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公開番号2025170904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075756
出願日2024-05-08
発明の名称空気調和機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 13/20 20060101AFI20251113BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】センサによる吸込口から吸い込まれる空気の圧損を低減できる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1000は、背面壁と、電装ボックス60と、吸込口と、吹出口と、送風ファンと、センサ200とを備える。背面壁は、部屋の壁に取付けられる。電装ボックス60は、背面壁と対向し、空調運転を制御する電子制御部品61を有する。吸込口は、背面壁と電装ボックス60との間に配置される。吹出口は、背面壁と電装ボックス60との間に配置され、吸込口より下方に配置される。送風ファンは、吸込口から吹出口まで空気を流通させる。センサ200は、部屋内の空気に関する物理量を検知する。電装ボックス60は、電子制御部品61に接続されたセンサ200を収容する収容部70と、収容部70の外部から収容部70の内部に空気ARが流通する吸気孔91と、収容部70の内部から収容部70の外部に空気ARが流通する排気孔92とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
部屋の壁に取付けられる背面壁と、
前記背面壁と対向し、空調運転を制御する電子制御部品を有する電装ボックスと、
前記背面壁と前記電装ボックスとの間に配置された吸込口と、
前記背面壁と前記電装ボックスとの間に配置され、前記吸込口より下方に配置された吹出口と、
前記吸込口から前記吹出口まで空気を流通させる送風ファンと、
前記部屋内の空気に関する物理量を検知するセンサと
を備え、
前記電装ボックスは、
前記電子制御部品に接続された前記センサを収容する収容部と、
前記収容部の外部から前記収容部の内部に前記空気が流通する吸気孔と、
前記収容部の内部から前記収容部の外部に前記空気が流通する排気孔と
を有する、空気調和機。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記吸込口から吸い込まれた空気は、前記電装ボックスの器壁の少なくとも一部に沿って流れ、
前記吸気孔及び前記排気孔は、前記器壁に設けられる、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記器壁は、
前記背面壁側に位置する背壁と、
前記電装ボックスの上方側に位置する上壁と、
を有し、
前記吸気孔は、前記上壁に配置され、
前記排気孔は、前記背壁に配置される、
請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記センサは、センサ基板と前記センサ基板上に設けられたセンサ素子とを有し、
前記センサ基板は、前記吸気孔から吸い込まれた空気の流れと前記排気孔から排出される空気の流れとをつなぐように配置される、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記吸気孔の大きさは、前記排気孔の大きさより小さい、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項6】
前記センサは、左右方向において前記電装ボックスの両端部に位置しない、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項7】
前記吸気孔から吸い込まれた空気は、流れの向きを変えて、前記排気孔より排出される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電装ユニットを備える空気調和機が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の空気調和機は、送風ファンと、熱交換器と、フィルタと、電装ユニットとを備える。熱交換器は、送風ファンの前方に配置される。フィルタは、熱交換器の上流側に配置される。電装ユニットは、フィルタと所定間隔を開けて設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-207910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空気調和機では、部屋の温度のような物理量を検知するセンサを備える必要がある。例えば、空気調和機の吸込口から吹出口までの流通路中にセンサが置かれていた。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、センサによる吸込口から吸い込まれる空気の圧損を低減できる空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面によれば、空気調和機は、背面壁と、電装ボックスと、吸込口と、吹出口と、送風ファンと、センサとを備える。前記背面壁は、部屋の壁に取付けられる。前記電装ボックスは、前記背面壁と対向し、空調運転を制御する電子制御部品を有する。前記吸込口は、前記背面壁と前記電装ボックスとの間に配置される。前記吹出口は、前記背面壁と前記電装ボックスとの間に配置され、前記吸込口より下方に配置される。前記送風ファンは、前記吸込口から前記吹出口まで空気を流通させる。前記センサは、前記部屋内の空気に関する物理量を検知する。前記電装ボックスは、前記電子制御部品に接続された前記センサを収容する収容部と、前記収容部の外部から前記収容部の内部に前記空気が流通する吸気孔と、前記収容部の内部から前記収容部の外部に前記空気が流通する排気孔とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気調和機によれば、電装ボックスは、吸気孔と排気孔とを有する。その結果、電装ボックス内にセンサを収容することができる。従って、空気調和機の吸込口から吹出口までの流通路中に、電装ボックス以外に別途センサを置く必要がなくなり、空気の圧損を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図である。
本実施形態に係る室内機を示す断面図である。
本実施形態に係る電装ボックスを示す斜視図である。
本実施形態に係る電装ボックスを示す断面図である。
本実施形態に係る室内機を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1を参照して、本発明の実施形態に係る空気調和機1000を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気調和機1000の構成を示す図である。図1に示すように、空気調和機1000は、空気の性質を調整する。なお、本実施形態では、図中に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す。Z軸は鉛直方向に平行であり、X軸及びY軸は水平方向に平行である。
(【0011】以降は省略されています)

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