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公開番号
2025171523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076961
出願日
2024-05-10
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/578 20210101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の蓄電スタックが全体的に発熱することを抑制可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置10は、第1蓄電スタック21および第2蓄電スタック22と、第1蓄電スタック21および第2蓄電スタック22を収容する収容ケース30と、第1蓄電スタック21および第2蓄電スタック22を電気的に接続する電気接続部材50と、を備え、収容ケース30は、第1蓄電スタック21または第2蓄電スタック22からガスが排出された際に膨張変形可能な膨張可能領域311を含み、電気接続部材50は、破断可能な脆弱部53c,54cを有し、かつ、膨張可能領域に固定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1蓄電スタックおよび第2蓄電スタックと、
前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックを収容する収容ケースと、
前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックを電気的に接続する電気接続部材と、を備え、
前記収容ケースは、前記第1蓄電スタックまたは前記第2蓄電スタックからガスが排出された際に膨張変形可能な膨張可能領域を含み、
前記電気接続部材は、破断可能な脆弱部を有し、かつ、前記膨張可能領域に固定されている、蓄電装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記電気接続部材と前記膨張可能領域との間に絶縁部材が介在している、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記収容ケース内において、前記第1蓄電スタックと前記第2蓄電スタックとの間に配置され、前記第1蓄電スタックと前記第2蓄電スタックとが配列された配列方向と交差する方向に沿って延びるクロス部材をさらに備え、
前記膨張可能領域は、前記配列方向と交差する方向において前記クロス部材に対向して配置されており、
前記電気接続部材は、前記クロス部材を跨ぐように設けられている、請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記収容ケースは、天板部を含み、
前記膨張可能領域は、前記天板部に設けられている、請求項3に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載される蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の蓄電装置として、国際公開第2020/134054号(特許文献1)には、複数の蓄電スタックの各々を配置する領域を区画するための区画部材を中空部材で構成し、当該中空部材の中空部を排煙経路として利用する構造が開示されている。中空部材には、蓄電スタックから排出されたガスを導入するための複数の貫通孔が設けられている。当該貫通孔から中空部に導入されたガスは、収容ケースの壁部内に設けられた排煙経路を通って収容ケース外に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/134054号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、複数の蓄電スタックは直列に電気的に接続されており、複数の蓄電スタックで構成される蓄電モジュールは、当該蓄電モジュールにおける総電位の総プラス端子および総マイナス端子を含む。
【0005】
複数の蓄電スタックのうちいずれかの蓄電スタックからガスが排出された場合には、当該ガスは、収容ケース内の収容空間内に広がる場合がある。ガスには、金属異物等のデブリが含まれており、デブリによって総プラス端子と総マイナス端子とが電気的に接続されることが起こり得る。このような場合には、総プラス端子と総マイナス端子とが短絡し、蓄電モジュールを構成する複数の蓄電スタックが全体的に発熱することが懸念される。
【0006】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、複数の蓄電スタックが全体的に発熱することを抑制可能な蓄電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に基づく蓄電装置は、第1蓄電スタックおよび第2蓄電スタックと、上記第1蓄電スタックおよび上記第2蓄電スタックを収容する収容ケースと、上記第1蓄電スタックおよび上記第2蓄電スタックを電気的に接続する電気接続部材と、を備える。上記収容ケースは、上記第1蓄電スタックまたは上記第2蓄電スタックからガスが排出された際に膨張変形可能な膨張可能領域を含む。上記電気接続部材は、破断可能な脆弱部を有し、かつ、上記膨張可能領域に固定されている。
【0008】
上記構成によれば、第1蓄電スタックまたは第2蓄電スタックからガスが排出された際に、収容ケースの膨張領域が膨張することにより、電気接続部材の脆弱部を破断させることができる。これにより、第1蓄電スタックと第2蓄電スタックの電気的接続を遮断することができる。この結果、第1蓄電スタックおよび第2蓄電スタックが全体的に発熱することを抑制できる。
【0009】
上記本開示に基づく蓄電装置にあっては、上記電気接続部材と上記膨張可能領域との間に絶縁部材が介在していてもよい。
【0010】
上記構成によれば、電気接続部材と収容ケースの膨張領域とを電気的に絶縁することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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