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公開番号2025166848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024070989
出願日2024-04-25
発明の名称構造体
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/343 20060101AFI20251030BHJP(建築物)
要約【課題】 構造体の使い勝手の向上。
【解決手段】 屋根1に取付けた樋3と、カバー材46とを備え、樋3は、屋根1の雨水が流れるものであり、カバー材46は、樋3の底面から離間して設けてあり、樋3内の雨水を隠す。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
屋根に取付けた樋と、カバー材とを備え、樋は、屋根の雨水が流れるものであり、カバー材は、樋の底面から離間して設けてあり、樋内の雨水を隠すことを特徴とする構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋根を備えるカーポート等の構造体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、住宅の敷地に設置されるカーポート等の構造体が知られている。かかる構造体においては、使い勝手の良いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、構造体の使い勝手の向上を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による構造体は、屋根に取付けた樋と、カバー材とを備え、樋は、屋根の雨水が流れるものであり、カバー材は、樋の底面から離間して設けてあり、樋内の雨水を隠すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による構造体は、屋根に取付けた樋と、カバー材とを備え、樋は、屋根の雨水が流れるものであり、カバー材は、樋の底面から離間して設けてあり、樋内の雨水を隠すことで、樋内に雨水が少し残っていても気にならず、カバー材により雨水の排水性を良くすることもできるので、使い勝手が向上する。また、樋内の雨水が見えないことで、デザイン性の向上にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
構造体の第1実施形態を示す斜視図である。
同構造体の平面図である。
同構造体の側面図である。
図2のA-A断面図である。
図4の一部を拡大して示す縦断面図である。
図2のB-B断面図である。
図5のC-C断面図である。
補助樋を取付ける際の手順を順に示す斜視図である。
横樋の他の実施形態を示す屋根の縦断面図である。
横樋のさらに別の実施形態を示す屋根の縦断面図である。
構造体の第2実施形態を示す斜視図である。
(a)は同構造体の屋根の前部を拡大して示す平面図、(b)はD-D断面図、(c)は同じくD-D断面図であって屋根が自重で撓んだ状態を示す。
(a)は図12のE-E断面図、(b)はF-F断面図である。
横樋内にカバー材を取付けるときの状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、構造体の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、請求項1に係る発明の実施形態についての説明は、段落[0023]~[0029]に記載されている。
図1~7は、構造体の第1実施形態を示している。本構造体は、住宅の敷地に設置される乗用車2台用のカーポートに適用したものであり、図1~4に示すように、左右の柱5,5の上部に梁4を架設した門型のフレームを前後方向に間隔をおいて2つ設けてあり、前後の梁4,4の下にまたがって屋根1が支持してある。屋根1は、図3に示すように、前側が低くなるように下向きに2°傾斜している。
【0008】
柱5は、図7に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成されている。4本の柱のうち、左側の前側の柱5には、図1,7に示すように、前面にたて樋6が取付けてある。たて樋6は、アルミニウム合金の押出形材で略コ字型断面に形成され、左右の側面が柱5の左右の側面と面一で連続しており、柱5の前面に取付けた受け部品12に係合取付けされている。
梁4は、図6に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成されており、長手方向の両端部を柱梁連結金具13により柱5の上端部に連結して支持してある。梁4は、図5に示すように、長手方向の両端部が屋根1よりも側方に張り出している。
【0009】
屋根1は、図1,2,4に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる前後方向に長い一定の幅の屋根材8,8,…を、梁4の下に梁4の長手方向に多数並べて配置してある。屋根1の水下側(前側)の端部には横樋3が取付けてあり、屋根1の水上側(後側)の端部には後枠14が取付けてあり、屋根1の左右両側の端部には側枠15が取付けてある。
各屋根材8は、図5に示すように、上壁16と、下壁17と、上壁16と下壁17とを繋ぐ左右の連結壁18,18とを有し、中空部19を有するものとなっており、これを多数並べて配置することで、上壁16によりフラットな屋根面が形成され、下壁17によりフラットな天井面が形成される。すなわち屋根材8は、天井材を兼ねるものとなっている。屋根材8の厚みは、40mmとなっている。
【0010】
各屋根材8は、図4,5,6に示すように、梁4に取付けられる屋根材支持金具7を介して梁4の下面との間に隙間20をあけた状態で取付けられている。屋根材支持金具7は、図4,5に示すように、梁4の長手方向に複数に分割してあり、梁4の長手方向に通水部9となる間隔をあけて梁4に取付けてある。したがって、屋根1上に降った雨水は、通水部9を通って水上側から水下側に流下する。
屋根材支持金具7は、図5,6に示すように、梁4の前面に当接する見付壁21と、見付壁21の下端より前方に張り出して設けた支持片22と、梁4の下面に対向する見込壁23を有している。屋根材支持金具7は、見付壁21を梁4の前面に当接して前方からねじ24で固定するとともに、見込壁23を梁4の下面に当接して下方からボルト25で固定することで、前後方向及び上下方向に位置決めして取付けられる。支持片22には、上方からのボルト26で屋根材8を引き付けて固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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