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公開番号2025147161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-06
出願番号2024047381
出願日2024-03-23
発明の名称接合構造
出願人個人
代理人
主分類E04C 3/12 20060101AFI20250929BHJP(建築物)
要約【課題】1方向(X)だけではなく、2方向(X―Y)を固定し3方向(X―Y―Z)自在に延長できる接合構造を実現する。
【解決手段】両側に蟻形状を持つ雇寄蟻1をI型凹材4の角穴部へ挿入、蟻状に切り欠いた部分へスライドし、空いた角穴部へ埋込実2、溝部へ雇実3を挿入、最後にL型凹材5を挿入、スライドすることによりX、Y、2方向を固定する。I型凹材4、L型凹材5の接続構造を持つそれぞれ長尺、短尺の4種の凹材を組み合わせ接合することによりX、Y、Z、3方向に延長可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
雇寄蟻、埋込実、雇実を用いた接続構造であって、
媒介部材:雇寄蟻、埋込実、雇実、を用いてX、Y、Z、3方向自在に接続できる凹材を接続し構造物を構築する接合構造

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接合構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、雇実を使用した接合構造が広く用いられている。
【0003】
このような従来技術として、特許文献1には、雇実を用いた接合構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平09‐184197
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら雇実による接合構造は雇実木口長手方向の外力に対する応力は作用せず接着剤またはネジ、釘、金物等での接合が必要となる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決する手段として、 雇実に加え雇寄蟻、埋込実を用いることを特徴とする。
【0007】
下記手順により2方向の固定を行う。
1. 雇寄蟻を凹材の切り欠き部へ挿入
2. 雇寄蟻を蟻形状に切り欠いた部分へスライドして凹材と固定
3. 空いた切り欠き部へ埋込実を挿入
4. 雇実を溝部へ挿入し凸材形成完了
5. 接合相手凹材切り欠き部へ凸材の雇寄蟻部を挿入、スライドして固定
【発明の効果】
【0008】
本発明によって、構造物をX、Y、Z、3方向自在に延長して組み立てることが可能となる。
【0009】
延長はI型、L型、2種の方向性を持つ長尺、短尺、2種の凹材、雇寄蟻、埋込実、雇実3種の接合媒介部材の合計7部品点数で可能となる。この7種の部材の材料、寸法を標準化しデータを蓄積することによりばらつきの大きい無垢木材を使用した建物の構造計算が正確に容易に行え、無駄な部材、接着剤の使用を抑えコストを削減できる。
【0010】
また、構造物を細分化できるため強度の必要な部分には強度の高い硬質広葉樹木材を使用し強度の必要がない部分には一般の杉、檜、再生材を使用、接合媒介部材には端材が利用できるため木材資源の有効活用につながる。さらには、分解が容易、小さな部材から大きな構造物を形成できることより木材のリサイクル、リユース、リデュースが容易となり環境負荷を低減できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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