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公開番号2025076710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188493
出願日2023-11-02
発明の名称超音波型ミスト発生装置
出願人株式会社カーメイト
代理人個人,個人
主分類B05B 17/06 20060101AFI20250509BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】装置下方にミストを効率的に噴出させる事のできる超音波型ミスト発生装置を提供する。
【解決手段】ミスト化するための液体を貯留する貯液槽12と、貯液槽12の底面に設けられた貫通孔16を封止するように配置されるミスト発生手段20と、ミスト発生手段20を制御する制御手段26と、を有し、ミスト発生手段20は、主面に噴霧孔を有するダイアフラムと、ダイアフラムの外周に配置される発振素子と、を備え、貯液槽12の底面において、少なくともダイアフラムの配置範囲には、液体を含浸可能な含浸材22が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ミスト化するための液体を貯留する貯液槽と、
前記貯液槽の底面に設けられた貫通孔を封止するように配置されるミスト発生手段と、
前記ミスト発生手段を制御する制御手段と、を有し、
前記ミスト発生手段は、主面に噴霧孔を有するダイアフラムと、前記ダイアフラムの外周に配置される発振素子と、を備えたことを特徴とする超音波型ミスト発生装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記貯液槽の底面において、少なくとも前記ダイアフラムの配置範囲には、前記液体を含浸可能な含浸材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の超音波型ミスト発生装置。
【請求項3】
前記貯液槽の下部に、送風手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の超音波型ミスト発生装置。
【請求項4】
前記送風手段は、気流噴出側に前記噴霧孔が位置するように配置したことを特徴とする請求項3に記載の超音波型ミスト発生装置。
【請求項5】
前記貯液槽には、前記底面の配置方向に沿う方向に延びる係合溝が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の超音波型ミスト発生装置。
【請求項6】
前記係合溝は、開口の長さ方向に沿う直線に対して湾曲していることを特徴とする請求項5に記載の超音波型ミスト発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波によりミストを発生させる装置に係り、特に上方から下方へ向けてミストを発生させたい場合に好適な超音波型ミスト発生装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
加湿器を始めとした超音波によるミスト発生装置は、特許文献1に開示されているように、貯水用のメイン水槽と別に設けられたミスト化用のサブ水槽を備え、このサブ水槽の底部に超音波振動子を配置するという構成が採用されている事が一般的である。ミストは、サブ水槽の水位を調整する事で、超音波振動子により発せられた振動がサブ水槽に貯留された水(液体)の表面に伝わる事で発生する。このため、超音波振動子を用いたミスト発生装置では従来、装置の下方にミストを噴出させる事が難しかった。
【0003】
これに対し、特許文献2に開示されているミスト発生装置では、サブ水槽で生じさせたミストを放出するための流路を装置下方に引き回す事で、ミストを含む気流を装置の下方に噴出させる事を可能にしている。
【0004】
しかし、特許文献2に開示されているようなミスト発生装置では、ミスト発生から噴出までの流路が長くなると共に、流路に湾曲部、あるいは屈曲部が形成されることとなる。このため、流路の壁面に付着したり、流路中で気化してしまうミストも生じ、装置から噴出される気流に含まれるミスト量が少なくなってしまうといった事が懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-112314号公報
特開平9-2053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明では、装置下方にミストを効率的に噴出させる事のできる超音波型ミスト発生装置を提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明に係る超音波型ミスト発生装置は、ミスト化するための液体を貯留する貯液槽と、前記貯液槽の底面に設けられた貫通孔を封止するように配置されるミスト発生手段と、前記ミスト発生手段を制御する制御手段と、を有し、前記ミスト発生手段は、主面に噴霧孔を有するダイアフラムと、前記ダイアフラムの外周に配置される発振素子と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、上記のような特徴を有する超音波型ミスト発生装置は前記貯液槽の底面において、少なくとも前記ダイアフラムの配置範囲には、前記液体を含浸可能な含浸材が設けられているようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、ミスト発生手段により発生されるミストの量を安定させることが可能となる。
【0009】
また、上記のような特徴を有する超音波型ミスト発生装置は、前記貯液槽の下部に、送風手段を設けるようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、超音波型ミスト発生装置の下方に噴出されたミストを、所望する方向へ送り流す事が可能となる。
【0010】
また、上記のような特徴を有する超音波型ミスト発生装置における前記送風手段は、気流噴出側に前記噴霧孔が位置するように配置することが望ましい。このような特徴を有する事によれば、ミストが送風手段に吸い込まれるおそれが無い。このため、送風手段にミストが付着する事により生ずる不具合を避けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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