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公開番号2025137265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036373
出願日2024-03-08
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250911BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】メイン基板と高圧基板とを電気的に接続するハーネスを減らすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、本体筐体10と、感光ドラムと、感光ドラムを帯電させる帯電器62と、帯電器62に帯電電圧を出力可能な高圧基板110と、高圧基板110に帯電電圧を出力させるための制御信号を送信可能なメイン基板120と、高圧基板110と電気的に接続され、高圧基板110が出力した信号を送信可能な第1無線通信ユニット130と、メイン基板120と電気的に接続され、第1無線通信ユニット130が送信した信号を受信可能な第2無線通信ユニット140とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
画像形成装置であって、
本体筐体と、
感光ドラムと、
前記感光ドラムを帯電させる帯電器と、
前記帯電器に帯電電圧を出力可能な高圧基板と、
前記高圧基板に前記帯電電圧を出力させるための制御信号を送信可能なメイン基板と、
前記高圧基板と電気的に接続された第１無線通信ユニットであって、前記高圧基板が出力した信号を送信可能な第１無線通信ユニットと、
前記メイン基板と電気的に接続された第２無線通信ユニットであって、前記第１無線通信ユニットが送信した信号を受信可能な第２無線通信ユニットと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記高圧基板は、前記帯電電圧に応じたフィードバック信号を前記第１無線通信ユニットおよび前記第２無線通信ユニットを介して前記メイン基板に送信可能であり、
前記メイン基板は、前記フィードバック信号に応じた前記制御信号を前記高圧基板に送信可能であることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記高圧基板は、
前記帯電器に、前記制御信号に応じた前記帯電電圧を出力可能な出力回路と、
前記出力回路から出力された前記帯電電圧を分圧する分圧回路と、
前記分圧回路が出力した電圧をアナログ値からデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、を有することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記Ａ／Ｄコンバータは、前記分圧回路が出力した電圧をアナログ値からデジタル値に変換した変換信号を出力可能であり、
前記高圧基板は、前記変換信号を前記第１無線通信ユニットおよび前記第２無線通信ユニットを介して前記メイン基板に送信可能であることを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記メイン基板は、前記変換信号を要求する要求信号を前記高圧基板に送信可能なメインＣＰＵを有し、
前記高圧基板は、前記要求信号を受信した場合、前記変換信号を前記第１無線通信ユニットおよび前記第２無線通信ユニットを介して前記メインＣＰＵに送信する高圧基板ＣＰＵを有することを特徴とする請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記メインＣＰＵは、
画像形成装置の電源が入れられた場合、
前記本体筐体の開口を開閉するカバーが閉じられた場合、
画像形成装置の定着器の温度を所定の目標温度に向けて昇温させる場合、または、
印刷指令を受信した場合、
前記要求信号を前記高圧基板ＣＰＵに送信することを特徴とする請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記メインＣＰＵは、受信した前記変換信号に基づいて、前記高圧基板の種別を判定する種別判定処理を実行することを特徴とする請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記メインＣＰＵは、
画像形成装置の電源が入れられた場合、または、
前記本体筐体の開口を開閉するカバーが閉じられた場合、
前記種別判定処理を実行することを特徴とする請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記メインＣＰＵは、前記種別判定処理において、前記高圧基板の種別が所定の種別でないと判定した場合、前記高圧基板の異常を示す高圧基板異常信号を出力することを特徴とする請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記第２無線通信ユニットは、前記メイン基板が出力した信号を前記第１無線通信ユニットに送信可能であり、
前記第１無線通信ユニットは、前記第２無線通信ユニットが送信した信号を受信可能であることを特徴とする請求項１から請求項９のいずれか１項に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、画像形成装置として、高電圧を帯電器などに印加する高圧基板と、高圧基板に制御信号を出力するメイン基板と、メイン基板と高圧基板とを電気的に接続する複数のハーネスとを備えるものが知られている（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－２４３４４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、メイン基板と高圧基板とを電気的に接続するハーネスが多いと、高圧基板を交換する際に手間がかかるという問題がある。
【０００５】
そこで、メイン基板と高圧基板とを電気的に接続するハーネスを減らすことができることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
画像形成装置は、本体筐体と、感光ドラムと、帯電器と、高圧基板と、メイン基板と、第１無線通信ユニットと、第２無線通信ユニットと、を備える。
帯電器は、感光ドラムを帯電させる。
高圧基板は、帯電器に帯電電圧を出力可能である。
メイン基板は、高圧基板に帯電電圧を出力させるための制御信号を送信可能である。
第１無線通信ユニットは、高圧基板と電気的に接続されている。第１無線通信ユニットは、高圧基板が出力した信号を送信可能である。
第２無線通信ユニットは、メイン基板と電気的に接続されている。第２無線通信ユニットは、第１無線通信ユニットが送信した信号を受信可能である。
【０００７】
高圧基板からの信号を第１無線通信ユニットおよび第２無線通信ユニットを介してメイン基板に送信可能であることで、メイン基板と高圧基板とを電気的に接続するハーネスを減らすことができる。
【０００８】
高圧基板は、帯電電圧に応じたフィードバック信号を第１無線通信ユニットおよび第２無線通信ユニットを介してメイン基板に送信可能であってもよい。
メイン基板は、フィードバック信号に応じた制御信号を高圧基板に送信可能である。
【０００９】
高圧基板は、出力回路と、分圧回路と、Ａ／Ｄコンバータと、を有していてもよい。
出力回路は、帯電器に、制御信号に応じた帯電電圧を出力可能である。
分圧回路は、出力回路から出力された帯電電圧を分圧する。
Ａ／Ｄコンバータは、分圧回路が出力した電圧をアナログ値からデジタル値に変換する。
【００１０】
Ａ／Ｄコンバータは、分圧回路が出力した電圧をアナログ値からデジタル値に変換した変換信号を出力可能であってもよい。
高圧基板は、変換信号を第１無線通信ユニットおよび第２無線通信ユニットを介してメイン基板に送信可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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