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公開番号2025180216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087392
出願日2024-05-29
発明の名称受電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 50/10 20160101AFI20251204BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】再導通時のサージを抑制することができる受電装置を提供すること。
【解決手段】送電装置から非接触で伝送された電力を受け取る受電装置であって、保護制御時に使用され、受電コイルと電池とを電気的に遮断する遮断回路を備え、遮断回路は、受電コイルと電池との間に設けられた第1リレーと、受電コイルと第1リレーとを繋ぐ第1電力線から分岐した第2電力線に設けられた第2リレーと、第2リレーとグランドとの間に設けられた放電抵抗と、電圧が所定の出力閾値を超えた場合に第1リレーを開くように第1リレーに出力する第1コンパレータと、電圧が所定の出力閾値を超えた場合に第2リレーを閉じるように第2リレーに出力する第2コンパレータと、を有し、第2コンパレータの出力閾値は、第1コンパレータの出力閾値よりも低い電圧に設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
送電装置から非接触で伝送された電力を受け取る受電装置であって、
保護制御時に使用され、受電コイルと電池とを電気的に遮断する遮断回路を備え、
前記遮断回路は、
前記受電コイルと前記電池との間に設けられた第１リレーと、
前記受電コイルと前記第１リレーとを繋ぐ第１電力線から分岐した第２電力線に設けられた第２リレーと、
前記第２リレーとグランドとの間に設けられた放電抵抗と、
電圧が所定の出力閾値を超えた場合に前記第１リレーを開くように前記第１リレーに出力する第１コンパレータと、
電圧が所定の出力閾値を超えた場合に前記第２リレーを閉じるように前記第２リレーに出力する第２コンパレータと、を有し、
前記第２コンパレータの出力閾値は、前記第１コンパレータの出力閾値よりも低い電圧に設定されている
ことを特徴とする受電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、受電装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、受電装置に非接触で電力を伝送する送電装置について、インバータの出力を停止する送電停止制御を実行する制御部を備えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１５８０６６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の構成では、異常発生時に生じるサージ電圧が大きく、受電装置とその周辺機器内の部品破損を引き起こす虞がある。
【０００５】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、再導通時のサージを抑制することができる受電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、送電装置から非接触で伝送された電力を受け取る受電装置であって、保護制御時に使用され、受電コイルと電池とを電気的に遮断する遮断回路を備え、前記遮断回路は、前記受電コイルと前記電池との間に設けられた第１リレーと、前記受電コイルと前記第１リレーとを繋ぐ第１電力線から分岐した第２電力線に設けられた第２リレーと、前記第２リレーとグランドとの間に設けられた放電抵抗と、電圧が所定の出力閾値を超えた場合に前記第１リレーを開くように前記第１リレーに出力する第１コンパレータと、電圧が所定の出力閾値を超えた場合に前記第２リレーを閉じるように前記第２リレーに出力する第２コンパレータと、を有し、前記第２コンパレータの出力閾値は、前記第１コンパレータの出力閾値よりも低い電圧に設定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明では、再導通時のサージを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態における非接触充電システムを示す図である。
図２は、再導通時の状態を説明するためのタイムチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態における受電装置について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【００１０】
図１は、実施形態における非接触充電システムを示す図である。非接触充電システム１は、送電装置２と、受電装置３とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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