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公開番号
2025060380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024059672
出願日
2024-04-02
発明の名称
ホースやノズルの長尺部の挟持具
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
B05B
15/63 20180101AFI20250403BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】 ホース類やノズル類等の形状や材質や大きさに応じた挟持力で挟持するとともに、液量・液圧等によりその形状が変化しても一つの挟持具で安定して挟持する。
【解決手段】 断面V字状や断面U字状の部材2の左右の辺の各々に所定角度に折り曲げ形成した屈曲部2aや所定の曲線状・曲面状に折り曲げ形成した屈曲部2b,2cを複数設けたり、及び/又は、前記屈曲部2a~2cを前記左右の辺に対向して設けることにより、ホース類Hやノズル類N等を前記屈曲部2a~2cで弾力性をもって挟持する。前記ホース類Hやノズル類N等を上方側から差し込むと、下方側に行くに従って弾性力が強い前記屈曲部2a~2cにより挟持されるが、前記屈曲部2a~2cの弾性力により、着脱が容易になるとともに、安定かつ確実に保持する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
水や油などを送るホース類や液量・液圧を制御するノズル類等長尺物を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具において、断面V字状や断面U字状の部材を備え、前記V字状やU字状の部材の左右の各辺に所定角度に折り曲げ形成した屈曲部や所定の曲線状・曲面状に折り曲げ形成した屈曲部を複数設けたり、及び/又は、前記屈曲部を前記V字状やU字状の部材の左右の辺に対向するように設けることにより、ホース類やノズル類等を前記屈曲部での弾力性や前記左右の辺と前記屈曲部での弾性力の差をもって挟持することを特徴とするホース類・ノズル類等長尺物の挟持具。
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【請求項2】
前記断面V字状や断面U字状の部材は、上方側が開口されていると共に下方側を折り曲げて上方側より幅が狭く折り曲げ形成されており、前記屈曲部は、断面凹凸状を内側と外側で交互に繰り返す波型であって、上方側よりも下方側が前記屈曲部の角度が小さく形成されていることを特徴とする請求項1記載のホース類・ノズル類等長尺物の挟持具。
【請求項3】
前記断面V字状や断面U字状の部材を支持する支持台を備え、前記V字状やU字状の部材の前記屈曲部に対してその外側から係止する係止部が前記支持台に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のホース類・ノズル類等長尺物の挟持具。
【請求項4】
前記断面V字状や断面U字状の部材は、上方側が開口されていると共に下方底部側が前記屈曲部として折り曲げ形成されているとともに、前記V字状やU字状の部材にその弾力性を調整するスリットが前記開口部から下方底部側に向かって形成されているか、及び/又は、前記複数の屈曲部や前記左右に対向する屈曲部にその弾性力が調整するスリットが前記開口部から下方底部側に向かって形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のホース類・ノズル類等長尺物の挟持具。
【請求項5】
前記断面V字状や断面U字状の部材は、上方側が開口されていると共に下方底部側が前記屈曲部として折り曲げ形成されているとともに、前記複数の屈曲部や前記左右に対向する屈曲部にその弾性力が調整するスリットが前記開口部から下方底部側に向かって途中まで形成されているが、下方底部側では前記スリットが形成されていないか、又は、前記開口部から下方底部側に向かって途中まで形成されているが、下方底部側では前記スリットが形成されていない部分と形成されている部分とからなることを特徴とする請求項1又は2記載のホース類・ノズル類等長尺物の挟持具。
【請求項6】
水や油などを送るホース類や液量・液圧を制御するノズル類等を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具において、断面V字状や断面U字状の部材を備え、前記V字状やU字状の部材の左右の各辺に所定角度に折り曲げ形成した屈曲部や所定の曲線状・曲面状に折り曲げ形成した屈曲部を複数設けたり、及び/又は、前記屈曲部を前記V字状やU字状の部材の左右の辺に対向するように設けることにより、前記対向する屈曲部に前記ホース類やノズル類等長尺物を差し込むと、下方側に行くに従って弾性力が強い前記屈曲部により挟持されることを特徴とするホース類・ノズル類等長尺物の挟持具による挟持方法。
【請求項7】
水や油などを送るホース類や液量・液圧を制御するノズル類等を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具において、断面V字状や断面U字状の部材を備え、前記V字状やU字状の部材の左右の各辺に所定角度に折り曲げ形成した屈曲部や所定の曲線状・曲面状に折り曲げ形成した屈曲部を複数設けたり、及び/又は、前記屈曲部を前記V字状やU字状の部材の左右の辺に対向するように設けるものであり、前記対向する屈曲部に、ノズル類等長尺物の先端部から放射状に水を散水するものであり、かつ、後端側にホース類を備える前記ホース類やノズル類等長尺物を差し込んで使用すると、水の勢いにより前記ノズル類やホース類が膨らんだり、水量が小さく前記ノズル類やホース類が縮小しても、これに対応して前記屈曲部の弾性力により強く挟持した弱くしたり制御したり、前記ノズル類やホース類が水の勢いにより暴れたり回転しても、これに対応して前記屈曲部の弾性力により強く挟持した弱くしたり制御することを特徴とするホース類・ノズル類等長尺物の挟持具による挟持方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水や油などの液体を通すホース類置を保持したり、ホース類などの先端側に取付けられて液量や油量などの液体の流量を制御するノズル類等を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具及び挟持方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
散水ホース・水道ホース等のホース類や浴用シャワーや散水器・放水機等のノズル類を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具が開示されている。
【0003】
特許文献1には、その要約において、「(課題)庭仕事等又は散水する時長いホースの先端の排水口が何処に有るか解らなくなり、ホースをたぐりながら探さなければならない、と云う面倒で煩わしい事が多かった。」とされ、「(解決手段)水栓の袋ナットの部分に本考案品の止メ具を取り付けグリップ部にホースの排水口を挟んで置く。」水道ホース止メ具が記載されている。
【0004】
特許文献2には、その要約において、「(課題)壁面等に取り付けたシャワーフックに挟持したシャワーヘッドが、吐水時の反動で浮き上がるのを防止する。」とされ、「(解決手段)フック1の底面部に設けたホース保持部材10は、弾性を有する素材で製作され、C型に形成された本体部11の開口部分11aに、間隙寸法dがホースの直径より小さく設定され且つ弾性的に拡開可能になされた挟持部12,12が設けられる。フック1にヘッドを保持させる際、ホースをスリット5を通じて保持部3内へ挿入するときに、ホース保持部材10の挟持部12,12を弾性的に拡開させながら、ホースを開口部11aを通過させて収納空間13内へ導き入れる。ホースは、挟持部12,12によって表面が弾性的に挟持されるので、容易には移動することがない。従って、吐水時の反動でヘッドが浮き上がったり回転したりするのを確実に防止できる。」シャワーフックが開示されている。
【0005】
特許文献3には、その要約書に「(課題)散水時、勢いよく水を飛ばすためには指でホースを強く押し潰せばよいのだが、疲れるので多くの場合、散水用ノズルが使われている。しかし実際の水仕事ではホースだけで充分で、むしろ散水用ノズルが邪魔な場面が多いのだが、液圧に耐えるように取り付けられた散水ノズルを外すのは面倒である。また逆に散水用ノズルが付いていないホースに、散水ノズルを接続するのもまた面倒である。必要な場合だけ気楽に使える散水用具を作ることが課題である。」とし、「(解決手段)てこ(梃子)を使いホースの先端の形を変化させることで水のコントロールを行うように折り曲げ形成した。水はホース内だけを通過するので、液圧に耐える接続装置の必要はない。」接続が要らない散水用具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3087581号公報
特開2008-144408号公報
特開2007-97559号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
散水ホースや水道ホースや水道管や油送管などのノズル類においては、その液量や液圧に応じて、その形や大きさが変化しながら散水したり放水したりするほか、ホース類の先端側等に設けられたノズル類による制御により液量や油量などの液体流量が制御されること挙げられる。例えば、浴用シャワーや散水・放水器機等のノズル類は、可撓性を有するホース類と連結されているが、そのノズル類ではホース類と共にノズル類が水の勢いで暴れたりしないように挟持したり、ノズル類の向きを一定に折り曲げ形成したり等する制御が必要である。
しかしながら、これら弾力性の異なる部材や液量等に応じて凹凸状変化が生じるものを一つの挟持具で保持することはできなかった。すなわち、ホース類にも、大きな径のものや小さな形のものや、合成樹脂製のものやゴム製のもの形状や種類(材質)の異なるものがあることから、これらの大きさや材質に応じた挟持力で保持することが望ましいが、ホース類やノズル類に水や油などの液体が流れると、液量が大きいとホース類等が膨れ上がり(ノズルやホースが水の勢いで暴れたり回転しても)、液量が少ないと萎んでしまうなど、その形状が一定にならない場合がある。さらに、芝生や農園の散水等が終了した場合において、保管する場合において、支持台(基台)から容易に外して保管することができる構造になっている必要がある。
また、円柱状のノズル類等長尺物の先端部から放射状に水を散水するもので、後端側にホース類を備える前記ホース類やノズル類等長尺物を差し込んで使用すると、水の勢いにより前記ノズル類やホース類が膨らんだり、水量が小さく前記ノズル類やホース類が縮小しても(縮んでも)、これに対応して前記屈曲部の弾性力により強く挟持した弱くしたり制御するとともに、前記ノズル類やホース類が水の勢いにより回転しても、これに対応して前記屈曲部の弾性力により強く挟持した弱くしたり制御する必要がある。
【0008】
そこで本発明の目的は、ホース類やノズル類等の形状や材質や大きさに応じた挟持力で保持することができるとともに、支持台に対して容易に着脱可能なホース類・ノズル類等長尺物の挟持具を提供することにある。また、本発明の目的は、液量・液圧等によりその形状や材質や大きさが変化しても一つの挟持具で安定して挟持できると共に、ホース類やノズル類等を適切な弾性力を発揮する屈曲部により安定且つスムーズな移動ができ、また、前記屈曲部に対して外側から係止することにより、弾性力を強くしたり弱くしたり制御することができるホース類・ノズル類等長尺物の挟持具及び挟持方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のホース類・ノズル類等長尺物の挟持具は、水や油などを送るホース類や液量・液圧を制御するノズル類等を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具において、断面V字状や断面U字状の部材を備え、前記V字状やU字状の左右の辺の各々に所定角度に折り曲げ形成した屈曲部や所定の曲線状・曲面状に折り曲げ形成した屈曲部を複数設けたり、及び/又は、前記屈曲部を前記左右の辺に対向するように設けることにより、ホース類やノズル類等を前記屈曲部での弾力性や前記左右の辺と前記屈曲部での弾性力の差をもって挟持することを特徴とする。
ここで、前記V字状やU字状の部材としては、金属製や合成樹脂製やゴム製の部材や、板バネなどの所定の大きさを有する部材を前記V字状やU字状に折り曲げ形成したり、左右の屈曲部を有する部材を連結させて前記断面V字状や断面U字状の部材として構成しても良い。前記屈曲部としては、ホース類・ノズル類等長尺物の形状や大きさに対応したものが想定されるが、部分的な一部の屈曲部でも良く、前記屈曲部の大きさや形状は問わない。
本発明よれば、ホース類やノズル類等を前記V字状やU字状の部材の屈曲部での弾性力や前記左右の辺と前記屈曲部での弾性力の差をもって挟持することから、ホース類やノズル類等の液量・液圧によりその形状や材質や大きさ等が変化したとしても(ノズルやホースが水の勢いで暴れたり回転して)、その形状等に応じて弾性力をもって挟持することができる。また、前記左右の辺に対向する屈曲部により挟持することにより、左右の対向する屈曲部から同時に安定した弾力性をもってホース類やノズル類等を挟持することができる。
また、本発明のホース類・ノズル類等長尺物の挟持具によるホース類やノズル類等の挟持方法は、水や油などを送るホース類や液量・液圧を制御するノズル類等を保持するホース類・ノズル類等長尺物の挟持具において、断面V字状や断面U字状の部材(波形の辺を有する挟持部材)を備え、前記V字状やU字状の部材の左右の各辺に所定角度に折り曲げ形成した屈曲部や所定の曲線状・曲面状に折り曲げ形成した屈曲部を複数設けたり、及び/又は、前記屈曲部を前記V字状やU字状の部材の左右の辺に対向するように設けることにより、前記ホース類やノズル類等長尺物を差し込むと、下方側に行くに従って弾性力が強い前記屈曲部により挟持されることを特徴とする。
本発明よれば、ホース類やノズル類等の差し込み操作がし易く、安定してホース類やノズル類等を挟持することができる。前記ホース類やノズル類等長尺物を差し込むと、下方側に行くに従って弾性力が強い前記屈曲部により挟持されるので安定支持されるとともに(水や油の液量で下方側に重量がかかるが、下方側に行くに従って弾性力が強い前記屈曲部により安定挟持されるとともに、前記左右の辺と前記屈曲部での弾性力の差をもって安定して挟持されて)、前記屈曲部による弾性力により、下方側への移動も上方側への移動もスムーズに移動可能である。なお、ホース類・ノズル類等長尺物の挟持具を支持台の溝などに着脱する場合も着脱容易な構造になる。
【0010】
本発明としては、前記V字状やU字状の部材を支持する支持台を備え、前記V字状やU字状の部材の前記屈曲部に対してその外側から係止する係止部が前記支持台に設けられていることを特徴とする。ここで、本発明としては、前記支持台に、前記屈曲部に対してその外側から係止する係止部を備え、前記支持台部は、前記係止部を先端開口部とする断面円弧形状に設けられており、前記支持台の先端部側にその形状を変化させて位置を変えることができ、前記複数の屈曲部や前記左右に対向する屈曲部に対して位置を変えて係止することもできる。
本発明によれば、前記屈曲部の外側からは前記支持台に設けられた係止部に係止されることにより、前記屈曲部による弾性力を強くしたり弱くしたり制御しながら前記ホース類や前記ノズル類等を挟持することができる。また、前記複数の屈曲部に対する外側での係止部により係止により、前記V字状やU字状の部材の各々の弾性力を発揮させるのみで挟持することができる。例えば、前記係止部による外側からの前記屈曲部に対する係止により、下方側よりも上方側の屈曲部の弾性力を強くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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