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公開番号2025140613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040127
出願日2024-03-14
発明の名称プログラム及び情報処理装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像処理に関するジョブをデバイスに実行させることが可能なプログラムにおいて、制御対象のデバイスに対して適切なジョブを実行させる技術を提供することにある。
【解決手段】情報処理装置2は、CPU21によって実行可能な、新たなステータスモニタを有している。新たなステータスモニタは、CPU21に、旧ステータスモニタの監視対象として設定されているデバイス1に関する識別情報を、監視対象に設定する設定処理を実行させる。また、新たなステータスモニタは、CPU21に、デバイス1と通信可能である場合、そのデバイス1からジョブ実行機能に関する情報を取得し、取得したジョブ実行機能に関する情報に基づいて、デバイス1を制御対象とするジョブ実行機能を有効化する有効化処理を実行させる一方、デバイス1と通信不能である場合、そのデバイス1を制御対象とするジョブ実行機能を有効化しない非有効化処理を実行させる。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
通信部を有する情報処理装置のコンピュータによって実行可能な第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記コンピュータに、
監視対象に設定された画像処理装置と前記通信部を介して通信し、前記情報処理装置に前記画像処理装置のステータスを取得させる監視機能と、
制御対象に設定された画像処理装置に、画像処理に関するジョブを実行させるジョブ実行機能と、
を実現させるためのプログラムであり、
前記第1のプログラムはさらに、前記コンピュータに、
前記コンピュータに前記監視機能を実現させることが可能な第2のプログラムに監視対象として設定されている第1画像処理装置に関する識別情報を、前記第1のプログラムの監視対象に設定する設定処理を実行させ、
前記第1のプログラムはさらに、前記設定処理にて前記第1画像処理装置に関する識別情報が監視対象に設定された後、前記コンピュータに、
前記第1画像処理装置と通信可能である場合、前記第1画像処理装置から前記ジョブ実行機能に関する情報を取得し、取得した前記ジョブ実行機能に関する前記情報に基づいて、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化する有効化処理を実行させ、
前記第1画像処理装置と通信不能である場合、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化しない非有効化処理を実行させる、
ように構成される第1のプログラム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記有効化処理では、
前記第1画像処理装置と通信可能である場合、前記ジョブ実行機能を選択するための選択オブジェクトを操作可能に表示することで、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化し、
前記非有効化処理では、
前記第1画像処理装置と通信不能である場合、前記選択オブジェクトを表示しないまたは操作不能な状態で表示することで、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化しない、
ように構成される第1のプログラム。
【請求項3】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記コンピュータに、
制御対象となる画像処理装置の選択を受け付ける選択処理を実行させ、
前記第1のプログラムはさらに、前記有効化処理の実行後、前記コンピュータに、
前記ジョブ実行機能が有効化されていない前記第1画像処理装置が、前記選択処理によって選択されたことに応じて、前記第1画像処理装置との通信を試行し、前記第1画像処理装置から通信可能の応答があった場合に、前記第1画像処理装置から前記ジョブ実行機能に関する情報を取得し、取得した前記ジョブ実行機能に関する前記情報に基づいて、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化する選択時有効化処理を実行させる、
ように構成される第1のプログラム。
【請求項4】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記コンピュータに、
制御対象となる画像処理装置の選択を受け付ける選択処理と、
前記監視機能に関する設定を受け付ける監視設定処理と、
を実行させ、
前記ジョブ実行機能が有効化されていない前記第1画像処理装置が前記選択処理にて選択されている場合であっても、前記監視設定処理を実行可能にさせる、
ように構成される第1のプログラム。
【請求項5】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記有効化処理の実行後、前記コンピュータに、
監視対象であって前記ジョブ実行機能が有効化されていない前記第1画像処理装置から通信可能の応答があった場合に、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化する監視時有効化処理を実行させる、
ように構成される第1のプログラム。
【請求項6】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記コンピュータに、
前記ジョブ実行機能が有効化されていない前記第1画像処理装置が通信可能になった場合に、前記第1画像処理装置から前記ジョブ実行機能に関する情報を取得して前記情報処理装置のメモリに記憶する記憶処理を実行させ、
前記メモリに前記第1画像処理装置に対応する前記ジョブ実行機能に関する前記情報が記憶されている場合、前記第1画像処理装置と通信不能であったとしても、記憶されている前記ジョブ実行機能に関する前記情報に基づいて、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化する記憶済み有効化処理を実行させる、
ように構成される第1のプログラム。
【請求項7】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記コンピュータに、
前記第1のプログラムの初回起動時に、前記設定処理を実行させ、
前記設定処理の実行後、
前記第1画像処理装置と通信可能である場合、前記有効化処理を実行させ、
前記第1画像処理装置と通信不能である場合、前記非有効化処理を実行させる
ように構成される第1のプログラム。
【請求項8】
請求項1に記載する第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、常駐型のプログラムと、非常駐型のプログラムと、を含み、
前記非常駐型のプログラムは、前記コンピュータに、
前記ジョブ実行機能が有効化されている画像処理装置に、画像処理に関するジョブを実行させる実行指示を、前記通信部を介して送信する送信処理を実行させ、
前記常駐型のプログラムは、前記コンピュータに、
監視対象の前記画像処理装置と前記通信部を介して通信し、監視対象の前記画像処理装置からステータスに関する情報を取得し、取得した前記情報に基づく通知情報を通知する通知処理を実行させる、
ように構成される第1のプログラム。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載する前記第1のプログラムが記憶されたメモリを備える情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、画像処理に関するジョブを画像処理装置に実行させることが可能なプログラム及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷やスキャンといった画像処理に関するジョブを画像処理装置に実行させることが可能なプログラムが知られている。例えば特許文献1には、印刷やスキャンを含むワークフローを作成し、そのワークフローに従った画像処理を画像処理装置に実行させることが可能なプログラムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-187613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像処理に関するジョブを画像処理装置に実行させることが可能なプログラムでは、制御対象の画像処理装置に対して適切なジョブを実行させることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題の解決を目的としてなされたものであり、通信部を有する情報処理装置のコンピュータによって実行可能な第1のプログラムであって、
前記第1のプログラムは、前記コンピュータに、
監視対象に設定された画像処理装置と前記通信部を介して通信し、前記情報処理装置に前記画像処理装置のステータスを取得させる監視機能と、
制御対象に設定された画像処理装置に、画像処理に関するジョブを実行させるジョブ実行機能と、
を実現させるためのプログラムであり、
前記第1のプログラムはさらに、前記コンピュータに、
前記コンピュータに前記監視機能を実現させることが可能な第2のプログラムに監視対象として設定されている第1画像処理装置に関する識別情報を、前記第1のプログラムの監視対象に設定する設定処理を実行させ、
前記第1のプログラムはさらに、前記設定処理にて前記第1画像処理装置に関する識別情報が監視対象に設定された後、前記コンピュータに、
前記第1画像処理装置と通信可能である場合、前記第1画像処理装置から前記ジョブ実行機能に関する情報を取得し、取得した前記ジョブ実行機能に関する前記情報に基づいて、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化する有効化処理を実行させ、
前記第1画像処理装置と通信不能である場合、前記第1画像処理装置を制御対象とする前記ジョブ実行機能を有効化しない非有効化処理を実行させるように構成される。
【0006】
本明細書に開示される技術によれば、第2のプログラムにて監視対象として設定されている第1画像処理装置に関する識別情報を、第1のプログラムの監視対象に設定する、すなわち第1のプログラムが第2のプログラムから監視対象を引き継いだ後、その引き継いだ監視対象の第1画像処理装置と通信可能であれば、その第1画像処理装置からジョブ実行機能に関する情報を取得することで、その情報に基づいて、ジョブ実行機能を有効化して第1画像処理装置に適したジョブを実行させることができる一方、通信不能であると、その第1画像処理装置で利用可能な処理の詳細が不明であり、第1画像処理装置を制御対象とするジョブ実行機能を有効化しない方が望ましい。
【0007】
上記装置の機能を実現するための情報処理装置も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0008】
本明細書に開示される技術によれば、画像処理に関するジョブを画像処理装置に実行させることが可能なプログラムにおいて、制御対象の画像処理装置に対して適切なジョブを実行させる技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態にかかる情報処理システムの概略説明図である。
第1ステータス情報画面がポップアップ表示された状態の操作表示部のディスプレイを示す説明図である。
(A)操作表示部のディスプレイにポップアップ表示される第2ステータス情報画面を示す説明図である。(B)操作表示部のディスプレイにポップアップ表示される第3ステータス情報画面を示す説明図である。(C)操作表示部のディスプレイにポップアップ表示されるオファリング情報画面を示す説明図である。
情報処理装置のデバイス監視プログラムにより実現されるステータス情報及びオファリング情報の表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
情報処理装置のデバイス監視プログラム及びデバイス制御プログラムにより実現される第2ホーム画面の表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
ボックス及び起動ボックスをポップアップ表示した状態のディスプレイの例を示す説明図である。
デバイス制御プログラムにより表示される第2ホーム画面を表示した状態のディスプレイの例を示す説明図である。
インストーラープログラムを用いて新ステータスモニタを構成するデバイス監視プログラム及びデバイス制御プログラムをインストールした際の情報処理装置の概略説明図である。
デバイス監視プログラム及びデバイス制御プログラムのインストール処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
デバイステーブルの構成を説明する説明図である。
情報処理装置の新ステータスモニタを構成するデバイス監視プログラム及びデバイス制御プログラムにより実現される能力情報の更新処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
デバイス制御プログラムにより表示される第2ホーム画面を表示した状態のディスプレイの例を示す説明図である。
設定画面を表示した状態のディスプレイの例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態にかかる情報処理システムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態は、互いに通信可能な印刷装置と情報処理装置とを含む情報処理システムに本発明を適用したものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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