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公開番号2025137989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024036553
出願日2024-03-11
発明の名称印刷装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類B41L 13/04 20060101AFI20250917BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】簡易な構成によって印刷ドラムの印刷可能範囲の長さよりも長い印刷媒体に対して適切な印刷を施すことができる印刷装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】孔版原紙Sの一端部が取り付けられる取付部13を有し、取付部13に取り付けられた孔版原紙Sが巻き付けられる印刷ドラム10と、印刷媒体Pが設置され、印刷ドラム10に巻き付けられた孔版原紙Sに対して印刷媒体Pを押圧しながら移動する設置部20とを備え、設置部20が、印刷ドラム10に向かう方向とその方向とは逆方向に移動可能な印刷受け部材23を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
印刷画像が形成され、外方に突出する取付部を有する印刷部と、
印刷媒体が設置され、前記印刷部に対して前記印刷媒体を押圧しながら移動する設置部とを備え、
前記設置部が、前記印刷部に向かう方向と該方向とは逆方向に移動可能な印刷受け部材を有する印刷装置。
続きを表示（約 300 文字）【請求項２】
前記印刷部は略円柱状の外周面を有し、前記取付部に印刷版の一端部が取り付けられる請求項１記載の印刷装置。
【請求項３】
前記印刷受け部材の移動距離が、前記取付部の印刷部外表面からの最大高さ以上である請求項１記載の印刷装置。
【請求項４】
前記設置部の移動方向の長さが、前記印刷部の印刷可能範囲よりも長い請求項１記載の印刷装置。
【請求項５】
前記印刷受け部材を移動可能に支持する弾性部材と、前記印刷受け部材上の前記印刷媒体が前記印刷部に対して均一に押圧されるよう前記印刷受け部材を支持するリンク機構とを有する請求項１記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、印刷媒体に対して印刷を行う印刷装置に関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、感熱穿孔が施された孔版原紙を巻き付けた印刷ドラムを用いて、孔版印刷を行う孔版印刷装置が提案されている（たとえば特許文献１参照）。
【０００３】
孔版印刷装置においては、印刷ドラムが回転するとともに、印刷媒体が印刷ドラムに向けて搬送され、プレスローラによって孔版原紙に対して印刷媒体を圧接させることで、印刷ドラムの内部から染み出されたインクが孔版原紙を通って印刷媒体に転写される。
【０００４】
孔版印刷装置における印刷ドラムは、孔版原紙の一端部が取り付けられて、これを保持する取付部を有する（たとえば特許文献１参照）。そして、孔版原紙が巻き付けられた印刷ドラムが回転する際、プレスローラは、取付部への衝突を回避するように上下動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１４－２１３５２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ここで、たとえば印刷媒体が、紙のような平滑で均一形状ではない衣類などである場合、衣類を平面の印刷台に装着して印刷することが必要となる。
【０００７】
しかしながら、衣類が装着される印刷台が、印刷可能範囲（印刷ドラムの周囲長さ－取付部の長さ）より大きい場合、従来のようにプレスローラ上下動で取付部の衝突を回避することができない。また、印刷台全体を上下動させるには、大がかりな移動機構が必要となる。すなわち、印刷ドラムの印刷可能範囲の長さよりも長い印刷媒体に対して印刷することができない。
【０００８】
また、印刷台が重い場合、印刷ドラムへの押圧力をその分大きくする必要があり、押圧が均一にかかり難くなってしまう問題がある。
【０００９】
本発明は、上記事情に鑑み、簡易な構成によって印刷部の印刷可能範囲の長さよりも長い印刷媒体に対して適切な印刷を施すことができる印刷装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本発明の印刷装置は、印刷画像が形成され、外方に突出する取付部を有する印刷部と、印刷媒体が設置され、印刷部に対して印刷媒体を押圧しながら移動する設置部とを備え、設置部が、印刷部に向かう方向とその方向とは逆方向に移動可能な印刷受け部材を有する。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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