TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025132414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029957
出願日2024-02-29
発明の名称表示方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20250903BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザーが意図していないコンテンツを生成して表示できるようにする。
【解決手段】映像生成器20は、第1取得部211、第2取得部212、生成部213、及び表示制御部214をする。第1取得部211は、プロジェクターにより画像を投写される投写対象物が設置される投写領域の環境を表す第1環境情報を取得する。また、第1取得部211は、1環境情報を取得した時点よりも後の時刻における環境を表す第2環境情報を取得する。第2取得部212は、第1環境情報と第2環境情報との差分を取得する。生成部213は、第2取得部212により取得された差分に基づいて、プロジェクターから投写対象物に投写する投写画像を生成する。表示制御部214は、生成部213により生成された投写画像を、投写領域に表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
プロジェクターにより画像を投写される投写領域における環境を表す第1環境情報を取得することと、
前記第1環境情報を取得した時点よりも後の時刻における前記環境を表す第2環境情報を取得することと、
前記第1環境情報と前記第2環境情報との第1差分を取得することと、
前記第1差分に基づいて、前記プロジェクターから前記投写領域に投写する投写画像を生成することと、
前記プロジェクターから前記投写領域に前記投写画像を投写することにより、前記投写画像を前記投写領域に表示することと、
を含む表示方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1環境情報は、前記投写領域を撮像装置により撮像することで得られる第1撮像画像であり、
前記第2環境情報は、前記第1撮像画像を撮像した第1時刻よりも後の第2時刻に前記投写領域を前記撮像装置により撮像することで得られる第2撮像画像である、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項3】
前記第1撮像画像は、前記プロジェクターから投写される画像を含まず、
前記第2撮像画像は、前記プロジェクターから投写される画像を含まない、
請求項2に記載の表示方法。
【請求項4】
前記撮像装置を起動する第1起動処理を実行することと、
前記第1起動処理を実行した後、前記第1撮像画像を撮像することと、
前記第1撮像画像を撮像した後、前記第2撮像画像を撮像することと、
前記第1起動処理を実行した後、前記プロジェクターを起動する第2起動処理を実行することと、
前記第2起動処理を実行した後、前記投写領域に前記投写画像を表示すること、
を含む請求項3に記載の表示方法。
【請求項5】
前記投写画像を生成することは、前記第1環境情報の表す環境から前記第2環境情報の表す環境への変化部分を前記第1差分に基づいて認識し、前記変化部分に応じた画像を生成することを含む、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項6】
前記第1環境情報は、前記投写領域内に設置される投写対象物と前記プロジェクターとの相対的な位置関係を表す第1相対位置情報であり、
前記第2環境情報は、前記第1相対位置情報を取得した時点よりも後の時刻における前記投写対象物と前記プロジェクターとの相対的な位置関係を表す第2相対位置情報である、
請求項1に記載の表示方法。
【請求項7】
前記第1相対位置情報の取得に先立って、前記投写対象物と前記プロジェクターとの相対的な位置関係を表す第3相対位置情報を取得することと、
前記第1相対位置情報と前記第3相対位置情報との差分である第2差分を取得することと、を更に含み、
前記第1差分に基づいて、前記プロジェクターから前記投写領域に投写する投写画像を生成することは、前記第1差分と前記第2差分とに基づいて前記投写画像を生成することを含む、
請求項6に記載の表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、着席者の位置が変化しても、それぞれの変化に応じて投影映像を自動的に適応させ得ることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/116290号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術では、ユーザーが事前にコンテンツを作成しており、プロジェクターは当該コンテンツを表示しているに過ぎず、コンテンツを作成するユーザーの作業負荷が高くなるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の表示方法の一態様は、プロジェクターにより画像を投写される投写領域の環境を表す第1環境情報を取得することと、前記第1環境情報を取得した時点よりも後の時刻における前記環境を表す第2環境情報を取得することと、前記第1環境情報と前記第2環境情報との差分を取得することと、前記差分に基づいて、前記プロジェクターから前記投写領域に投写する投写画像を生成することと、前記プロジェクターから前記投写領域に前記投写画像を投写することにより、前記投写画像を前記投写領域に表示することと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本開示の実施形態よるシステム1の構成例を示す図である。
システム1によるプロジェクションマッピングの一例を示す図である。
システム1に含まれる映像生成器20の構成例を示す図である。
映像生成器20の処理装置210がプログラムPRAに従って実行する表示方法における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に述べる実施形態には技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の実施形態は、以下に述べる形態に限られるものではない。
1.実施形態
図1は、本開示の一実施形態よるシステム1の構成例を示す図である。システム1は、投写対象物SCに投写画像GAを投写することにより、プロジェクションマッピングを実現するシステムである。図1に示されるように、システム1は、プロジェクター10と、映像生成器20と、計測器30と、を含む。プロジェクター10及び計測器30の各々は無線又は有線により映像生成器20に接続される。
【0008】
プロジェクター10は、映像生成器20から供給される画像データの表す投写画像GAを、投写対象物SCが配置される投写領域SRに投写することによりプロジェクションマッピングを実現する。本実施形態における投写領域SRは、例えばユーザーの住居のリビングの床面であり、投写対象物SCは投写領域SRに置かれるボールである。計測器30は、例えばビデオカメラである。計測器30は、投写領域SRの全体が撮像視野に収まる位置及び姿勢で配置される。計測器30は、映像生成器20による制御の下、投写領域SRを撮像する。計測器30は、投写領域SRを撮像することで得られた撮像画像を表す画像データを映像生成器20に供給する。
【0009】
映像生成器20は、例えばパーソナルコンピューターである。映像生成器20は、計測器30から供給される撮像画像データに基づいて、プロジェクター10から投写領域SRに投写する投写画像GAを表す投写画像データを生成する。詳細については後述するが、本実施形態では、映像生成器20は、投写領域SRの環境に何らかの変化が生じたことを、計測器30から供給される撮像画像データに基づいて検出し、検出された変化に応じた投写画像データを生成する。本実施形態における投写領域SRの環境の変化の具体例としては、投写領域SRにおいて投写対象物SCが動いたことが挙げられる。また、投写対象物SCの動きの具体例としては、投写領域SRにおいて投写対象物SCが占める位置が変化すること(即ち、投写対象物SCの移動)、投写対象物SCが位置を変えずに振動又は回転すること、及び、これらのうちの任意の二つ又は全部の組み合わせが挙げられる。本実施形態では、投写対象物SCが移動すると、プロジェクションマッピングにより、図2に示されるように、水玉模様を投写対象物SCの表面に付与する等のエフェクトの付与が実現される。なお、図2では、投写対象物SCの移動が矢印Yで示されており、移動前の投写対象物SCが点線で描画されておいる。また、投写対象物SCの移動速度に応じて模様の大きさと色の少なくとも一方を変化させる態様が採用されてもよい。例えば、投写対象物SCの移動速度が0以上且つ第1の閾値未満であれば、赤色の水玉模様を投写対象物SCに付与し、投写対象物SCの移動速度が第1の閾値以上、且つ第1の閾値よりも大きい第2の閾値未満であれば、青色の水玉模様を付与する態様が考えられる。
【0010】
本実施形態では、プロジェクションマッピングにより投写対象物SCに対するエフェクトの付与が実現されるが、投写領域SRに投写対象物SCが置かれたことを起点するストーリー仕立ての映像の表示がプロジェクションマッピングにより実現されてもよい。例えば投写対象物SCがペットボトル又はお菓子である場合、投写領域SRにペットボトルを置くとそこから映像で生成した芋虫が歩き出し、更に投写領域SRにお菓子を置くと、当該芋虫がそのお菓子に向かって歩き出し、お菓子を食べているようなアニメーション映像を出力することが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
回転式カード学習具
8日前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
日本精機株式会社
発光装置
3か月前
日本精機株式会社
発光装置
3か月前
個人
時刻表示機能つき手帳
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
29日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
個人
モデルで薔薇の花嫁様を描く為
3日前
トヨタ自動車株式会社
評価方法
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
3か月前
シャープ株式会社
表示装置
3か月前
株式会社一弘社
情報表示板
9日前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
3か月前
個人
広告設置構造及び広告支持部材
3か月前
パイオニア株式会社
表示装置
2か月前
個人
音楽教材
22日前
個人
口唇閉鎖の訓練具
2か月前
ニチレイマグネット株式会社
磁着式電飾装置
3か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
1か月前
株式会社ノジマ
応対体験システム
2か月前
株式会社サンゲツ
見本帳
27日前
BEST株式会社
吊り下げ表示部材
20日前
個人
サインポスト
1か月前
シチズンファインデバイス株式会社
液晶表示装置
1日前
中国電力株式会社
危険予知訓練装置
2か月前
シチズンファインデバイス株式会社
液晶表示装置
29日前
株式会社バンダイ
情報処理装置およびプログラム
2か月前
朝日インテック株式会社
心臓モデル装置
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
29日前
個人
ピアノの指トレーニング器具及び練習方法
1か月前
厦門天馬顕示科技有限公司
走査回路
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
27日前
日本放送協会
立体配線を用いた電子ディスプレイ
3か月前
続きを見る