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公開番号
2025177946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024085119
出願日
2024-05-24
発明の名称
車両締結構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
27/02 20060101AFI20251128BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ボルトによる機械的な締結と、接着材による接合とを組み合わせた車両締結構造において、締結状態を良好に維持できる車両締結構造を得る。
【解決手段】車両締結構造は、締結対象部材20における被締結部材と対向する対向面20Aに開口され、ボルトが螺合可能なボルト孔36と、対向面20Aから被締結部材側へ突出してボルト孔36の孔縁を囲うと共に、被締結部材に接するボルト用段差部38と、対向面20Aから被締結部材側へ突出して接着材が配置される接着材用段差部40と、を有し、接着材用段差部40は、ボルト用段差部38の周囲にボルト用段差部38に対して隙間をあけて複数に分割して配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
締結対象部材における被締結部材と対向する対向面に開口され、ボルトが螺合可能なボルト孔と、
前記対向面から前記被締結部材側へ突出して前記ボルト孔の孔縁を囲うと共に、前記被締結部材に接するボルト用段差部と、
前記対向面から前記被締結部材側へ突出して接着材が配置される接着材用段差部と、
を有し、
前記接着材用段差部は、前記ボルト用段差部の周囲に前記ボルト用段差部に対して隙間をあけて複数に分割して配置されている、
車両締結構造。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記対向面は、前記被締結部材と車両幅方向に対向する第1対向面と、前記被締結部材と車両上下方向に対向する第2対向面とを含んで構成されている、請求項1に記載の車両締結構造。
【請求項3】
前記第1対向面には、前記ボルト用段差部及び前記接着材用段差部が設けられ、
前記第2対向面には、少なくとも前記接着材用段差部が設けられている、請求項2に記載の車両締結構造。
【請求項4】
前記ボルト孔は、車両前後方向に沿って複数形成されると共に、隣接する前記ボルト孔同士が車両上下方向にずれるように互い違いの位置に形成されている、請求項1に記載の車両締結構造。
【請求項5】
前記締結対象部材は、ダイキャストにより形成されて車両骨格を構成する車両骨格部材である、請求項1~4の何れか1項に記載の車両締結構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両締結構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のエンジンにおけるシリンダブロックとオイルパンとの締結構造が開示されている。具体的には、オイルパンとシリンダブロックとをボルト及びナットによって固定する構造において、シリンダブロックのフランジに、シール性を有する接着剤が塗布される接着剤塗布面が設けられた構造となっている。また、特許文献1には、接着剤塗布面と締結孔との間に、剥離剤が通過するための溝が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-316574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の構造では、接着剤塗布面がフランジに沿って一周に亘って連続して配置されているため、接着時に接着剤が締結孔まで広がってボルト締結の締結状態を良好に維持できない可能性がある。
【0005】
本発明は、ボルトによる機械的な締結と、接着材による接合とを組み合わせた車両締結構造において、締結状態を良好に維持できる車両締結構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両締結構造は、締結対象部材における被締結部材と対向する対向面に開口され、ボルトが螺合可能なボルト孔と、前記対向面から前記被締結部材側へ突出して前記ボルト孔の孔縁を囲うと共に、前記被締結部材に接するボルト用段差部と、前記対向面から突出して接着材が配置される接着材用段差部と、を有し、前記接着材用段差部は、前記ボルト用段差部の周囲に前記ボルト用段差部に対して隙間をあけて複数に分割して配置されている。
【0007】
請求項1に係る車両締結構造では、締結対象部材における被締結部材と対向する対向面にボルト孔が開口されており、このボルト孔にボルトが螺合可能となっている。また、締結対象部材の対向面から被締結部材側へボルト用段差部が突出しており、ボルト用段差部は、ボルト孔の孔縁を囲うと共に、被締結部材に接する。さらに、締結対象部材の対向面から被締結部材側へ接着材用段差部が突出しており、接着材用段差部には接着材が配置される。このように、ボルト用段差部及び接着材用段差部がそれぞれ対向面から突出しているため、接着材がボルト孔の周囲まで広がるのを抑制できる。
【0008】
さらに、接着材用段差部は、前記ボルト用段差部の周囲に前記ボルト用段差部に対して隙間をあけて複数に分割して配置されている。これにより、接着材が隣接する接着材用段差部の隙間に入り込むことで、接着材が意図しない部分まで広がらずに済み、締結対象部材の締結状態を良好に維持できる。
【0009】
請求項2に係る車両締結構造は、請求項1において、前記対向面は、前記被締結部材と車両幅方向に対向する第1対向面と、前記被締結部材と車両上下方向に対向する第2対向面とを含んで構成されている。
【0010】
請求項2に係る車両締結構造では、第1対向面と第2対向面の2つの面で締結対象部材が被締結部に締結されるため、締結対象部材を車両幅方向及び車両上下方向で取付け可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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