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公開番号
2025173754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024079483
出願日
2024-05-15
発明の名称
塗装方法
出願人
株式会社シラトミ
代理人
個人
主分類
B05D
3/02 20060101AFI20251120BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】屋内の所定空間に設けられた所定面の塗装において、塗料の乾燥を効率的に行うことができる塗装方法を提供する。
【解決手段】屋内の所定空間Sに設けられた所定面Rに対して所定の塗料を塗装する塗装工程P5と、少なくとも塗装工程P5を行っている間と塗装工程P5後とにおいて、デシカント方式を用いた除湿機3を用いて所定空間Sの空気W1を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱された乾燥空気D3を所定面Rに向けることで、塗装された塗料の乾燥を行う塗料乾燥工程P6とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
屋内の所定空間に設けられた所定面に対して所定の塗料を塗装する塗装工程と、
少なくとも前記塗装工程を行っている間と前記塗装工程後とにおいて、デシカント方式を用いた除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱された空気を前記所定面に向けることで、塗装された塗料の乾燥を行う塗料乾燥工程と、を備えた塗装方法。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記塗装工程前に、前記除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱した空気を前記所定面に向けることで、塗装が行われる面の乾燥を行う塗装前乾燥工程を備えた、請求項1に記載の塗装方法。
【請求項3】
前記塗装工程前に前記所定面のカビを除去するカビ除去工程を備え、
前記塗装前乾燥工程は、少なくとも前記カビ除去工程を行っている間から前記塗装工程前まで行われ、前記除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱された空気を前記所定面に向けることで、前記カビ除去工程で濡れた面を乾燥させる、請求項2に記載の塗装方法。
【請求項4】
前記カビ除去工程前に、前記除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱された空気を前記所定面に向けることで、カビ除去が行われる面の乾燥を行うカビ除去前乾燥工程を備える、請求項3に記載の塗装方法。
【請求項5】
前記除湿機は、前記所定空間の空気を吸い込む吸込口側と、除湿及び加熱された空気を吹き出す吹出口側との少なくともいずれか一方に、臭いを吸着するフィルタを設置できるように構成される、請求項1に記載の塗装方法。
【請求項6】
前記除湿機は、前記所定空間の空気を吸い込む吸込口側と、除湿及び加熱された空気を吹き出す吹出口側との少なくともいずれか一方に、臭いを吸着するフィルタを交換可能に設置できるように構成され、
少なくとも前記塗装前乾燥工程の間は、前記カビ除去工程にて発生する臭いを吸着する第1フィルタを設置し、
少なくとも前記塗料乾燥工程の間は、前記塗装工程にて発生する臭いを吸着する第2フィルタを設置する、請求項3に記載の塗装方法。
【請求項7】
前記除湿機は、複数の前記フィルタを縦列に設置可能に構成される、請求項5又は6に記載の塗装方法。
【請求項8】
前記除湿機による乾燥を行う前に、前記所定空間を天井から床まで養生シートで囲う養生工程を備える、請求項1乃至6のいずれかに記載の塗装方法。
【請求項9】
前記塗装工程時に用いる前記所定の塗料は、防カビ効果を有する塗料である、請求項3に記載の塗装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、屋内において天井等の所定面に塗装する場合、その乾燥は大型扇風機にて屋内に風を発生させることで行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-317772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
塗装における乾燥作業が完了するまで屋内の使用が制限されるところ、従来の大型扇風機を用いた方法では乾燥に時間がかかる。これにより、例えば塗装が行われる場所が工場の場合では、稼働が長期にわたり停止する長期休暇期間に塗装の施工が限られる。そこで、乾燥作業を効率的に行い、塗装を早期に完了させることで、例えば塗装の施工を夜間で完結可能な塗装方法が要望されている。
【0005】
塗装における乾燥を早期に行う方法としては、建材に塗装した塗膜を乾燥させる乾燥方法が知られている(例えば、特許文献1)。この乾燥方法は、建材に塗料を塗布した後、ファンにより塗膜に風を吹き付けて塗膜の表面層を乾燥させ、さらにヒータで塗膜を加熱して塗料を完全に乾燥させている。
【0006】
上記特許文献1で開示された乾燥方法では、専用の乾燥装置を用いて建材を乾燥している。従って、屋内の所定空間に設けられた所定面の塗装に対して、特許文献1に開示された方法で乾燥を行うことは不可能である。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、屋内の所定空間に設けられた所定面の塗装において、塗料の乾燥を効率的に行うことができる塗装方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するために本発明の第1の態様は、屋内の所定空間に設けられた所定面に対して所定の塗料を塗装する塗装工程と、少なくとも前記塗装工程を行っている間と前記塗装工程後とにおいて、デシカント方式を用いた除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱された空気を前記所定面に向けることで、塗装された塗料の乾燥を行う塗料乾燥工程と、を備えた塗装方法である。
【0009】
本発明の第2の態様は、第1の態様に係る塗装方法において、その塗装方法は、前記塗装工程前に、前記除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱した空気を前記所定面に向けることで、塗装が行われる面の乾燥を行う塗装前乾燥工程を備える。
【0010】
本発明の第3の態様は、第2の態様に係る塗装方法において、その塗装方法は、前記塗装工程前に前記所定面のカビを除去するカビ除去工程を備え、前記塗装前乾燥工程は、少なくとも前記カビ除去工程を行っている間から前記塗装工程前まで行われ、前記除湿機を用いて前記所定空間の空気を除湿及び加熱し、その除湿及び加熱された空気を前記所定面に向けることで、前記カビ除去工程で濡れた面を乾燥させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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