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公開番号
2025151746
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053312
出願日
2024-03-28
発明の名称
屋根構造及び取付金具
出願人
積水ハウス株式会社
,
株式会社カナメ
,
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02S
20/23 20140101AFI20251002BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本発明は、太陽電池モジュールを備え、かつ太陽電池モジュールを支持する屋根部材が屋根下地から離反しにくい屋根構造を提供する。
【解決手段】屋根下地上に複数の屋根部材が段状に重なって段部を形成して軒棟方向に配置され、太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールの軒先側の端部又は棟側の端部を直接又は保持金具を介して保持し、屋根下地に対して太陽電池モジュールを取り付ける取付金具を有し、複数の屋根部材には、第1屋根部材と第2屋根部材があり、第1屋根部材は、棟側に向かって深さを有する凹部を有し、第2屋根部材は、軒先側の部分が第1屋根部材の棟側の部分と重なっており、第2屋根部材は、棟側に向かって延びた凸部を有し、凸部が凹部に挿入されて第1屋根部材と係合しており、取付金具は、第1屋根部材と第2屋根部材に跨って設けられ、凸部の挿入方向とは逆方向への第2屋根部材の移動を規制する規制壁部を備える構成とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
屋根下地上に複数の屋根部材が段状に重なり、隣接する屋根部材が段部を形成して軒棟方向に配置される屋根構造であって、
太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールの軒先側の端部又は棟側の端部を直接又は保持金具を介して保持し、前記屋根下地に対して前記太陽電池モジュールを取り付ける取付金具を有し、
前記複数の屋根部材には、第1屋根部材と、第2屋根部材があり、
前記第1屋根部材は、棟側に向かって深さを有する凹部を有し、
前記第2屋根部材は、軒先側の部分が前記第1屋根部材の棟側の部分と重なっており、
前記第2屋根部材は、棟側に向かって延びた凸部を有し、前記凸部が前記凹部に挿入されて前記第1屋根部材と係合しており、
前記取付金具は、前記第1屋根部材と前記第2屋根部材に跨って設けられ、前記凸部の挿入方向とは逆方向への前記第2屋根部材の移動を規制する規制壁部を備える、屋根構造。
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【請求項2】
前記規制壁部は、前記凸部の挿入方向とは逆方向において、前記凸部の長さよりも近い位置で前記第2屋根部材の一部と対向する、請求項1に記載の屋根構造。
【請求項3】
前記規制壁部は、前記第2屋根部材の一部に接触し、前記第2屋根部材を棟側に押圧している、請求項2に記載の屋根構造。
【請求項4】
前記取付金具は、前記第1屋根部材を前記屋根下地に対して固定する固定壁部と、前記第2屋根部材上を覆う被覆壁部を有し、前記固定壁部と前記被覆壁部が前記規制壁部を介して段状に連続している、請求項1~3のいずれか1項に記載の屋根構造。
【請求項5】
前記凹部は、桁行方向に延びる凹溝であって、幅が前記凸部の幅よりも大きく、
前記被覆壁部は、前記第2屋根部材の前記軒棟方向に対する交差方向への移動を規制する、請求項4に記載の屋根構造。
【請求項6】
前記太陽電池モジュールは、他の太陽電池モジュール又は外部機器と電気的に接続可能なケーブル部を有し、
前記被覆壁部は、前記ケーブル部を保持可能なケーブル保持部を備えている、請求項4に記載の屋根構造。
【請求項7】
前記ケーブル保持部は、前記ケーブル部の外周の一部を収容し、前記ケーブル部の延び方向の移動を許容する、請求項6に記載の屋根構造。
【請求項8】
前記太陽電池モジュールの軒棟方向の長さは、前記軒棟方向に隣接する段部の間隔の略整数倍である、請求項1~3のいずれか1項に記載の屋根構造。
【請求項9】
前記取付金具は、前記太陽電池モジュールの棟側の端部を保持するものであり、
前記太陽電池モジュールの軒先側の端部を直接又は第2保持金具を介して保持する第2取付金具を有し、
前記取付金具と前記第2取付金具の間隔は、前記軒棟方向に隣接する段部の間隔の略整数倍である、請求項1~3のいずれか1項に記載の屋根構造。
【請求項10】
屋根下地上に複数の屋根部材が段状に重なりをもって軒棟方向に配置される屋根構造を構成し、太陽電池モジュールの軒先側の端部又は棟側の端部を直接又は保持金具を介して保持し、前記屋根下地に対して前記太陽電池モジュールを取り付ける取付金具であって、
前記複数の屋根部材には、第1屋根部材と、第2屋根部材があり、
前記第1屋根部材は、棟側に向かって深さを有する凹部を有し、
前記第2屋根部材は、軒先側の部分が前記第1屋根部材の棟側の部分と重なっており、
前記第2屋根部材は、棟側に向かって延びた凸部を有し、前記凸部が前記凹部に挿入されて前記第1屋根部材と係合しており、
前記屋根構造を組み立てたときに、前記第1屋根部材と前記第2屋根部材に跨って設けられ、前記凸部の挿入方向とは逆方向への前記第2屋根部材の移動を規制する規制壁部を備える、取付金具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールが取り付けられた屋根構造及び太陽電池モジュールを取り付ける取付金具に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来から、屋根下地上に屋根部材が敷設され、屋根部材上に太陽電池モジュールが敷設された屋根構造が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5714873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、屋根部材は、台風等によって吹上力が大きい場合、屋根部材が屋根下地から離反してしまう場合があり、このような場合、太陽電池モジュールが屋根部材とともに屋根下地から離反するおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、太陽電池モジュールを備え、太陽電池モジュールを支持する屋根部材が屋根下地から離反しにくい屋根構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、屋根下地上に複数の屋根部材が段状に重なり、隣接する屋根部材が段部を形成して軒棟方向に配置される屋根構造であって、太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールの軒先側の端部又は棟側の端部を直接又は保持金具を介して保持し、前記屋根下地に対して前記太陽電池モジュールを取り付ける取付金具を有し、前記複数の屋根部材には、第1屋根部材と、第2屋根部材があり、前記第1屋根部材は、棟側に向かって深さを有する凹部を有し、前記第2屋根部材は、軒先側の部分が前記第1屋根部材の棟側の部分と重なっており、前記第2屋根部材は、棟側に向かって延びた凸部を有し、前記凸部が前記凹部に挿入されて前記第1屋根部材と係合しており、前記取付金具は、前記第1屋根部材と前記第2屋根部材に跨って設けられ、前記凸部の挿入方向とは逆方向への前記第2屋根部材の移動を規制する規制壁部を備える、屋根構造である。
【0007】
本様相によれば、取付金具の規制壁部によって第2屋根部材の凸部の離脱方向への移動を規制するので、第2屋根部材が第1屋根部材に対して離反しにくく、第1屋根部材と第2屋根部材の係合が解除されにくい。その結果、従来に比べて、太陽電池モジュールを支持する第2屋根部材が屋根下地から離反しにくい。
【0008】
好ましい様相は、前記規制壁部は、前記凸部の挿入方向とは逆方向において、前記凸部の長さよりも近い位置で前記第2屋根部材の一部と対向する。
【0009】
本様相によれば、規制壁部が凸部の長さよりも近い位置で第2屋根部材の一部と対向するので、規制壁部によって凸部が凹部から抜けて第1屋根部材と第2屋根部材との間の係合が解除されることを防止できる。
【0010】
好ましい様相は、前記規制壁部は、前記第2屋根部材の一部に接触し、前記第2屋根部材を棟側に押圧している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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