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公開番号2025160665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063357
出願日2024-04-10
発明の名称表示装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20251016BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】画面輝度の不意の急変に伴う利用者の不快感や目の疲労感等が軽減可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、表示部130と、照度センサ140と、動体検出部150と、画面制御部111とを備える。表示部130は、表示画面131を有する。照度センサ140は、周囲の明るさを検出する。動体検出部150は、周囲の物体の動きを検出する。画面制御部111は、照度センサ140により検出された明るさの変化に追従して表示画面131の画面輝度Lが変化するように表示画面131を制御する。画面制御部111は、動体検出部150によって物体の動きが検出されている場合における明るさの変化に対する画面輝度Lの追従性である第1追従性が、物体の動きが検出されていない場合における明るさの変化に対する画面輝度Lの追従性である第2追従性よりも小さくなるように、表示画面131を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示画面を有する表示部と、
周囲の明るさを検出する照度センサと、
前記周囲の物体の動きを検出する動体検出部と、
前記照度センサにより検出された前記明るさの変化に追従して前記表示画面の画面輝度が変化するように前記表示画面を制御する画面制御部と
を備え、
前記画面制御部は、前記動体検出部によって前記物体の動きが検出されている場合における前記明るさの変化に対する前記画面輝度の追従性である第1追従性が、前記物体の動きが検出されていない場合における前記明るさの変化に対する前記画面輝度の追従性である第2追従性よりも小さくなるように、前記表示画面を制御する、表示装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記画面制御部は、前記動体検出部によって前記物体の動きが検出され、且つ前記明るさの変化速度が予め定められた所定速度範囲内である場合に、前記第1追従性が前記第2追従性よりも小さくなるように前記表示画面を制御する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記追従性は、前記明るさの変化速度に対する前記画面輝度の変化速度の比率である、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記追従性は、前記明るさの変化量に対する前記画面輝度の変化量の比率である、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記画面制御部は、前記第1追従性により前記表示画面を制御する場合に、前記明るさの変化に追従して前記画面輝度を変化させない、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記動体検出部は、前記物体の動きの有無を検出する赤外線センサを含む、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液晶表示板近傍の明るさを測定するCdSセル等の照度測定部と、調光部とを設け、この調光部により照度測定部の測定値に基づき液晶表示板をバック照明するLEDの点灯状況を調整することが記載されている。このような構成により、液晶表示板の表示部が周囲の照度に合った明るさに調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-60830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、IWB(Interactive Whiteboard:電子黒板)等の大型の表示装置の操作を行うために利用者が接近すると、その場所の照明との位置関係等によって影ができることがある。このような影によって表示装置に内蔵された照度センサによる周囲の明るさの測定値が急激に変化すると、周囲が暗くなったと表示装置に誤認されて表示画面の明るさも急変することがあり得る。このような画面輝度の不意の急変は、利用者の不快感や目の疲労感等を招くことがある。
【0005】
本開示は、画面輝度の不意の急変に伴う利用者の不快感や目の疲労感等が軽減可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示装置は、表示部と、照度センサと、動体検出部と、画面制御部とを備える。前記表示部は、表示画面を有する。前記照度センサは、周囲の明るさを検出する。前記動体検出部は、前記周囲の物体の動きを検出する。前記画面制御部は、前記照度センサにより検出された前記明るさの変化に追従して前記表示画面の画面輝度が変化するように前記表示画面を制御する。前記画面制御部は、前記動体検出部によって前記物体の動きが検出されている場合における前記明るさの変化に対する前記画面輝度の追従性である第1追従性が、前記物体の動きが検出されていない場合における前記明るさの変化に対する前記画面輝度の追従性である第2追従性よりも小さくなるように、前記表示画面を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、画面輝度の不意の急変に伴う利用者の不快感や目の疲労感等が軽減可能な表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置100の概略構成を示すブロック図である。
周囲の明るさに応じて制御される画面輝度Lを例示するグラフである。
周囲の明るさが変化したときの画面輝度Lの追従性を例示するタイムチャートである。
表示装置100に利用者Uが近づく場合を例示する説明図である。
表示装置100から利用者Uが遠ざかる場合を例示する説明図である。
図4や図5の場合に、検出照度Eの変化に応じて制御される画面輝度Lを例示するタイムチャートである。
表示装置100に人体Hが一旦近づく場合を例示する説明図である。
図7Aの後に人体Hが再び遠ざかる場合を例示する説明図である。
図7A及び図7Bの場合に、検出照度Eの変化に応じて制御される画面輝度Lを例示するタイムチャートである。
表示装置100による画面輝度Lの制御方法の概略を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
1 表示装置100の構成
まず、図1~図3を参照して、周囲の明るさ及び物体の動きに応じて表示画面131の明るさを制御する表示装置100の構成について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る表示装置100の概略構成を示すブロック図である。図2は、周囲の明るさに応じて制御される画面輝度Lを例示するグラフである。図3は、周囲の明るさが変化したときの画面輝度Lの追従性を例示するタイムチャートである。なお、表示画面131の明るさを、以下では「画面輝度L」という。
(【0011】以降は省略されています)

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