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公開番号2025131469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024041714
出願日2024-02-28
発明の名称転落防止用手摺
出願人個人
代理人
主分類E04F 11/18 20060101AFI20250902BHJP(建築物)
要約【課題】転落事故の防止を可能にすると共に、耐久性が向上した転落防止用手摺を提供する。
【解決手段】本発明に係る転落防止用手摺1は、一対の外枠部3と、一対の外枠部3の上部間に横設した棒状の水平片10と、で手摺部2を構成し、外枠部3は、棒状の傾斜片4と垂直片5と、からなり、傾斜片4と垂直片5は、側面視で床面F側に傾斜した傾斜片4の下端部に垂直片5を垂下して側面視へ字状に形成し、垂直片5は、基体Aに対して手摺部2を回動自在とする回動軸6を有する回動部12と、回動軸6を中心に下方に回動させた手摺部2を上方に復帰させる付勢部17と、手摺部2の上方への回動を規制する上方規制部18と、を中途部に形成し、垂直片5の下端側は、下方に回動させた手摺部2が基体A側と当接して回動を規制する下方規制部20であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベランダや屋上の床面から外方への転落を防止するための防護柵を構成する基体の上部に配設される手摺であって、
一対の外枠部と、一対の前記外枠部の上部間に横設した棒状の水平片と、で手摺部を構成し、
前記外枠部は、棒状の傾斜片と垂直片と、からなり、前記傾斜片と前記垂直片は、側面視で床面側に傾斜した前記傾斜片の下端部に前記垂直片を垂下して側面視へ字状に形成し、
前記垂直片は、前記基体に対して前記手摺部を回動自在とする回動軸を有する回動部と、前記回動軸を中心に下方に回動させた前記手摺部を上方に復帰させる付勢部と、前記手摺部の上方への回動を規制する上方規制部と、を中途部に形成し、
前記垂直片の下端側は、下方に回動させた前記手摺部が前記基体側と当接して回動を規制する下方規制部であることを特徴とする転落防止用手摺。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記上方規制部は、前記回動部よりも上側に形成したことを特徴とする請求項1に記載の転落防止用手摺。
【請求項3】
前記付勢部は、前記上方規制部よりも上側に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の転落防止用手摺。
【請求項4】
前記付勢部は、前記回動部よりも下側に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の転落防止用手摺。
【請求項5】
前記下方規制部と前記基体側との当接箇所に当接を知らせる報知部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の転落防止用手摺。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、幼児や子供のベランダからの転落を防止するベランダの転落防止用手摺に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、幼児や子供がベランダから転落し重傷又は死亡する事故が起きている。また、転落事故が起きる原因として、ベランダで遊んでいるときに置いてあった物を足場にして手摺を乗り越え転落、手摺に捕まり、前のめりになって転落するなどの例が挙げられる。このような上記で挙げた例から、幼児又は子供の転落を防ぐのに元々ある手摺や柵だけでは限界がある。従って、元々設置されている手摺や柵に転落防止が期待できるものを付加させることで、転落事故のリスクを減らすことが重要である。
【0003】
このように転落するのを防ぐための転落防止用柵に係る技術が、例えば特許文献1に開示されている。本技術によれば、転落防止柵が可動することは出来ないが安全な方向に傾いており、布団が干せる機能を有している。
【0004】
また、転落事故のリスクを減らすためには、手摺を可動させることで、安全な方向に倒れることが必要不可欠である。
【0005】
そこで、手摺(安全柵)の可動に係る技術が、例えば特許文献2に開示されている。本技術によれば、既存の手摺に主軸をもうけ、そこから上方に伸延する安全柵を取付けばねにより回転又は上下するもので、手摺(安全柵)を掴んだら安全柵が内側に倒れ乗り越えにくい構造になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-140970号公報
特開2001-140335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
確かに、特許文献2に開示された技術によれば、安全柵が回転又は上下するという機能は転落を防止する上で効果はあるが、安全柵の下端側で支持する主軸により可動するため、安全柵が下方の停止位置まで回転した後は安全柵の長さに応じて主軸周縁に過大なモーメントが集中してしまうため安全柵の耐久性に問題を有している。
【0008】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、転落事故の防止を可能にすると共に、耐久性が向上した転落防止用手摺を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上のような目的を達成するために、本発明は以下の技術を提供する。
【0010】
請求項1に係る発明では、ベランダや屋上の床面から外方への転落を防止するための防護柵を構成する基体の上部に配設される手摺であって、一対の外枠部と、一対の前記外枠部の上部間に横設した棒状の水平片と、で手摺部を構成し、前記外枠部は、棒状の傾斜片と垂直片と、からなり、前記傾斜片と前記垂直片は、側面視で床面側に傾斜した前記傾斜片の下端部に前記垂直片を垂下して側面視へ字状に形成し、前記垂直片は、前記基体に対して前記手摺部を回動自在とする回動軸を有する回動部と、前記回動軸を中心に下方に回動させた前記手摺部を上方に復帰させる付勢部と、前記手摺部の上方への回動を規制する上方規制部と、を中途部に形成し、前記垂直片の下端側は、下方に回動させた前記手摺部が前記基体側と当接して回動を規制する下方規制部であることを特徴とする転落防止用手摺を提供せんとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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