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公開番号2025178795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085606
出願日2024-05-27
発明の名称電気自動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20251202BHJP(車両一般)
要約【課題】スポーツカーらしいプロポーションを維持しつつ、ハーネスの配策長の低減を実現できる電気自動車を提供する。
【解決手段】電気自動車100は、モータと、モータによる回転をドライブシャフトに伝える減速機と、を備える駆動装置20を備える。電気自動車100は、バッテリ14が貯留している電力を変換し、変換した電力を駆動装置20に供給する電力変換装置19を備える。電気自動車100は、バッテリ14が貯留している電気により作動する電子機器である第1電気部品を備える。バッテリ14は、運転席12と助手席の間にキャビンの前後に亘って配設されている。駆動装置20は、モータの回転軸の延長線上に、減速機とドライブシャフトが配設された一軸構造であり、左右の前輪10の間に配置されている。電力変換装置19は、駆動装置20の上方に配置されている。第1電気部品は、電力変換装置19の上方に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
バッテリが貯留している電気によって駆動輪を駆動する電気自動車であり、
モータと、前記モータによる回転をドライブシャフトに伝える減速機と、を備える駆動装置と、
前記バッテリが貯留している電力を変換し、変換した前記電力を前記駆動装置に供給する電力変換装置と、
前記バッテリが貯留している前記電気により作動する電子機器である第１電気部品と、を備え、
前記バッテリは、複数のバッテリセルが収容されており、運転席と助手席の間にキャビンの前後に亘って配設されており、
前記駆動装置は、前記モータの回転軸の延長線上に、前記減速機と前記ドライブシャフトが配設された一軸構造であり、左右の前輪の間に配置されており、
前記電力変換装置は、前記駆動装置の上方に配置されており、
前記第１電気部品は、前記電力変換装置の上方に配置されている
電気自動車。
続きを表示（約 420 文字）【請求項２】
前記第１電気部品は、外部からの前記電気を昇圧し、前記バッテリに供給するＤＣＤＣコンバータである
請求項１に記載の電気自動車。
【請求項３】
前記外部から前記電気を前記ＤＣＤＣコンバータに供給するための接続口である充電口を備え、
前記充電口は、前記ＤＣＤＣコンバータが位置する高さに配置されている
請求項２に記載の電気自動車。
【請求項４】
前記バッテリが貯留している前記電気により作動し、かつ、前記第１電気部品とは別の前記電子機器である第２電気部品を備え、
前記第２電気部品は、前記第１電気部品の後方に配置されている
請求項１～請求項３の何れか一項に記載の電気自動車。
【請求項５】
前記第２電気部品は、前記バッテリからの前記電力を、接続された各機器に分配して供給する電力供給装置である
請求項４に記載の電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は電気自動車に関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電気自動車が開示されている。この電気自動車は、運転席と助手席の間にバッテリが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－５２０１３９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
スポーツカータイプの電気自動車の需要がある。電気自動車において、スポーツカーらしいプロポーションを実現するためには、運転席及び助手席よりも前方の部分の車高を低くし、かつ、車室内の着座位置を低くすることが望ましい。
【０００５】
電気自動車において、バッテリが貯留する電気を用いる機器は、ハーネスにより接続している。限られた車内スペースにおいて、ハーネスの配策長の低減を実現するためには、レイアウトに工夫の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するための電気自動車は、バッテリが貯留している電気によって駆動輪を駆動する。この電気自動車は、モータと、前記モータによる回転をドライブシャフトに伝える減速機と、を備える駆動装置を備える。この電気自動車は、前記バッテリが貯留している電力を変換し、変換した前記電力を前記駆動装置に供給する電力変換装置を備える。この電気自動車は、前記バッテリが貯留している前記電気により作動する電子機器である第１電気部品を備える。この電気自動車において、前記バッテリは、複数のバッテリセルが収容されており、運転席と助手席の間にキャビンの前後に亘って配設されている。この電気自動車において、前記駆動装置は、前記モータの回転軸の延長線上に、前記減速機と前記ドライブシャフトが配設された一軸構造であり、左右の前輪の間に配置されている。この電気自動車において、前記電力変換装置は、前記駆動装置の上方に配置されている。この電気自動車において、前記第１電気部品は、前記電力変換装置の上方に配置されている。
【発明の効果】
【０００７】
上記の電気自動車は、スポーツカーらしいプロポーションを維持しつつ、ハーネスの配策長の低減を実現している。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態の電気自動車を上から見たときのバッテリ及びその周辺の機器の配置を示す模式図である。
図２は、実施形態の電気自動車を横から見たときのバッテリ及びその周辺の機器の配置を示す模式図である。
図３は、実施形態の電気自動車が備える駆動装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、電気自動車の一実施形態について、図１～図３を参照して説明する。
なお、図１及び図２には、矢印で方向が示されている。図１及び図２において、Ｆｒは、電気自動車１００の前方向を示している。図１及び図２において、Ｒｒは、電気自動車１００の後ろ方向を示している。図１において、Ｒｈは、電気自動車１００の前方を向いている搭乗者から見た場合の右側を示している。図１において、Ｌｈは、電気自動車１００の前方を向いている搭乗者から見た場合の左側を示している。
【００１０】
＜バッテリ１４及び駆動装置２０の配置＞
図１は、電気自動車１００を上から見たときのバッテリ１４とその周辺の機器の配置を示している。また、図２は、電気自動車１００を図１中のＬｈの方向から見たときのバッテリ１４とその周辺の機器の配置を示している。
（【００１１】以降は省略されています）

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