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公開番号
2025177947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024085120
出願日
2024-05-24
発明の名称
車両下部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20251128BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】前輪周辺の空力特性を向上させることができる車両下部構造を得る。
【解決手段】車両下部構造は、車両前部の下面を構成するフロントアンダカバー16と、
フロントアンダカバー16の車両後方側に間隔を空けて配置されたセンタアンダカバー18と、フロントアンダカバー16とセンタアンダカバー18とを跨いで配置されると共に、車両側面視で直線状に配置された格納状態と、車両側面視で下側に凸形状となって変形部28が前輪20の車両前方側かつ格納状態よりも車両下方側に配置される展開状態と、になり得る可動式アンダカバー22と、を有し、フロントアンダカバー16に接続された前側接続部24Bは、車両幅方向を軸方向として回動可能に接続され、後側接続部26Bは、車両幅方向を軸方向として回動可能かつ、車両底面視でセンタアンダカバー18と重なる範囲内で車両前後方向に摺動可能に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前部の下面を構成するフロントアンダカバーと、
前記フロントアンダカバーの車両後方側に間隔を空けて配置されたセンタアンダカバーと、
前記フロントアンダカバーと前記センタアンダカバーとを跨いで配置されると共に、車両幅方向一端から他端まで延在し、車両前後方向中央部に変形部を備え、車両側面視で直線状に配置された格納状態と、車両側面視で下側に凸形状となって前記変形部が前輪の車両前方側かつ前記格納状態よりも車両下方側に配置される展開状態と、になり得る可動式アンダカバーと、
を有し、
前記可動式アンダカバーにおいて、前記フロントアンダカバーに接続された前側接続部及び前記センタアンダカバーに接続された後側接続部の一方は、車両幅方向を軸方向として回動可能に接続され、前記前側接続部及び前記後側接続部の他方は、車両幅方向を軸方向として回動可能かつ、車両底面視で前記フロントアンダカバー又は前記センタアンダカバーと重なる範囲内で車両前後方向に摺動可能に接続されている、
車両下部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両の整流装置が開示されている。この整流装置は、展開方向に回転されることで車両の前輪の前側に展開され、収納方向に回転されることで車体に収納されるエアスパッツと、エアスパッツを展開させる駆動装置と、を含んで構成されている。下記特許文献1に記載の技術では、エアスパッツが展開されることで、走行風が前輪に当たることが抑制され、エアスパッツが格納されることで、最低地上高が確保される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-095561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術では、エアスパッツが展開された際に前輪周辺が開口してしまうため、所望の空力特性を得られない虞がある。よって、車両の最低地上高を確保しつつ、前輪周辺の空力特性を向上させるには、改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両の最低地上高を確保しつつ前輪周辺の空力特性を向上させることができる車両下部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る車両下部構造は、車両前部の下面を構成するフロントアンダカバーと、前記フロントアンダカバーの車両後方側に間隔を空けて配置されたセンタアンダカバーと、前記フロントアンダカバーと前記センタアンダカバーとを跨いで配置されると共に、車両幅方向一端から他端まで延在し、車両前後方向中央部に変形部を備え、車両側面視で直線状に配置された格納状態と、車両側面視で下側に凸形状となって前記変形部が前輪の車両前方側かつ前記格納状態よりも車両下方側に配置される展開状態と、になり得る可動式アンダカバーと、を有し、前記可動式アンダカバーにおいて、前記フロントアンダカバーに接続された前側接続部及び前記センタアンダカバーに接続された後側接続部の一方は、車両幅方向を軸方向として回動可能に接続され、前記前側接続部及び前記後側接続部の他方は、車両幅方向を軸方向として回動可能かつ、車両底面視で前記フロントアンダカバー又は前記センタアンダカバーと重なる範囲内で車両前後方向に摺動可能に接続されている。
【0007】
請求項1に記載の本発明によれば、可動式アンダカバーは、車両前部の下面を構成するフロントアンダカバーと、当該フロントアンダカバーの車両後方側に配置されたセンタアンダカバーとの間に跨って配置されており、車両幅方向一端から他端まで延在している。つまり、可動式アンダカバーは、フロントアンダカバーとセンタアンダカバーとの間において車両の下面を構成している。
【0008】
可動式アンダカバーは、車両前後方向中央部に変形部を備えていることによって変形され、格納状態と展開状態とをとることができる。可動式アンダカバーは、車両側面視で直線状に配置されることで格納される(格納状態となる)。これにより、最低地上高を高く確保することができる。一方、車両側面視で変形部が格納状態よりも車両下方側に配置されると、可動式アンダカバーは下側に凸形状となって展開される(展開状態となる)。
【0009】
可動式アンダカバーは、前側接続部においてフロントアンダカバーに接続され、後側接続部においてセンタアンダカバーに接続されている。前側接続部及び後側接続部の一方は、車両幅方向を軸方向として回動可能に接続され、前側接続部及び後側接続部の他方は、車両幅方向を軸方向として回動可能かつ車両前後方向に摺動可能に接続されている。よって、可動式アンダカバーは、格納状態から、前側接続部及び後側接続部の一方が車両幅方向を軸方向として回動しつつ、前側接続部及び後側接続部の他方が車両幅方向を軸方向として回動しながら一方へ近づくように摺動することで、変形部が車両下方側へ移動し、下側に凸形状となって展開される(展開状態となる)。
【0010】
車両が走行する際、フロントアンダカバーの車両下方側を通って車両後方側へ移動する走行風は、可動式アンダカバーにおける変形部よりも車両前方側の部分に当たり、車両下方側へ誘導される。変形部は、展開状態において、前輪の車両前方側に配置される。よって、車両の走行時に可動式アンダカバーが展開状態となることで、ホイールハウスへの走行風の流入が抑制され、前輪周辺の空力特性が向上される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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