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公開番号2025161679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024074563
出願日2024-04-12
発明の名称二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
出願人個人
代理人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20251017BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】二次電池電圧測定の際,冷却シロッコファンの駆動電源とマイクロコントローラモジュールの電源と共用した場合,冷却シロッコファンより派生したノイズがマイクロコントローラモジュールのADC参照電圧に重畳する影響をなくしたい。
【解決手段】GNDPWRも含めてシロッコファン駆動回路をジャンパSWにより遮断し別電源から供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
シロッコファン駆動電源と電子回路電源との共用あるいは分離可能とするファンジャンパＳＷ［ＧＮＤＰＷＲ］（１４）とファンジャンパＳＷ［１２Ｖ］（１５）を設置した二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
続きを表示（約 610 文字）【請求項２】
印刷配線部ＧＮＤＰＷＲ（１２）とミノ虫クリップ引掛けジャンパワイヤを平行配置し，ＧＮＤＰＷＲのインピーダンス低下を兼ね備えたＧＮＤＰＷＲ併設ジャンパワイヤ取付部（１３）を有する二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
【請求項３】
前項ジャンパワイヤを撚電線にした場合，ワイヤ穴を増設しワイヤ長を多分割短縮した二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
【請求項４】
正極リード線取付部（１９）によりリード線屈曲部に繰返曲げ疲労耐性を持たせた二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
【請求項５】
本基板を組み込んだ装置の厚み方向を手ではさみ親指によりタクタイルＳＷを押下する際，左利きに配慮し当該ＳＷの取付穴を別途左側に（１８）を併設した二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
【請求項６】
標準ＬＣＤの代替として汎用コネクタを有する外付けＬＣＤを使用する際，標準ＬＣＤの表示部が占有する領域に外付けＬＣＤのコネクタの設置穴（１７）を併設した二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
【請求項７】
空きＤＩＯ端子を活用して制御プログラムを拡張する際，当該端子とパターン配線接続したコネクタ穴（１６）をコントローラモジュールが占有する範囲内に設置し，裏面にコネクタ取り付け基板面積の省スペース化をはかった二次電池繰返パルス放電器用印刷基板

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明はマイクロコントローラモジュールにより時間制御されたアナログＳＷ及びＯＰアンプにより電流制御されたＦＥＴを用いて繰返パルス電流負荷を二次電池に印加し，その電圧低下をＡＤＣにより測定する。主たる目的は商用二次電池および研究試作二次電池のための繰返パルス負荷耐久加速試験である。連続負荷として使用すると，従来の電子負荷装置にもなる。
続きを表示（約 820 文字）【背景技術】
【０００２】
印刷基板を用いると複数の試験対象回路配線も簡単に実現できる。印刷基板製造は少量生産の場合，イニシャルコストがネックであったが中国企業間の受託競争の結果，日本の零細企業でも発注できるようになった。またオープンソースのＣＡＤを用いて４層基板の設計も可能である。本発明の設計は同種のＫｉＣａｄを用いた（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｋｉｃａｄ．ｏｒｇ／）。
【０００３】
ホビイストとか研究者が用いるマイクロコントローラモジュールにＡｒｄｕｉｎｏＮａｎｏがある。Ａｒｄｕｉｎｏはライブラリが充実し広く普及している。ＡｒｄｕｉｎｏＮａｎｏはＡｒｄｕｉｎｏＳＲＬ社（イタリア）の登録商標である。
【０００４】
パーソナルコンピュータ等に用いられる冷却目的のシロッコファンは電気的にはＤＣファンと同様の回転器で駆動電圧は１２Ｖもしくは５Ｖが主流である。
【０００５】
当該ファンの駆動回路はファン自体に内蔵され，励磁電流をオンオフする。
【０００６】
二次電池研究開発に従事する研究者はミノ虫クリップ付きリード線を常用している。
【０００７】
常用電子部品は通販サイトを介して入手可能である。
【０００８】
ＡｒｄｕｉｎｏＮａｎｏはレギュレータを内蔵しており，ＤＣ１２Ｖを外部入力するとＤＣ５ＶとＤＣ３．３Ｖの出力が可能である。
【０００９】
ＡｒｄｕｉｎｏはＩ
２
Ｃに対応したＬＣＤ駆動のためのライブラリがあり，電源，ＧＮＤ，ＳＣＬ及びＳＤＡの４ＰコネクタによりＬＣＤ表示が可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【００１０】
特開２０２３－１６６９４３二次電池繰返パルス放電器
（【００１１】以降は省略されています）

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