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公開番号
2025174137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080234
出願日
2024-05-16
発明の名称
取付金具および吊下物の取付構造
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
9/00 20060101AFI20251120BHJP(建築物)
要約
【課題】天井材に対して適切な位置に吊下物を配置し易い取付金具および吊下物の取付構造を提供する。
【解決手段】吊下物7を横架材5から吊り下げるための取付金具20であって、天井裏1Aにある横架材5に取り付けられる第1取付部21と、第1取付部21から下方に延びる下垂部22と、下垂部22の下端22Bに設けられる第2取付部23と、第2取付部23に対して相対移動可能に設けられる吊下部材24と、を備える。
建築物。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
吊下物を横架材から吊り下げるための取付金具であって、
天井裏にある前記横架材に取り付けられる第1取付部と、
前記第1取付部から下方に延びる下垂部と、
前記下垂部の下端に設けられる第2取付部と、
前記第2取付部に対して相対移動可能に設けられる吊下部材と、を備える、
取付金具。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記下垂部には、補強部が設けられる、
請求項1に記載の取付金具。
【請求項3】
前記第2取付部には、貫通孔が設けられ、
前記貫通孔の上部には、第1ナットが溶接され、
前記吊下部材は、雄ねじを有し、
前記雄ねじは、前記雄ねじが前記貫通孔に挿通された状態において、前記第1ナットに係合し、
前記雄ねじには、前記第2取付部の下部から取り付けられる第2ナットが係合し、
前記吊下部材は、前記第2ナットを締め込むことによって、前記第2取付部に取り付けられる、
請求項1に記載の取付金具。
【請求項4】
前記吊下部材に設けられ、かつ、前記吊下物を取り付けるための吊下物取付部をさらに備える、
請求項1に記載の取付金具。
【請求項5】
前記吊下部材として、第1吊下部材と、第2吊下部材と、を備え、
前記吊下物取付部は、前記第1吊下部材と前記第2吊下部材とによって支持される、
請求項4に記載の取付金具。
【請求項6】
吊下物の取付構造であって、
請求項4または5に記載の取付金具と、
前記横架材と、
天井材と、を備え、
前記第1取付部、前記下垂部、および、前記第2取付部は、前記天井裏に配置され、
前記吊下部材は、前記天井材に設けられる挿通孔を通るように配置され、
前記吊下物取付部は、前記天井材よりも下に配置される、
吊下物の取付構造。
【請求項7】
前記天井材は、前記下垂部と間隔をあけて配置される、
請求項6に記載の吊下物の取付構造。
【請求項8】
前記吊下部材は、前記挿通孔に接触しないように構成される、
請求項6に記載の吊下物の取付構造。
【請求項9】
前記挿通孔の直径は、30mm以上、かつ、40mm以下である、
請求項6に記載の吊下物の取付構造。
【請求項10】
前記挿通孔を塞ぐように前記天井材の下部に設けられるプレートをさらに備える、
請求項6に記載の吊下物の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、取付金具および吊下物の取付構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
天井付近にサイン等の吊下物を配置する場合、吊下物は天井材または横架材から吊り下げられる。具体的には、天井材または横架材に取り付けられる金具を介して、吊下物が吊り下げられる。横架材に吊下物を吊り下げる技術の一例として、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1の支持金具は、一端が横架材の一部と係合し、かつ、他端が吊戸棚の上面に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-194447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、天井材に取り付けられる金具を介して吊下物を吊り下げる場合、天井材に吊下物の荷重がかかるため、耐震性を向上させ難い。そこで、特許文献1に記載の技術のように横架材に金具を取り付けるとともに、天井材の下の所定位置に吊下物を配置することが考えられる。しかしながら、天井材の下の所定位置に吊下物を配置するためには、天井材と横架材との間の距離に応じた金具を用意する手間がかかる。本開示では、天井材に対して適切な位置に吊下物を配置し易い、取付金具および吊下物の取付構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する取付金具は、吊下物を横架材から吊り下げるための取付金具であって、天井裏にある前記横架材に取り付けられる第1取付部と、前記第1取付部から下方に延びる下垂部と、前記下垂部の下端に設けられる第2取付部と、前記第2取付部に対して相対移動可能に設けられる吊下部材と、を備える。
【0006】
この構成によれば、取付金具は、吊下部材を第2取付部に対して相対移動させることによって、天井材の下の所定位置に吊下物を配置できる。したがって、取付金具は、天井材に対して適切な位置に吊下物を配置し易い。
【0007】
(2)上記(1)の取付金具において、前記下垂部には、補強部が設けられる。この構成によれば、取付金具は、補強部によって、強度を向上できる。
【0008】
(3)上記(1)または(2)の取付金具において、前記第2取付部には、貫通孔が設けられ、前記貫通孔の上部には、第1ナットが溶接され、前記吊下部材は、雄ねじを有し、前記雄ねじは、前記雄ねじが前記貫通孔に挿通された状態において、前記第1ナットに係合し、前記雄ねじには、前記第2取付部の下部から取り付けられる第2ナットが係合し、前記吊下部材は、前記第2ナットを締め込むことによって、前記第2取付部に取り付けられる。この構成によれば、第2取付部に第1ナットが溶接されているため、吊下部材は、第2取付部に取り付けられやすい。
【0009】
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つの取付金具において、前記吊下部材に設けられ、かつ、前記吊下物を取り付けるための吊下物取付部をさらに備える。この構成によれば、取付金具は、吊下物取付部によって、吊下物を横架材から吊り下げることができる。
【0010】
(5)上記(4)の取付金具において、前記吊下部材として、第1吊下部材と、第2吊下部材と、を備え、前記吊下物取付部は、前記第1吊下部材と前記第2吊下部材とによって支持される。この構成によれば、第1吊下部材と第2吊下部材とによって吊下物取付部を支持するため、吊下物の細かい揺れを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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