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公開番号
2025117772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012670
出願日
2024-01-31
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ユーザーが不用意に吸気ファンに触ってしまう不具合や、ユーザーにとって吸気ファンの稼働音を騒音として感じてしまう不具合を生じにくくする。
【解決手段】第1シート排出経路K1と第1シート排出口H1とが設けられた側方突出部116が、画像形成部115の側方側から上方に突出して第1シート載置部134に隣接するように配置されている。画像形成部115と側方突出部116とともに空間Wを形成する奥側突出部117が、画像形成部115の奥側から上方に突出して第1シート載置部134に隣接するように配置されている。奥側突出部117に対向する側から内部に取り入れた空気を、第1シート排出口H1から第1シート載置部134に向けて排出されるシートPに向けて排気する送風ユニット136が、奥側突出部117に対して手前側で対向するように空間Wに配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シート上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の上方に配置されて、前記画像形成部で画像が形成された後のシートを積載可能なシート載置部と、
前記画像形成部の側方側から上方に突出して前記シート載置部に隣接するように配置されて、前記画像形成部で画像が形成された後のシートを搬送するシート排出経路と、前記シート載置部に向けて当該シートを排出するシート排出口と、が設けられた側方突出部と、
前記画像形成部の奥側から上方に突出して前記シート載置部に隣接するように配置されて、前記画像形成部と前記側方突出部とともに空間を形成する奥側突出部と、
前記奥側突出部に対して手前側で対向するように前記空間に配置されて、前記奥側突出部に対向する側から内部に取り入れた空気を、前記シート排出口から前記シート載置部に向けて排出されるシートに向けて排気する送風ユニットと、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記空間の上方において前記側方突出部と前記奥側突出部とに囲まれた第2シート載置部を備え、
前記側方突出部は、前記画像形成部で画像が形成された後のシートを搬送可能な第2シート排出経路と、前記第2シート載置部に向けて当該シートを排出可能な第2シート排出口と、が設けられ、
前記送風ユニットは、前記第2シート載置部の下方に一体的に設置されて、前記シート排出口から前記シート載置部に向けて排出されるシートに向けて上方から排気することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2シート載置部は、その差込み部が前記側方突出部と前記奥側突出部とのうち少なくとも一方に形成された被差込み部に差し込まれた状態で、前記側方突出部と前記奥側突出部とに着脱可能に保持されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記送風ユニットは、
ダクトと、
前記奥側突出部に対して隙間をあけて対向する位置に開口して、前記隙間から前記ダクトの内部に空気を取り入れる第1吸気口と、
前記空間において前記側方突出部が配置された側とは反対側の側方に向けて開口して、前記ダクトの内部に空気を取り入れる第2吸気口と、
前記第1吸気口に対して手前側で対向するように配置されて、前記第1吸気口と前記第2吸気口とからそれぞれ空気を吸引する吸気ファンと、
前記吸気ファンによって吸気した空気を前記ダクトを介して排気する前記排気口と、
を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記隙間が2mm以上であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第2吸気口は、画像形成装置本体の側面に平行な面において開口する複数のスリットであって、
前記排気口は、幅方向に間隔をあけて複数形成されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1吸気口からの吸気量が、前記第2吸気口からの吸気量よりも多いことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1吸気口は、前記第2吸気口よりも吸気した空気の流れ方向の下流側に位置していることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記シート載置部におけるシート載置面は、シート排出方向の上流側から下流側に向けて上方に傾斜する傾斜面を具備し、
前記第1吸気口と前記吸気ファンとは、前記シート排出方向の位置が、前記傾斜面の位置に略一致することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1吸気口と前記第2吸気口とは、いずれも、前記シート載置部において積載されるシートの真上ではない位置に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、画像形成部の上方において複数の壁部(側方突出部と奥側突出部とである。)に囲まれるようにシート載置部を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、画像形成部で画像が形成された後のシートは、画像形成部の側方から上方に突出する側方突出部のシート排出経路を経由してシート排出口から排出されてシート載置部にスタックされる。
【0003】
一方、特許文献1には、第1排出トレイ(シート載置部)に向けて排出されるシートを冷却することを目的として、第1排出トレイの上方に配置された第2排出トレイ(第2シート載置部)に、第1排出トレイに向けて排出されるシートに向けて空気を排気する機構を搭載する技術が開示されている。この第2排出トレイは、側方突出部が設置された位置とは反対側の側方に形成された吸気口から吸気ファンによって空気を取り入れて、第1排出トレイに向けて排出されるシートに向けて上方から空気を排気するように構成されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、吸気ファンや吸気口が、ユーザーが画像形成装置の操作をおこなう正面(手前側)に近い位置に設けられているため、ユーザーが不用意に吸気ファンに触ってしまう不具合や、ユーザーにとって吸気ファンの稼働音を騒音として感じてしまう不具合が生じてしまっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ユーザーが不用意に吸気ファンに触ってしまう不具合や、ユーザーにとって吸気ファンの稼働音を騒音として感じてしまう不具合が生じにくい、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像形成装置は、シート上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の上方に配置されて、前記画像形成部で画像が形成された後のシートを積載可能なシート載置部と、前記画像形成部の側方側から上方に突出して前記シート載置部に隣接するように配置されて、前記画像形成部で画像が形成された後のシートを搬送するシート排出経路と、前記シート載置部に向けて当該シートを排出するシート排出口と、が設けられた側方突出部と、前記画像形成部の奥側から上方に突出して前記シート載置部に隣接するように配置されて、前記画像形成部と前記側方突出部とともに空間を形成する奥側突出部と、前記奥側突出部に対して手前側で対向するように前記空間に配置されて、前記奥側突出部に対向する側から内部に取り入れた空気を、前記シート排出口から前記シート載置部に向けて排出されるシートに向けて排気する送風ユニットと、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザーが不用意に吸気ファンに触ってしまう不具合や、ユーザーにとって吸気ファンの稼働音を騒音として感じてしまう不具合が生じにくい、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
画像形成装置を示す斜視図である。
シート載置部の近傍を示す図である。
画像形成装置の胴内空間を左側方からみた図である。
送風ユニットにおける空気の流れを示す図である。
第2シート載置部と送風ユニットとを斜め下方から示す斜視図である。
第2シート載置部と送風ユニットとを斜め上方から示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
図1、図2にて、本実施の形態における画像形成装置1の全体的な構成・動作について説明する。
図1、図2に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、原稿搬送装置110(及び、原稿読込装置102)の下方であって画像形成部115の上方に、側方突出部(側方壁部でもある。)116と奥側突出部(奥側壁部でもある。)117とに囲まれた空間W(胴内空間)が形成されている。
この空間W(胴内空間)は、画像形成装置1から排出されたシートP(画像形成後(印刷後)のシートPである。)を排出・積載可能な空間であって、その排出・積載されたシートPを取り出し可能な空間でもある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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