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公開番号2025153389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055853
出願日2024-03-29
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20251002BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置の大型化を抑制しつつ、定着器とカートリッジとの間を仕切ることが可能な画像形成装置を提供する
【解決手段】前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、本体筐体と、プロセス部PUと、定着器80と、フィルムFMと、を備える。プロセス部PUは、搬送されるシートSにトナー像を形成する。定着器は、シートSの搬送方向においてプロセス部PUの下流に位置し、加熱ローラ81および加圧ローラ82を有する。定着器80はプロセス部PUによってトナー像が形成されたシートSを加圧ローラ82と加熱ローラ81とによって挟みこみ、加熱および加圧して、トナー像をシートSに定着させる。フィルムFMは、定着器80とプロセス部PUとの間で本体筐体に上端部が取り付けられた弾性変形可能なフィルムFMである。フィルムFMは、通紙領域の上方から通紙領域に向けて下方に延びる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
本体筐体と、
トナーを収容したカートリッジを有し、搬送されるシートにトナー像を形成するプロセス部と、
シートの搬送方向において前記プロセス部の下流に位置し、加熱回転体および加圧回転体を有し、前記プロセス部によってトナー像が形成されたシートを加圧回転体と加熱回転体とによって挟みこみ、加熱および加圧して、トナー像をシートに定着させる定着器と、
前記定着器と前記プロセス部との間で前記本体筐体に上端部が取り付けられたフィルムであって、通紙領域の上方から通紙領域に向けて下方に延びる、弾性変形可能なフィルムと、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記フィルムは、シートの搬送方向と直交する幅方向において、前記画像形成装置が画像形成することが可能な最大幅のシートが通過する範囲より外側まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記定着器は、シートの搬送方向と直交する幅方向に延びる加熱源を有し、前記フィルムは、前記幅方向において前記加熱源より外側まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記定着器は、シートが進入する開口を開閉するシャッタを有し、
前記フィルムの下端は、開状態のシャッタの上端と下端との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記シャッタは、閉状態から開状態に移動する際に回動するように構成され、回動時に前記シャッタが前記フィルムと当接して前記フィルムをシートの搬送方向の上流に押すことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記加熱回転体は、シートに接触するローラを有し、前記フィルムはシートの搬送方向と直交する幅方向において前記ローラよりも外側まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記プロセス部は、前記カートリッジを着脱可能なドロワであって、前記本体筐体に着脱可能なドロワを有し、
前記本体筐体は、前記ドロワと係合するシャフトを有し、
前記フィルムの下端は、前記シャフトよりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ドロワは、第1電気接点と、前記第1電気接点を付勢するバネと、を有する第1コネクタを有し、
前記本体筐体は、前記第1コネクタに接触する第2電気接点を有する第2コネクタであって、前記バネを変形させた状態で前記第1コネクタに接続する第2コネクタを有し、
前記フィルムは、前記第2コネクタの下に位置することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記プロセス部は、感光ドラムと、前記感光ドラムにトナーを供給する現像ローラと、を有し、
前記フィルムの下端は、前記現像ローラよりも下に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記本体筐体は、
前記定着器の上方に位置する第1フレームと、
前記第1フレームに組付けられる第2フレームと、を備え、
前記第2フレームは、前記フィルムが引っ掛けられたフックを有し、
前記フィルムは、前記第1フレームと前記第2フレームによって挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着器とプロセスカートリッジとの間に、定着器の熱がカートリッジ側へ影響することを抑制する、樹脂製の断熱壁を有する画像形成装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-252944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、樹脂製の断熱壁の場合、例えば定着器の交換の際に、移動する定着器が断熱壁と干渉しないように、断熱壁と定着器との間に一定の距離が必要となる。また、定着器が移動しない場合でも、定着器にある部品が移動可能なものである場合、断熱壁と定着器とが干渉しないように、断熱壁と定着器との間に一定の距離が必要となる。結果として画像形成装置が大型化してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、画像形成装置の大型化を抑制しつつ、定着器とカートリッジとの間を仕切ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、本体筐体と、プロセス部と、定着器と、フィルムと、を備える。
プロセス部は、トナーを収容したカートリッジを有し、搬送されるシートにトナー像を形成する。
定着器は、シートの搬送方向においてプロセス部の下流に位置し、加熱回転体および加圧回転体を有する。定着器はプロセス部によってトナー像が形成されたシートを加圧回転体と加熱回転体とによって挟みこみ、加熱および加圧して、トナー像をシートに定着させる。
フィルムは、定着器とプロセス部との間で本体筐体に上端部が取り付けられたフィルムである。フィルムは、通紙領域の上方から通紙領域に向けて下方に延びる。フィルムは弾性変形可能である。
【0007】
フィルムが弾性変形可能であることで、定着器とフィルムが当接した場合に、フィルムが変形することで定着器を正しい位置に配置できるため、不必要にフィルムと定着器との距離を広げる必要がない。
【0008】
また、フィルムは、シートの搬送方向と直交する幅方向において、画像形成装置が画像形成することが可能な最大幅のシートが通過する範囲より外側まで延びていてもよい。
【0009】
また、定着器は、シートの搬送方向と直交する幅方向に延びる加熱源をさらに有していてもよい。フィルムは、幅方向において加熱源より外側まで延びていてもよい。
【0010】
また、定着器は、シートが進入する開口を開閉するシャッタをさらに有していてもよい。フィルムの下端は、開状態のシャッタの上端と下端との間に位置していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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