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公開番号
2025177118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083662
出願日
2024-05-22
発明の名称
免震建築構造
出願人
個人
代理人
個人
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20251128BHJP(建築物)
要約
【課題】施工しやすく施工コストを抑えることができる免震建築構造を提供する。
【解決手段】基礎1が内側底面11aと内側側面11bとを有し上方が開放した収容部11を有する。柱4が収容部11の内側底面11aの上側に立設されている。粒状物5が収容部11の内側底面11aと内側側面11bと柱4との間に充填されている。下側底板2が内側底面11aの上に設けられ、上側底板3が下側底板2の上にスライド可能に設けられ、柱4が上側底板3の上に立設されている。収容部11を塞ぐ蓋6を有し、蓋6は柱4を貫通させる孔を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内側底面と内側側面とを有し上方が開放した収容部を有する基礎と、
前記収容部の前記内側底面の上側に立設された柱と、
前記収容部の前記内側底面と前記内側側面と前記柱との間に充填された粒状物とを、
有することを特徴とする免震建築構造。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
下側底板が前記内側底面の上に設けられ、上側底板が前記下側底板の上にスライド可能に設けられ、前記柱が前記上側底板の上に立設されていることを特徴とする請求項1記載の免震建築構造。
【請求項3】
前記収容部を塞ぐ蓋を有し、前記蓋は前記柱を貫通させる孔を有することを、特徴とする請求項2記載の免震建築構造。
【請求項4】
前記柱は外側管と内側柱と心棒とを有し、前記内側柱は前記外側管の内部に間隙をあけて設けられ、前記内側柱は複数の同一形状の短柱を直列に配置し各短柱の間に板材を挟んで成り、前記外側管と前記内側柱との間に粒状物が充填され、前記心棒は前記内側柱の中心線に沿って前記内側柱を貫通し下端が前記上側底板で支持されていることを、特徴とする請求項3記載の免震建築構造。
【請求項5】
前記柱は上端で梁材を支持し、前記柱と前記梁材との間に緩衝板が設けられていることを、特徴とする請求項4記載の免震建築構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、免震建築構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の免震建築構造として、地震による衝撃、振動を緩和、吸収するため、コンクリート基礎と建築物間に介設する制震・免震装置にして、弾性を有する合成樹脂製の中空柱体内に、合成樹脂製のボックス内に粒状体を充填して振動減衰層を形成した複数の免震層を上下方向に圧縮状態で積層、収容して装置本体を形成し、該装置本体の上下両面に、コンクリート基礎と建築物への一対の固定板を固設したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-145198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の免震建築構造では、中空柱体内に複数の免震層を積層させる構成を含むため、施工しにくく施工コストがかさむという課題があった。
【0005】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、施工しやすく施工コストを抑えることができる免震建築構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る免震建築構造は、内側底面と内側側面とを有し上方が開放した収容部を有する基礎と、前記収容部の前記内側底面の上側に立設された柱と、前記収容部の前記内側底面と前記内側側面と前記柱との間に充填された粒状物とを、有することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る免震建築構造では、収容部内の粒状物が地震の縦揺れおよび横揺れの振動エネルギーを内部摩擦に変換して低減させることができる。また、基礎の収容部の内側底面の上側に柱を立設し、収容部の内側底面と内側側面と柱との間に粒状物を充填して施工することができるので、施工しやすく施工コストを抑えることができる。
本発明において、粒状物としては砂が好ましく、特に直径1/16ミリ以上2ミリ以下の砂が好ましい。
【0008】
本発明に係る免震建築構造では、下側底板が前記内側底面の上に設けられ、上側底板が前記下側底板の上にスライド可能に設けられ、前記柱が前記上側底板の上に立設されていることが好ましい。
この場合、地震の横揺れのとき、下側底板と上側底板との共振を防ぐとともに、下側底板の横揺れに対し上側底板がスライドして、下側底板の横揺れの振動エネルギーを減衰させることができる。
【0009】
本発明に係る免震建築構造において、前記収容部を塞ぐ蓋を有し、前記蓋は前記柱を貫通させる孔を有することが好ましい。
この場合、蓋により粒状物が収容部から外に飛散するのを防ぐことができる。また、柱が蓋の孔を貫通しているので、地震の際に柱の位置が水平方向にずれるのを抑えることができる。
【0010】
本発明に係る免震建築構造において、前記柱は外側管と内側柱と心棒とを有し、前記内側柱は前記外側管の内部に間隙をあけて設けられ、前記内側柱は複数の同一形状の短柱を直列に配置し各短柱の間に板材を挟んで成り、前記外側管と前記内側柱との間に粒状物が充填され、前記心棒は前記内側柱の中心線に沿って前記内側柱を貫通し下端が前記上側底板で支持されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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