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公開番号2025170899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075744
出願日2024-05-08
発明の名称空気調和機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 13/20 20060101AFI20251113BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】電装ボックスによる吸込口から吸い込まれる空気の圧損を低減できる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1000は、本体部10と、送風ファン13と、フィルタ20と、電装ボックス60とを備える。本体部10は、空気の吸込口17及び吹出口18を有する。送風ファン13は、吸込口17から吹出口18まで空気を流通させる。フィルタ20は、吸込口17付近に配置される。電装ボックス60は、フィルタ20に対向して配置される。電装ボックス60は、複数の壁80を有する。複数の壁80のうちの最も大きい壁84とフィルタ20の電装ボックス60に対向する面とは平行でない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気の吸込口及び吹出口を有する本体部と、
前記吸込口から前記吹出口まで空気を流通させる送風ファンと、
前記吸込口付近に配置されるフィルタと、
前記フィルタに対向して配置される電装ボックスと
を備える空気調和機であって、
前記電装ボックスは、複数の壁を有し、
前記複数の壁のうちの最も大きい壁と前記フィルタの前記電装ボックスに対向する面とは平行でない、空気調和機。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記複数の壁は、上壁と背壁とを含み、
前記背壁が、前記複数の壁のうちの最も大きい壁であり、
前記上壁と前記背壁とが前記吸込口から吸い込まれる空気に接触するように配置される、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記複数の壁は、前記上壁と前記背壁との間に存在する傾斜壁を更に含み、
前記傾斜壁は、前記上壁と前記背壁とのそれぞれと鈍角を成す、請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記フィルタを清掃する清掃装置を更に備え、
前記清掃装置は、前記電装ボックスより下方に配置され、
前記複数の壁は、前壁と下壁とを含み、
前記電装ボックスは、前記前壁と前記下壁との間に配置された凹部を更に有する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記本体部は、
部屋の壁に取付けられる背面壁と、
前記背面壁と対向する前面部と、
前記背面壁の第1端部と前記前面部の第1端部とを連結する第1壁と、
前記背面壁の第2端部と前記前面部の第2端部とを連結する第2壁と
を有し、
前記第1壁と前記第2壁とは水平方向において対向し、
前記電装ボックスは、前記第1端部から前記第2端部まで延びる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電装ユニットを備える空気調和機が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の空気調和機は、送風ファンと、熱交換器と、フィルタと、電装ユニットとを備える。熱交換器は、送風ファンの前方に配置される。フィルタは、熱交換器の上流側に配置される。電装ユニットは、フィルタと所定間隔を開けて設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-207910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の空気調和機では、吸込口から吸い込まれる空気の一部が電装ユニットに当たった。詳細には、特許文献1に記載の空気調和機では、電装ユニットとフィルタとが略平行に対向するため、電装ユニットとフィルタとが対向する面積が大きかった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、電装ボックスによる吸込口から吸い込まれる空気の圧損を低減できる空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面によれば、空気調和機は、本体部と、送風ファンと、フィルタと、電装ボックスとを備える。前記本体部は、空気の吸込口及び吹出口を有する。前記送風ファンは、前記吸込口から前記吹出口まで空気を流通させる。前記フィルタは、前記吸込口付近に配置される。前記電装ボックスは、前記フィルタに対向して配置される。前記電装ボックスは、複数の壁を有する。前記複数の壁のうちの最も大きい壁と前記フィルタの前記電装ボックスに対向する面とは平行でない。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気調和機によれば、電装ボックスによる吸込口から吸い込まれる空気の圧損を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る空気調和機の構成を示す図である。
本実施形態に係る室内機を示す断面図である。
本実施形態に係る電装ボックスを示す斜視図である。
本実施形態に係る電装ボックスを示す断面図である。
本実施形態に係る室内機を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1を参照して、本発明の実施形態に係る空気調和機1000を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気調和機1000の構成を示す図である。図1に示すように、空気調和機1000は、空気の性質を調整する。なお、本実施形態では、図中に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す。Z軸は鉛直方向に平行であり、X軸及びY軸は水平方向に平行である。
(【0011】以降は省略されています)

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