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公開番号
2025181093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024088854
出願日
2024-05-31
発明の名称
外部充電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60L
53/20 20190101AFI20251204BHJP(車両一般)
要約
【課題】SMRの故障リスクを低減させる外部充電システムを提供する。
【解決手段】車載の駆動用電池に対して外部充電設備から充電可能な車両の外部充電システムであって、車両に設けられ、外部充電設備から電力を受電する充電器と、駆動用電池と充電器との間の状態を接続状態と遮断状態とに切換え可能なSMRと、車両の走行中に車両のユーザーから外部充電設備による蓄電装置の充電要求があった場合に、車両の走行中にSMRに対して接続状態への切換え要求を送信する制御部と、を備え、制御部は、接続状態への切換え要求の送信後、SMRを遮断状態に切換えさせることなく、停車した車両の外部充電設備からの充電を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車載の駆動用電池に対して外部充電設備から充電可能な車両の外部充電システムであって、
前記車両に設けられ、前記外部充電設備から電力を受電する充電器と、
前記駆動用電池と前記充電器との間の状態を接続状態と遮断状態とに切換え可能なSMRと、
前記車両の走行中に前記車両のユーザーから前記外部充電設備による前記駆動用電池の充電要求があった場合に、前記車両の走行中に前記SMRに対して前記接続状態への切換え要求を送信する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記接続状態への前記切換え要求の送信後、前記SMRを前記遮断状態に切換えさせることなく、停車した前記車両の前記外部充電設備からの充電を開始する、外部充電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の蓄電装置を充電するための車両の外部充電システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、外部充電システムに関する技術文献として、特開2012―130207号公報が知られている。この公報には、車両のECUが起動状態であるがPCUが非駆動状態であるIG-ON状態の期間にSMRが非導通でかつ充電ケーブルが非接続である状態の継続時間が閾値を上回る場合に車両電源を自動的に遮断してIG-ON状態を終了させる車両が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012―130207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両の外部充電に際してSMRの切換え回数が多くなるほどSMRの故障リスクが高まっていく。このため、SMRの切換え回数を抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、車載の駆動用電池に対して外部充電設備から充電可能な車両の外部充電システムであって、車両に設けられ、外部充電設備から電力を受電する充電器と、駆動用電池と充電器との間の状態を接続状態と遮断状態とに切換え可能なSMRと、車両の走行中に車両のユーザーから外部充電設備による駆動用電池の充電要求があった場合に、車両の走行中にSMRに対して接続状態への切換え要求を送信する制御部と、を備え、制御部は、接続状態への切換え要求の送信後、SMRを遮断状態に切換えさせることなく、停車した車両の外部充電設備からの充電を開始する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の各態様によれば、車両の走行中に車両のユーザーから外部充電設備による駆動用電池の停車充電要求があった場合に、SMRに対して接続状態への切換え要求を行い、接続状態への切換え要求の送信後、SMRを遮断状態に切換えさせることなく、停車した車両の外部充電設備からの充電を開始するので、車両停止により充電前にSMRを一度遮断状態に切り換える従来の装置と比べて、不要なSMRの切り換えを避けることができ、SMRの故障リスクを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る外部充電システムを示すブロック図である。
走行中の車両が充電を完了するまでの各種状態を示すグラフである。
外部充電システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、一実施形態に係る外部充電システム1を示すブロック図である。図1に示す外部充電システム1は、車両の駆動用電池31に対して外部充電設備2から充電可能な車両に搭載され、外部充電をコントロールするシステムである。車両は例えばハイブリッド車両(HEV :Hybrid Electric Vehicle)である。車両は、プラグインハイブリッド車(PHEV :Plug-in Hybrid Electric Vehicle)であってもよく、電気自動車(BEV :Battery Electric Vehicle)であってもよい。
【0010】
駆動用電池31は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。駆動用電池31は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。駆動用電池31は、PCU(Power Control Unit)(図示せず)を介して車両の駆動力を発生させるために電力を供給する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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