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公開番号
2025119741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014711
出願日
2024-02-02
発明の名称
マスキング具
出願人
ヒット工業株式会社
代理人
個人
主分類
B05C
21/00 20060101AFI20250807BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】管部材の開口部に対する挿入または抜去の各作業の作業性を向上させることができるマスキング具を提供する。
【解決手段】マスキング具100は、マスキング本体101と着脱具110とを備えている。マスキング本体101は、管部材10の開口部11a,11bに対して着脱自在に嵌合して内周面を覆うマスキング部102a,102bと、管部材10に対する嵌合方向に開口する向きで断面形状が非円形形状に形成された回動力受け部106を有している。回動力受け部106は、断面形状が方形に形成されている。着脱具110は、回動力受け部106に着脱自在に嵌合する第1回動力付与部111および第2回動力付与部112を有している。第2回動力付与部112は、第1回動力付与部111よりも大きな外形に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
断面形状が円形の内周面を有した管部材における前記内周面をマスキングするためのマスキング具であって、
断面形状が円形に形成されて前記管部材の開口部を介して前記内周面に対して着脱自在に嵌合して同内周面を覆うマスキング部を有したマスキング本体を備え、
前記マスキング本体は、
前記マスキング本体の周方向に沿って作用する外力を受け止めるために同周方向に交わる方向に延びる回動力受け部を有することを特徴とするマスキング具。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載したマスキング具において、さらに、
前記マスキング本体を前記管部材の前記内周面に嵌合または抜去するための着脱具を備え、
前記着脱具は、
前記回動力受け部に対して前記周方向への外力を付与するために前記回動力受け部にあてがわれる回動力付与部を有していることを特徴とするマスキング具。
【請求項3】
請求項2に記載したマスキング具において、
前記回動力受け部は、
断面形状が非円形形状に形成されて前記管部材に対する嵌合方向に延びる凹状または凸状に形成されており、
前記回動力付与部は、
前記回動力受け部に着脱自在に嵌合する凸状または凹状に形成されていることを特徴とするマスキング具。
【請求項4】
請求項3に記載したマスキング具において、
前記回動力受け部と前記回動力付与部との嵌合長さは、前記マスキング部が前記管部材に嵌合する長さよりも長く形成されていることを特徴とするマスキング具。
【請求項5】
請求項3に記載したマスキング具において、
前記マスキング本体における前記マスキング部は、
前記マスキング本体の外周部における両端部側にそれぞれ径方向外側に張り出した環状凸状に形成されていることを特徴とするマスキング具。
【請求項6】
請求項3に記載したマスキング具において、
前記回動力付与部は、
前記回動力受け部への嵌合方向の先端部側に形成された第1回動力付与部と、
前記第1回動力付与部に対して前記嵌合方向の後方に形成されて同第1回動力付与部よりも前記回動力受け部に対して大きな摩擦力で嵌合する第2回動力付与部とを有していることを特徴とするマスキング具。
【請求項7】
請求項3に記載したマスキング具において、
前記着脱具は、
前記マスキング本体における前記マスキング部を同マスキング部の嵌合方向に押すマスキング部押し部を有することを特徴とするマスキング具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管部材の開口部の内周面をマスキングするためのマスキング具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、パイプなどの管部材における開口部の内周面をマスクしつつ管部材の外表面に塗装またはメッキすることが行われている。例えば、下記特許文献1には、棒状の把持ハンドルの先端部にボルトおよびナットを介して取り付けられた弾性体製円板をパイプの両端部に嵌合させることでパイプの内部を閉塞する塗装用マスキングが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-169764号公報
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された塗装用マスキングは、弾性体製円板がゴムで構成されているためパイプの内周面に対する摺動性が低いとともに弾性体製円板の弾性変形によってパイプの開口部への挿入または抜去の各作業が困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、管部材の開口部に対する挿入または抜去の各作業の作業性を向上させることができるマスキング具を提供することにある。
【発明の概要】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、断面形状が円形の内周面を有した管部材における内周面をマスキングするためのマスキング具であって、断面形状が円形に形成されて管部材の開口部を介して内周面に対して着脱自在に嵌合して同内周面を覆うマスキング部を有したマスキング本体を備え、マスキング本体は、マスキング本体の周方向に沿って作用する外力を受け止めるために同周方向に交わる方向に延びる回動力受け部を有することにある。
【0007】
これによれば、マスキング具は、管部材の内周面をマスキングするマスキング本体にマスキング本体の周方向に沿って作用する外力を受け止めるために同周方向に交わる方向に延びる回動力受け部を有しているため、管部材に対してマスキング本体を回動させて挿入または抜去することができ管部材に対するマスキング本体の挿入または抜去の各作業の作業性を向上させることができる。このことは、管部材内におけるマスキング本体の位置決め精度を向上させることができることのほか、管部材内においてマスキング本体の歪を抑えて設置できることを意味する。また、本発明に係るマスキング具においては、管部材内に対するマスキング本体の出し入れが容易になることで、マスキング本体をより軟質な弾性体で構成できるためマスキング本体の挿入または抜去の各作業の作業性をより向上させることができる。
【0008】
なお、上記従来技術における塗装用マスキングにおいては、弾性体製円板に対して把持ハンドルがボルトとナットとで連結されているため、把持ハンドルの回動操作によってボルトまたはナットが緩むことがあるとともに、ボルトまたはナットに対して弾性体製円板が摺動することもあり弾性体製円板を回動させての挿入または抜去を行い難いものである。
【0009】
また、本発明の他の特徴は、前記マスキング具において、さらに、マスキング本体を管部材の内周面に嵌合または抜去するための着脱具を備え、着脱具は、回動力受け部に対して周方向への外力を付与するために回動力受け部にあてがわれる回動力付与部を有していることにある。
【0010】
これによれば、マスキング具は、回動力受け部に対して周方向への力を付与するために回動力受け部にあてがわれる回動力付与部を有した着脱具を備えているため、マスキング本体の挿入または抜去の各作業の作業性を向上させることができる。この場合、着脱具は、手で把持することができる把持部を有することで手動操作によるマスキング本体の挿入または抜去の各作業の作業性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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