。天面部に衝撃荷重が作用するときの反力は、アッパパネルからロアパネルに作用する。このような反力が作用すると、ロアパネルへの負荷が増大し、インストルメントパネルの変形量が増大する可能性がある。
【0008】
一方で、上記例のエアバック装置をアッパパネルの天面部に取り付ける場合、エアバックの展開時に、アッパパネルの変形が増大するだけでなく、アッパパネルにおける天面部等の破断が促進される可能性がある。そのため、インストルメントパネルのアッパパネルにエアバック装置を取り付ける構造において、インストルメントパネルの変形及び破断を抑制し、エアバック装置を安定して作動させようとする上で、上記例の構造には、改善の余地があった。
【0009】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、アッパパネル及びロアパネルを有するインストルメントパネルにおけるアッパパネルの天面部にエアバック装置が設けられる構造において、エアバック装置を安定して作動させることが可能な車両前部構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係る車両前部構造は、車両室内の前部に配置されるインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの車両前方側に配置されるステアリングサポートメンバと、前記ステアリングサポートメンバに取り付けられているエアバック装置と、を有し、前記インストルメントパネルは、前記エアバック装置の上方に配置される天面部を有するアッパパネルと、該アッパパネルの下方側に配置されるロアパネルと、を有し、前記天面部には、前記エアバック装置を取り囲むチャンネル部が設けられている。当該車両前部構造であって、前記ステアリングサポートメンバは、車幅方向に延びるパイプ部材と、前記パイプ部材に設けられ、前記エアバック装置の下部を支持する支持ブラケットと、前記エアバック装置の車幅方向の両側に位置する前記パイプ部材から上方に延びる上方ステーと、前記支持ブラケットの少なくとも一部に車幅方向で重なるように配置され、前記パイプ部材から車両後方に延びる後方ステーと、を有し、前記各上方ステー及び前記後方ステーは、前記ロアパネルに接合されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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