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公開番号2025156617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025134785,2024118589
出願日2025-08-13,2019-09-30
発明の名称カセット
出願人ブラザー工業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B41J 17/32 20060101AFI20251002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】カセットへの駆動力入力位置とカセット外部への駆動力出力位置との配置の自由度を高められる印刷装置を提供する。
【解決手段】本開示は、印刷用カセットと、プラテンローラと、駆動源とを備える印刷装置である。印刷用カセットは、駆動力が入力される入力部と、第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、プラテンローラに駆動力を伝達する出力部と、入力部に入力された駆動力を出力部に伝達する伝達機構と、被印刷テープの少なくとも一部、入力部の少なくとも一部、出力部の少なくとも一部、及び伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースとを有する。出力部の一部はケースの外に位置する。第1方向と垂直な仮想面に投影した投影図において、出力部はケースの外縁よりも内側に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被印刷テープを有する印刷用カセットと、
前記被印刷テープを搬送するプラテンローラと、
駆動源と、
を備え、
前記印刷用カセットは、
前記駆動源からの駆動力が入力される入力部と、
第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、前記プラテンローラに駆動力を伝達する出力部と、
前記入力部と前記出力部とに駆動連結され、前記入力部に入力された駆動力を前記出力部に伝達する伝達機構と、
前記被印刷テープの少なくとも一部、前記入力部の少なくとも一部、前記出力部の少なくとも一部、及び前記伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースと、
を有し、
前記出力部の一部は、前記ケースの外に位置し、
前記出力部及び前記ケースを前記第1方向と垂直な仮想面に投影した投影図において、前記出力部は、前記ケースの外縁よりも内側に位置する、印刷装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
被印刷テープと、
駆動力が入力される入力部と、
第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、前記被印刷テープを搬送するための駆動力を外部に出力するための出力部と、
前記入力部と前記出力部とに駆動連結され、前記入力部に入力された駆動力を前記出力部に伝達する伝達機構と、
前記被印刷テープの少なくとも一部、前記入力部の少なくとも一部、前記出力部の少なくとも一部、及び前記伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースと、
を備え、
前記出力部の一部は、前記ケースの外に位置し、
前記出力部及び前記ケースを前記第1方向と垂直な仮想面に投影した投影図において、前記出力部は、前記ケースの外縁よりも内側に位置する、印刷用カセット。
【請求項3】
被印刷テープと、
駆動力が入力される入力部と、
第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、前記被印刷テープを搬送するための駆動力を外部に出力するための出力部と、
前記入力部と前記出力部とに駆動連結され、前記入力部に入力された駆動力を前記出力部に伝達する伝達機構と、
前記被印刷テープの少なくとも一部、前記入力部の少なくとも一部、前記出力部の少なくとも一部、及び前記伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースと、
を備え、
前記出力部の一部は、前記ケースの外に位置し、
前記出力部の全体は、前記第1方向において、前記ケースと重なる、印刷用カセット。
【請求項4】
被印刷テープと、
駆動力が入力される入力部と、
第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、前記被印刷テープを搬送するための駆動力を外部に出力するための出力部と、
前記入力部と前記出力部とに駆動連結され、前記入力部に入力された駆動力を前記出力部に伝達する伝達機構と、
前記被印刷テープの少なくとも一部、前記入力部の少なくとも一部、前記出力部の少なくとも一部、及び前記伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースと、
を備え、
前記ケースは、
前記ケースの前記第1方向と直交する第2方向における端面をそれぞれ構成する第1面と及び第2面と、
前記ケースの前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向における端面をそれぞれ構成する第3面と及び第4面と、
を有し、
前記出力部は、前記第1面と前記第2面との間、かつ、前記第3面と前記第4面との間に位置する、印刷用カセット。
【請求項5】
ヘッド開口をさらに備え、
前記出力部の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記ヘッド開口と重なる、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項6】
前記出力部の前記回転軸心は、前記ヘッド開口を通る、請求項5に記載の印刷用カセット。
【請求項7】
前記出力部は、前記回転軸心周りに回転する円盤と、前記円盤の前記第1方向と平行な面に設けられた歯とを有する出力ギアであり、
前記円盤の前記第1方向と垂直な一方の面は、前記第1方向において前記ケースと対向し、
前記円盤の前記第1方向と垂直な他方の面の少なくとも一部は、前記第1方向において前記ケースと対向しない、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項8】
前記出力部は、前記回転軸心周りに回転する円盤と、前記円盤の前記第1方向と平行な面に設けられた歯とを有する出力ギアであり、
前記出力ギアのうち、前記ケースの外に位置している部分の歯底円の周長は、前記出力ギアの歯底円の周長の1/8以上1/3以下である、請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項9】
前記出力部は、前記回転軸心周りに回転する円盤と、前記円盤の前記第1方向と平行な面に設けられた歯とを有する出力ギアであり、
前記ケースは、前記第1方向において前記出力ギアと重なる位置に配置されると共に、前記第1方向と平行な端面を有する突出部を有し、
前記突出部の前記端面は、前記出力ギアの歯底円と前記出力ギアの前記回転軸心との間に位置する、請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項10】
インクリボンをさらに備え、
前記ケースは、
前記ヘッド開口よりも前記インクリボンの搬送方向の上流において前記ヘッド開口に隣接して設けられると共に、前記インクリボンを支持する第2上流支持部と、
前記ヘッド開口よりも前記インクリボンの搬送方向の下流において前記ヘッド開口に隣接して設けられると共に、前記インクリボンを支持する第2下流支持部と、
を有し、
前記第2上流支持部と前記第2下流支持部とを結ぶ仮想直線は、前記第1方向において、前記出力部と重なるか、又は前記出力部と接する、請求項5に記載の印刷用カセット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置及び印刷用カセットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
テープに印刷等の処理を行う装置では、テープを収納したカセットを本体に着脱することで、テープの交換及び供給が行われる。このような装置に用いられるカセットとして、テープが巻回されたリールにギアを設けたものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭58-141479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のカセットで、上記ギアを用いてカセットから駆動力を出力する場合、出力部(つまりギア)と入力部(つまりリールの穴)とが共にリールに形成されているため、カセットへの入力位置とカセット外部への出力位置との配置に制限が生じる。
【0005】
本開示の一局面は、カセットへの駆動力入力位置とカセット外部への駆動力出力位置との配置の自由度を高められる印刷装置及び印刷用カセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、被印刷テープを有する印刷用カセットと、被印刷テープを搬送するプラテンローラと、駆動源と、を備える印刷装置である。
【0007】
印刷用カセットは、駆動源からの駆動力が入力される入力部と、第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、プラテンローラに駆動力を伝達する出力部と、入力部と出力部とに駆動連結され、入力部に入力された駆動力を出力部に伝達する伝達機構と、被印刷テープの少なくとも一部、入力部の少なくとも一部、出力部の少なくとも一部、及び伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースと、を有する。
【0008】
出力部の一部は、ケースの外に位置する。出力部及びケースを第1方向と垂直な仮想面に投影した投影図において、出力部は、ケースの外縁よりも内側に位置する。
【0009】
本開示の別の態様は、被印刷テープと、駆動力が入力される入力部と、第1方向と平行な回転軸心周りに回転すると共に、被印刷テープを搬送するための駆動力を外部に出力するための出力部と、入力部と出力部とに駆動連結され、入力部に入力された駆動力を出力部に伝達する伝達機構と、被印刷テープの少なくとも一部、入力部の少なくとも一部、出力部の少なくとも一部、及び伝達機構の少なくとも一部が内部に配置されたケースと、を備える印刷用カセットである。
【0010】
出力部の一部は、ケースの外に位置する。出力部及びケースを第1方向と垂直な仮想面に投影した投影図において、出力部は、ケースの外縁よりも内側に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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