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公開番号2025121480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016889
出願日2024-02-07
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20250813BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】装置本体から一次転写ユニットを容易に取り外すことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、ブラック用一次転写ローラを感光体から離間させる離間レバー92、およびユーザが離間レバーを用いてブラック用一次転写ローラを感光体から離間させる動作と連動して、駆動側カップリングと従動側カップリング104との連結を解除する解除機構を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数の感光体と装置本体に対して着脱可能に設けられた一次転写ユニットとを備える画像形成装置であって、
前記装置本体に設けられた駆動側カップリング、および
前記一次転写ユニットに設けられ、前記一次転写ユニットを着脱する方向である第1方向と直交する第2方向に前記駆動側カップリングと連結される従動側カップリングを備え、
前記一次転写ユニットは、
前記複数の感光体からトナー像が転写される一次転写ベルト、
前記一次転写ベルトを挟んで前記感光体のそれぞれと対向するように配置された複数の一次転写ローラ、および
前記一次転写ローラを前記感光体に対して離接させる離接機構を備え、
前記離接機構は、前記第1方向に往復移動可能に設けられ、前記複数の一次転写ローラのうちブラック用一次転写ローラを前記感光体から離間させる離間レバーを含み、
ユーザが前記離間レバーを用いて前記ブラック用一次転写ローラを前記感光体から離間させる動作と連動して、前記駆動側カップリングと前記従動側カップリングとの連結を解除する解除機構を備える、画像形成装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記解除機構は、前記一次転写ユニットに設けられ、前記離間レバーを当接解除位置に移動させる力を前記従動側カップリングが前記駆動側カップリングから離間する方向の力に変換して前記従動側カップリングに伝達する解除部材を含む、請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記解除部材は、前記第1方向に延びるように前記一次転写ユニットに設けられると共に、前記第2方向の回転軸周りに回動可能であって、かつ前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向の回転軸周りに回動可能に前記一次転写ユニットに設けられている、請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記解除部材は、
前記第1方向における一方端部に形成されて、前記離間レバーを前記当接解除位置に移動させる力を受ける受部、および
前記第1方向における他端部に形成されて、前記受部が前記離間レバーの移動に伴う力を受けたときに前記従動側カップリングを押圧して前記駆動側カップリングから離間させる押圧部を有する、請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記解除部材は、
略L字状に形成され、屈曲部を中心に回動することで前記離間レバーを前記当接解除位置に移動させる力を前記従動側カップリングが前記駆動側カップリングから離間する方向の力に変換する変換部材、および
前記第2方向に往復移動可能に設けられ、前記変換部材が前記離間レバーの移動に伴う力を受けたときに前記従動側カップリングを押圧して前記駆動側カップリングから離間させる押圧部材を含む、請求項2記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記一次転写ユニットは、前記離間レバーが当接解除位置にある状態を保持するロック部を備える、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は画像形成装置に関し、特にたとえば、複数の感光体と装置本体に着脱可能に設けられた一次転写ユニットとを備える、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置の一例が特許文献1に開示される。特許文献1の画像形成装置は、像担持体上のトナー像が転写される、複数の張架部材に張架されたベルト部材(一次転写ベルト)と、像担持体(感光体)からベルト部材にトナー像を転写する転写手段(一次転写ローラ)と、ベルト部材を介し像担持体に接触する位置と離間する位置との間で転写手段を変位させる変位手段(離接機構)とからなるベルトユニット(一次転写ユニット)とを有する。ベルトユニットは、装置本体の筐体の開口部から張架部材軸方向に対し直交する方向で着脱可能である。また、この画像形成装置は、変位手段の係合部と自身の被係合部とが張架部材軸方向で係脱可能に筐体の外側側面に設けられ、予め設定された第1の位置と第2の位置との間で変位可能であり、自身が第1の位置に位置した際に転写手段が接触する位置に到達し、自身が第2の位置に位置した際に転写手段が離間する位置に到達するように変位手段を操作する操作レバーを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-85593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一次転写ユニットは、装置本体に設けられた駆動源から回転駆動力が伝達されることで駆動されるので、装置本体に一次転写ユニットを装着したときには、装置本体と一次転写ユニットとがカップリングによって連結される。このため、一次転写ユニットの着脱方向が一次転写ローラ等の軸方向と直交する方向である場合、装置本体から一次転写ユニットを取り外すときに、このカップリングの連結を解除する必要が生じる。
【0005】
特許文献1の技術では、操作レバーを操作して離接機構を作動させることで、一次転写ベルトを介して感光体に接触する位置(当接位置)と離間する位置(離間位置)とに一次転写ローラを変位させている。しかしながら、特許文献1の技術では、装置本体から一次転写ユニットを取り外すときに、操作レバーによる一次転写ローラの離接操作と、カップリングの連結解除操作とを別個に行う必要があるので不便である。
【0006】
それゆえに、この開示の主たる目的は、新規な、画像形成装置を提供することである。
【0007】
この開示の他の目的は、装置本体から一次転写ユニットを容易に取り外すことができる、画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の開示は、複数の感光体と装置本体に対して着脱可能に設けられた一次転写ユニットとを備える画像形成装置であって、装置本体に設けられた駆動側カップリング、および一次転写ユニットに設けられ、一次転写ユニットを着脱する方向である第1方向と直交する第2方向に駆動側カップリングと連結される従動側カップリングを備え、一次転写ユニットは、複数の感光体からトナー像が転写される一次転写ベルト、一次転写ベルトを挟んで感光体のそれぞれと対向するように配置された複数の一次転写ローラ、および一次転写ローラを感光体に対して離接させる離接機構を備え、離接機構は、第1方向に往復移動可能に設けられ、複数の一次転写ローラのうちブラック用一次転写ローラを感光体から離間させる離間レバーを含み、ユーザが離間レバーを用いてブラック用一次転写ローラを感光体から離間させる動作と連動して、駆動側カップリングと従動側カップリングとの連結を解除する解除機構を備える、画像形成装置である。
【0009】
第1の開示によれば、ブラック用一次転写ローラの離間とカップリングの連結解除とを1つの操作で実行できるので、装置本体から一次転写ユニットを容易に取り外すことができ、利便性に優れる。
【0010】
第2の開示は、第1の開示に従属し、解除機構は、一次転写ユニットに設けられ、離間レバーを当接解除位置に移動させる力を従動側カップリングが駆動側カップリングから離間する方向の力に変換して従動側カップリングに伝達する解除部材を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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