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公開番号
2025128430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025027
出願日
2024-02-22
発明の名称
野良猫ハウス
出願人
個人
代理人
主分類
E04H
1/12 20060101AFI20250827BHJP(建築物)
要約
【課題】本発明は、屋外の過酷な環境から野良猫を守り、地域猫活動における野良猫の適正な管理と共生を目的とした野良猫ハウスを提供するものである。
【解決手段】本発明による野良猫ハウスは、発泡プラスチック断熱材に対候性、耐久性のある塗膜を施した、底板6、前板、裏板、側板A(2)、側板B(5)、屋根板1で構成される。これにより、高い断熱性能、対候性、耐久性を有する野良猫ハウスを提供する。また、機能拡張用パーツA(9)、機能拡張用パーツB(17)により内外装や設備の追加が可能で、使用環境に応じた多様なニーズに対応する。さらに、内部には監視カメラ13を簡単に設置することができ、地域猫活動における野良猫の不妊手術の促進や健康管理に役立てることができる。これらの機能によって、地域社会における野良猫問題の解決と持続可能な共生の実現に貢献するものである。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
屋外に置かれる野良猫用の小屋であって、発泡プラスチック断熱材に対候性、耐久性のある塗膜を施した、底板と、前板と、裏板と、側板と、屋根板により構成された小屋。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
室内に監視カメラを備えた、請求項1に記載の小屋。
【請求項3】
請求項1に記載の小屋において、内外装と、暖房及び換気設備を追加するための機能拡張用パーツを有する小屋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、野良猫の適正な管理と共生を目的とした、屋外に設置される小屋(以下、野良猫ハウスと呼ぶ)に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、野良猫問題の解決を図るため、行政や民間による地域猫活動が普及してきており、繁殖力の高い猫を捕獲し、不妊手術を行い元の場所に戻すTNRが進められている。戻された猫は地域猫として屋外で生活し、一代限りの命を全うすることになる。元来、猫は寒さに弱く、屋外の過酷な環境下で暮らすことに適していない。地域猫は人間の手によって管理、保護していく必要があるが、特に冬季の寒さ対策が課題であった。
【0003】
猫を冬の寒さから守る方法として、野良猫ハウスを設置することが考えられる。ナイロンや樹脂などからなる海外製品と、ボランティアによる段ボールや発泡スチロール箱などを利用した手作り品が存在するが、高い断熱性、対候性、耐久性、意匠性を両立したものが求められている。
【0004】
屋外に設置される動物用の小屋について、例えば特許文献1では、発泡プラスチックを芯材とするパネルに外装塗装を施すことで、軽量かつ必要な強度と硬度を有し、さらに土台のパネル内部にヒーターとペルチエ素子集積板を収容し、冷・暖房機能を備えたことで、ペットの健康維持と害虫忌避効果が得られるとされるペットハウスが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002―262692(段落番号0001~0009、0020~0021、図1~2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の猫ハウスは、断熱性、対候性(紫外線による劣化や、防雨性能)、耐久性において限界があった。特に、断熱性能と防雨性能の不足は、屋外における使用に課題を残していた。また、発泡スチロール箱を利用した猫ハウスは、断熱性能は他のものに比べて有利になるが、紫外線に弱く、長期の使用に耐えることができなかった。
【0007】
特許文献1では、土台内部にヒーターを収容し、暖房機能を設けてペットの健康維持効果を得ると記載されているが、地域猫活動において利用が想定される野良猫ハウスは、必ずしも電気を使用できる環境に設置されるとは限らない。電源が取れない環境下では、ヒーター部分が断熱欠損となる。特に床下の断熱性能の不足は猫の体感温度に直結する。また、多様な動物に対応させようとすると、出入のための開口と室内空間が、猫にとっては大きすぎて無駄な熱損失となる。さらに、野良猫問題解決のため、野良猫ハウスの普及を促進させることを考えると、より安価に、より少ない部品数で構成されることも求められる。
【0008】
そこで、本発明は、設置場所や利用条件に左右されず、高い断熱性と、対候性、耐久性を実現する野良猫ハウスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る野良猫ハウスは、発泡プラスチック断熱材に対候性と、耐久性のある塗膜を施した面材からなる野良猫ハウスであって、底板と、前板と、裏板と、側板と、屋根板により構成される。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、上記のような構成を備えることで、設置条件や電気の有無にかかわらず、高い断熱性、対候性、耐久性を有する野良猫ハウスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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