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公開番号
2025156728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024059322
出願日
2024-04-02
発明の名称
インクジェット記録方法及び印刷物
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B41M
5/00 20060101AFI20251007BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】優れた耐擦過性及び光沢性を有する画像を形成するための技術を提供する。
【解決手段】インクジェット記録方法は、第1の条件で、媒体の表面に対してインクを吐出する吐出工程と、第2の条件で、媒体を加熱してインクを乾燥させる乾燥工程と、を備える。第1の条件は、(1)Tgが50℃以上である樹脂粒子と、有機溶剤と、水と、を含有するインクであって、5質量%以上11質量%以下の樹脂粒子を含有するインクを利用することを含む。第1の条件及び第2の条件は、(2)吐出工程におけるインクの吐出量と乾燥工程におけるインクの残存量との比が1:0.05~0.15になる場合に、媒体の表面におけるインクが付着した付着領域からランダムに選択される複数個の第2の部分領域のうちの80%以上の第2の部分領域において、インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの展開面積比Sdrが6%以下である、を満たす条件である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インクジェット記録方法であって、
第1の条件で、媒体の表面に対してインクを吐出する吐出工程と、
前記吐出工程の後に、第2の条件で、前記媒体を加熱して前記インクを乾燥させる乾燥工程と、
を備え、
前記媒体の前記表面からランダムに選択される複数個の第1の部分領域のうちの80%以上の第1の部分領域において、算術平均高さSa1が5nm以下であり、
前記第1の条件は、
(1)ガラス転移温度Tgが50℃以上である樹脂粒子と、有機溶剤と、水と、を含有する前記インクであって、5質量%以上11質量%以下の前記樹脂粒子を含有する前記インクを利用することを含み、
前記第1の条件及び前記第2の条件は、
(2)前記吐出工程における前記インクの吐出量と前記乾燥工程における前記インクの残存量との比が1:0.05~0.15になる場合に、前記媒体の前記表面における前記インクが付着した付着領域からランダムに選択される複数個の第2の部分領域のうちの80%以上の第2の部分領域において、前記吐出工程における前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの展開面積比Sdrが6%以下である、
を満たす条件である、
インクジェット記録方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1の条件及び前記第2の条件は、さらに、
(3)前記吐出工程における前記インクの吐出量と前記乾燥工程における前記インクの残存量との比が1:0.05~0.15になる場合に、前記付着領域からランダムに選択される複数個の第3の部分領域のうちの80%以上の第3の部分領域において、前記吐出工程における前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの算術平均高さSa2が8nm以下である、
を満たす条件である、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項3】
前記第1の条件及び前記第2の条件は、さらに、
(4)前記吐出工程における前記インクの吐出量と前記乾燥工程における前記インクの残存量との比が1:0.05~0.15になる場合に、前記付着領域からランダムに選択される複数個の第4の部分領域のうちの80%以上の第4の部分領域において、前記吐出工程における前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの二乗平均平方根粗さRqが10nm以下である、
を満たす条件である、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項4】
前記第1の条件は、さらに、
(5)ハンセン溶解度パラメータで表わされる三次元空間内において、前記樹脂粒子との間のハンセン溶解度パラメータ距離が1以上5以下であるとともに、25℃における蒸気圧が150Pa以下である前記有機溶剤の含有量が0.5質量%以上10質量%以下である前記インクを利用すること、
を含む、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項5】
前記第2の条件は、さらに、
(6)加熱温度が(前記Tg+10℃)以上110℃以下であり、加熱時間が20秒以上600秒以下であることを含む、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項6】
前記インクジェット記録方法は、さらに、
前記乾燥工程の後に、40kPa以上100kPa以下の圧力を前記媒体に印加する圧力印加工程を備える、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項7】
前記圧力印加工程では、前記媒体をロール状に巻き取ることにより前記媒体に圧力を印加する、請求項6に記載のインクジェット記録方法。
【請求項8】
媒体の表面に対してインクを吐出することによって得られる印刷物であって、
(1)前記媒体の前記表面における前記インクが付着していない非付着領域からランダムに選択される複数個の第1の部分領域のうちの80%以上の第1の部分領域において、算術平均高さSa1が5nm以下であり、
(2)前記媒体の前記表面における前記インクが付着した付着領域からランダムに選択される複数個の第2の部分領域のうちの80%以上の第2の部分領域において、前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの展開面積比Sdrが6%以下である、
印刷物。
【請求項9】
(3)前記付着領域からランダムに選択される複数個の第3の部分領域のうちの80%以上の第3の部分領域において、前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの算術平均高さSa2が8nm以下である、請求項8に記載の印刷物。
【請求項10】
(4)前記付着領域からランダムに選択される複数個の第4の部分領域のうちの80%以上の第4の部分領域において、前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの二乗平均平方根粗さRqが10nm以下である、請求項8に記載の印刷物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、媒体に表面に対してインクを吐出するインクジェット記録方法、及び、印刷物に関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、樹脂粒子を含有するインクを用いて、低吸収性媒体であるコート紙に画像を記録する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-008639号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、低吸収性媒体に対してインクジェット記録方式で印刷が実行される場合に、優れた耐擦過性及び光沢性を有する印刷物を実現するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、インクジェット記録方法を開示する。当該インクジェット記録方法は、第1の条件で、媒体の表面に対してインクを吐出する吐出工程と、前記吐出工程の後に、第2の条件で、前記媒体を加熱して前記インクを乾燥させる乾燥工程と、を備える。前記媒体の前記表面からランダムに選択される複数個の第1の部分領域のうちの80%以上の第1の部分領域において、算術平均高さSa1が5nm以下である。前記第1の条件は、(1)ガラス転移温度Tgが50℃以上である樹脂粒子と、有機溶剤と、水と、を含有する前記インクであって、5質量%以上11質量%以下の前記樹脂粒子を含有する前記インクを利用することを含む。前記第1の条件及び前記第2の条件は、(2)前記吐出工程における前記インクの吐出量と前記乾燥工程における前記インクの残存量との比が1:0.05~0.15になる場合に、前記媒体の前記表面における前記インクが付着した付着領域からランダムに選択される複数個の第2の部分領域のうちの80%以上の第2の部分領域において、前記吐出工程における前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの展開面積比Sdrが6%以下である、を満たす条件である。
【0006】
このインクジェット記録方法では、比較的に低い展開面積比を有する塗膜が形成される。このため、この記録方法では、優れた耐擦過性及び光沢性を有する印刷物を実現することができる。
【0007】
また、媒体の表面に対してインクを吐出することによって得られる印刷物も新規で有用である。当該印刷物は、(1)前記媒体の前記表面における前記インクが付着していない非付着領域からランダムに選択される複数個の第1の部分領域のうちの80%以上の第1の部分領域において、算術平均高さSa1が5nm以下であり、(2)前記媒体の前記表面における前記インクが付着した付着領域からランダムに選択される複数個の第2の部分領域のうちの80%以上の第2の部分領域において、前記インクの吐出量が1mg/cm
2
のときの展開面積比Sdrが6%以下である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像記録装置10の構成を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(画像記録装置10の構成)
図面を参照して、実施形態の画像記録装置10について説明する。画像記録装置10は、インクジェット記録方式に従って、シート2に向けてインクを吐出し、シート2に画像を記録する装置である。画像記録装置10は、卓上に載置されて使用される。但し、他の実施形態では、画像記録装置10は、床面又はラックに載置されて使用されてもよく、小型であっても大型であってもよい。
【0010】
図1に示すように、画像形成装置10は、ハウジング12、第1ホルダ14、第2ホルダ16、第1テンショナ18、第2テンショナ20、2つの第1搬送ローラ対22、2つの第2搬送ローラ対24、2つの第3搬送ローラ対26、及び、制御部28を備える。制御部28は、画像記録装置10の各部と通信可能に接続されており、各部の動作を制御する。なお、各構成要素は図示された位置に必ずしも配置されている必要はない。また、構成要素の一部(例えば第2ホルダ16)が、ハウジング12の外部に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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