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公開番号2025179679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-10
出願番号2024086587
出願日2024-05-28
発明の名称車両前部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/08 20060101AFI20251203BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ラジェータを通過した空気をスムーズにホイールハウスの中に流入させる。
【解決手段】フロントコンパートメント10と、前輪25Lを収容するホイールハウス20Lと、ラジェータ30とを備える車両前部構造100であって、ホイールハウス20Lは、フロントコンパートメント10と連通する開口23Lを備え、ラジェータ30を通ってフロントコンパートメント10に流入した空気を開口23Lに導くガイド部材60であって、空気を受ける前方面60Aが凹曲面であるガイド部材60を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両前部に配置されるフロントコンパートメントと、
前輪を収容するホイールハウスと、
前記フロントコンパートメントの前部に収容されたラジェータと、を備える車両前部構造であって、
前記ホイールハウスは、前記フロントコンパートメントと連通する開口を備え、
前記ラジェータを通って前記フロントコンパートメントに流入した空気を前記開口に導くガイド部材であって、前記空気を受ける前方面が凹曲面であるガイド部材を備えること、
を特徴とする車両前部構造。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両前部構造であって、
前記フロントコンパートメントは、内部に駆動ユニットを収容し、
前記ガイド部材は、前記ラジェータと前記駆動ユニットの間に配置され、
前記開口は、前記ホイールハウスの前方に設けられていること、
を特徴とする車両前部構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車両前部構造であって、
前記フロントコンパートメントの内部に配置され、前記駆動ユニットの上部を覆う樹脂製の意匠カバーを備え、
前記ガイド部材は、前記意匠カバーの前端から垂れ下がるように配置された板部材であり、前記意匠カバーと一体に樹脂成型されていること、
を特徴とする車両前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造、特に、車両前方に配置されたフロントコンパートメントの構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両前方のフロントコンパートメントの下面を覆うアンダーカバーの左右の端部に立ち上がり部を配置し、立ち上がり部に設けた開口から左右のホイールハウスの中に空気を導入する車両前部構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-1419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載された従来技術の車両前部構造は、フロントコンパートメントからホイールハウスの内部に連通する開口を設けたのみで、ラジェータを通過した空気をホイールハウスの内部にスムーズに導入するには改善の余地があった。
【0005】
そこで、本開示は、ラジェータを通過した空気をスムーズにホイールハウスの中に流入させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両前部構造は、車両前部に配置されるフロントコンパートメントと、前輪を収容するホイールハウスと、前記フロントコンパートメントの前部に収容されたラジェータと、を備える車両前部構造であって、前記ホイールハウスは、前記フロントコンパートメントと連通する開口を備え、前記ラジェータを通って前記フロントコンパートメントに流入した空気を前記開口に導くガイド部材であって、前記空気を受ける前方面が凹曲面であるガイド部材を備えること、を特徴とする。
【0007】
これにより、ガイド部材によりラジェータを通過した空気をスムーズにホイールハウスの中に流入させることができる。このため、ラジェータを通過した空気によりフロントコンパートメントの中の圧力が上昇することを抑制し、ラジェータのファンの効率を向上できる。
【0008】
本開示の車両前部構造において、前記フロントコンパートメントは、内部に駆動ユニットを収容し、前記ガイド部材は、前記ラジェータと前記駆動ユニットの間に配置され、前記開口は、前記ホイールハウスの前方に設けられてもよい。
【0009】
これにより、ラジェータを通過した空気をホイールハウスの前方からホイールハウスの内部に流入させることができ、スムーズに車両の外部に流出させることができる。このため、ラジェータを通過した空気によりフロントコンパートメントの中の圧力が上昇することを効果的に抑制できる。
【0010】
本開示の車両前部構造において、前記フロントコンパートメントの内部に配置され、前記駆動ユニットの上部を覆う樹脂製の意匠カバーを備え、前記ガイド部材は、前記意匠カバーの前端から垂れ下がるように配置された板部材であり、前記意匠カバーと一体に樹脂成型されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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