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公開番号2025174000
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079953
出願日2024-05-16
発明の名称車両装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F01N 3/20 20060101AFI20251120BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】触媒装置を適切に加熱しつつコストを抑える技術を提供する。
【解決手段】車両装置10は、車両のエンジンコンパートメント内に配置される電気加熱式の触媒装置16と、エンジンコンパートメント内に配置され、触媒装置に電力を供給する車載充電器12と、を備える。車載充電器12は、触媒装置16に供給される電力の電流を検出する電流センサ18と、触媒装置16に供給される電力の電圧を検出する電圧センサ20と、電流センサ18および電圧センサ20の検出結果にもとづいて触媒装置16の抵抗値を算出する算出部22と、算出された抵抗値にもとづいて触媒装置16に供給する電力の範囲を決定する決定部24と、決定された電力の範囲内に収まる電力を触媒装置16に供給する供給部26と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のエンジンコンパートメント内に配置される電気加熱式の触媒装置と、
前記エンジンコンパートメント内に配置され、前記触媒装置に電力を供給する車載充電器と、を備え、
前記車載充電器は、
前記触媒装置に供給される電力の電流を検出する電流センサと、
前記触媒装置に供給される電力の電圧を検出する電圧センサと、
前記電流センサおよび前記電圧センサの検出結果にもとづいて前記触媒装置の抵抗値を算出する算出部と、
算出された抵抗値にもとづいて前記触媒装置に供給する電力の範囲を決定する決定部と、
前記決定された電力の範囲内に収まる電力を前記触媒装置に供給する供給部と、を有し、
前記決定部は、算出された抵抗値が所定値よりも大きい場合には、算出された抵抗値が所定値よりも小さい場合と比べて電力の範囲を大きくすることを特徴とする車両装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気加熱式の触媒装置に車載充電器から電力を供給する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電気加熱可能に構成され、内燃機関の排気ガスを浄化するための触媒装置と、触媒装置の温度を検出するための第1の温度検出部と、蓄電装置と、蓄電装置の温度を検出するための第2の温度検出部と、蓄電装置から電力を受け、触媒装置に加熱用電力を供給する触媒用電源装置と、触媒用電源装置を制御する制御装置とを備える車両が開示される。この制御装置は、蓄電装置の充電状態および第2の温度検出部の出力に基づいて蓄電装置から供給可能な第1の電力を算出し、第1の温度検出部の出力に応じて第1の電力を触媒用電源装置から触媒装置に供給するか否かを決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2011-111176号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術において、触媒装置を加熱し過ぎず、且つ加熱不足とならないことが望ましい。そこで、触媒用電源装置から触媒装置に供給する電力を精度良く検出しようとすると、電力を検出する電流センサや電圧センサのコストがかかる。
【0005】
本発明の目的は、触媒装置を適切に加熱しつつコストを抑える技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両装置は、車両のエンジンコンパートメント内に配置される電気加熱式の触媒装置と、エンジンコンパートメント内に配置され、触媒装置に電力を供給する車載充電器と、を備える。車載充電器は、触媒装置に供給される電力の電流を検出する電流センサと、触媒装置に供給される電力の電圧を検出する電圧センサと、電流センサおよび電圧センサの検出結果にもとづいて触媒装置の抵抗値を算出する算出部と、算出された抵抗値にもとづいて触媒装置に供給する電力の範囲を決定する決定部と、決定された電力の範囲内に収まる電力を触媒装置に供給する供給部と、を有する。決定部は、算出された抵抗値が所定値よりも大きい場合には、算出された抵抗値が所定値よりも小さい場合と比べて電力の範囲を大きくする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、触媒装置を適切に加熱しつつコストを抑える技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の車両装置の機能構成を示す図である。
触媒装置に供給する電力の範囲について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例の車両装置10の機能構成を示す図である。車両装置10を搭載する車両は、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、HEV(Hybrid Electric Vehicle)またはBEV(Battery Electric Vehicle)であってよく、自律的に走行可能な自動運転制御機能を有してよい。
【0010】
車両装置10は、車載充電器12、温度センサ14および触媒装置16を備え、車両のエンジンコンパートメント内に配置される。車両装置10は、車載充電器12側で触媒装置16の状態を演算して供給電力を決定する。そのため、触媒装置16にセンサを設けなくとも適切な電力を供給でき、車両装置10の部品点数を減らして車両装置10をコンパクトにでき、エンジンコンパートメントのスペースを確保できる。
(【0011】以降は省略されています)

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