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公開番号
2025173835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024079636
出願日
2024-05-15
発明の名称
軸組構造、および、軸組構造を備えた建築物
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/30 20060101AFI20251120BHJP(建築物)
要約
【課題】少ない個数の鋼製横架材によって大空間を構成できる、軸組構造および建築物を提供する。
【解決手段】軸組構造10は、建築物内にある部屋周りの軸組構造である。軸組構造10は、鋼製横架材11と、鋼製横架材11に直交する第1木製横架材21と、鋼製横架材11と第1木製横架材21とを接続する第1接続金物31と、を備える。鋼製横架材11は、第1木製横架材21よりも長い。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物内にある部屋周りの軸組構造であって、
鋼製横架材と、
前記鋼製横架材の中間部分において前記鋼製横架材に直交する第1木製横架材と、
前記鋼製横架材と前記第1木製横架材とを接続する第1接続金物と、を備え、
前記鋼製横架材は、前記第1木製横架材よりも長い、
軸組構造。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記鋼製横架材に平行に配置され、かつ、直線状に並べられる2つの第2木製横架材と、
前記2つの第2木製横架材の間に配置される中間木製柱と、前記第1木製横架材と前記中間木製柱とを接続する第2接続金物とを、さらに、備え、
前記鋼製横架材の長さは、前記2つの第2木製横架材を足した長さよりも長い、
請求項1に記載の軸組構造。
【請求項3】
前記第1木製横架材の両端それぞれは、互いに同じ端面構造を有し、
前記第1接続金物における前記第1木製横架材との接続部は、前記第2接続金物における前記第1木製横架材との接続部と同じ構造を有する、
請求項2に記載の軸組構造。
【請求項4】
前記鋼製横架材に直交し、かつ、前記鋼製横架材に対して前記第1木製横架材と反対側に配置される第3木製横架材と、
前記鋼製横架材に平行に配置され、かつ、前記鋼製横架材に対して前記第2木製横架材と反対側に配置される追加鋼製横架材と、
前記鋼製横架材と前記第3木製横架材とを接続する第3接続金物と、
前記追加鋼製横架材と前記第3木製横架材とを接続する第4接続金物とを、さらに、備える、
請求項2に記載の軸組構造。
【請求項5】
前記鋼製横架材の一端を支持する第1木製柱と、
前記鋼製横架材の他端を支持する第2木製柱と、
前記第1木製横架材に平行に配置されて前記第1木製柱に接続される第4木製横架材と、
前記第1木製横架材に平行に配置されて前記第2木製柱に接続される第5木製横架材と、
前記第4木製横架材と2つの前記第2木製横架材のうちの一方とを支持する第3木製柱と、
前記第5木製横架材と2つの前記第2木製横架材のうちの一方とを支持する第4木製柱とを、さらに、備える、
請求項2に記載の軸組構造。
【請求項6】
前記鋼製横架材は、スチフナを有し、
前記第1接続金物は、ベース部と、前記ベース部の第1面から突出するように設けられて前記スチフナに締結される締結部と、前記第1木製横架材に接続される接続部と、を有し、
前記接続部は、前記第1木製横架材の端面に設けられるスリットに挿通する挿通部を有する、
請求項1に記載の軸組構造。
【請求項7】
部屋と、前記部屋周りに設けられる請求項1~6のいずれか一項に記載の軸組構造とを備える、
建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、軸組構造、および、軸組構造を備えた建築物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
木製柱と鋼製横架材とによって構成される軸組構造が知られている(例えば、非特許文献1)。非特許文献1に記載の技術では、大空間の構成のために、複数個の鋼製横架材が平行に並べられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
株式会社タツミ、TATSUMI、インターネット上のホームページ、令和6年5月2日検索、<URL:https://www.tatsumi-web.com/product/tn-wolsh-beam/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、大空間の構成において複数個の鋼製横架材を用いると、建築コストが増大する虞がある。そこで、少ない個数の鋼製横架材によって大空間を構成できる、軸組構造および建築物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する軸組構造は、建築物内にある部屋周りの軸組構造であって、鋼製横架材と、前記鋼製横架材の中間部分において前記鋼製横架材に直交する第1木製横架材と、前記鋼製横架材と前記第1木製横架材とを接続する第1接続金物と、を備え、前記鋼製横架材は、前記第1木製横架材よりも長い。この構成によれば、部屋の中に柱を配置せずに大空間の上側部分を覆う軸組を構成できる。そして、複数の鋼製横架材を平行に配置する場合に比べて、少ない個数の鋼製横架材によって大空間を構成できる。要するに、部屋の中に柱を配置せずに大空間の上側部分を覆う軸組構造において、鋼製横架材の数を少なくできる。
【0006】
(2)上記(1)に記載の軸組構造において、前記鋼製横架材に平行に配置され、かつ、直線状に並べられる2つの第2木製横架材と、前記2つの第2木製横架材の間に配置される中間木製柱と、前記第1木製横架材と前記中間木製柱とを接続する第2接続金物とを、さらに、備え、前記鋼製横架材の長さは、前記2つの第2木製横架材を足した長さよりも長い。この構成によれば、鋼製横架材の下に大空間を構成できる。
【0007】
(3)上記(2)に記載の軸組構造において、前記第1木製横架材の両端それぞれは、互いに同じ端面構造を有し、前記第1接続金物における前記第1木製横架材との接続部は、前記第2接続金物における前記第1木製横架材との接続部と同じ構造を有する。
【0008】
この構成によれば、第1木製横架材の両端それぞれが互いに同じ端面構造を有するため、第1木製横架材の両端それぞれが異なる端面構造を有する場合に比べて、第1木製横架材の加工を効率化できる。
【0009】
(4)上記(2)または(3)に記載の軸組構造において、前記鋼製横架材に直交し、かつ、前記鋼製横架材に対して前記第1木製横架材と反対側に配置される第3木製横架材と、前記鋼製横架材に平行に配置され、かつ、前記鋼製横架材に対して前記第2木製横架材と反対側に配置される追加鋼製横架材と、前記鋼製横架材と前記第3木製横架材とを接続する第3接続金物と、前記追加鋼製横架材と前記第3木製横架材とを接続する第4接続金物とを、さらに、備える。この構成によれば、鋼製横架材および追加鋼製横架材の下に大空間を構成できる。
【0010】
(5)上記(2)または(3)に記載の軸組構造において、前記鋼製横架材の一端を支持する第1木製柱と、前記鋼製横架材の他端を支持する第2木製柱と、前記第1木製横架材に平行に配置されて前記第1木製柱に接続される第4木製横架材と、前記第1木製横架材に平行に配置されて前記第2木製柱に接続される第5木製横架材と、前記第4木製横架材と2つの前記第2木製横架材のうちの一方とを支持する第3木製柱と、前記第5木製横架材と2つの前記第2木製横架材のうちの一方とを支持する第4木製柱とを、さらに、備える。この構成によれば、木製の柱を用いるため、軸組構造のコストを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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