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公開番号2025157738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-16
出願番号2024059941
出願日2024-04-03
発明の名称給紙装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65H 1/12 20060101AFI20251008BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より簡単な構成で回転板のロック解除を可能にする。
【解決手段】給紙装置は、シートを搬送方向に引き込む給紙ローラと、シートが載置され、搬送方向の上流側を回転中心として回転する回転板と、回転板を回転不能なロック状態に保持するロック部材と、回転板のロック状態を解除するロック解除部材とを備える。ロック解除部材は、ロック状態を解除する解除方向に移動可能な連動部材と、連動部材を解除方向に移動させる解除レバーと、給紙ローラの回転軸に設けられたカムとを含み、給紙ローラの回転に伴ってカムに当接した解除レバーが連動部材を解除方向に移動させ、回転板のロック状態を解除するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送方向に引き込む給紙ローラと、
シートが載置され、搬送方向の上流側を回転中心として回転する回転板と、
前記回転板を回転不能なロック状態に保持するロック部材と、
前記回転板のロック状態を解除するロック解除部材とを備える給紙装置であって、
前記ロック解除部材は、
前記ロック部材に作用してロック状態を解除する解除方向に移動可能な連動部材と、
前記連動部材を解除方向に移動させる解除レバーと、
前記給紙ローラの回転軸に設けられて前記解除レバーに当接可能なカムとを含み、
前記給紙ローラの回転に伴って前記カムに当接した前記解除レバーが前記連動部材を解除方向に移動させ、前記回転板のロック状態が解除されてシートが前記給紙ローラに接するように前記回転板が回転することを特徴とする給紙装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記カムは、前記回転軸の径方向に突出する突部を備え、
前記解除レバーは、回転する前記カムの前記突部に当接して揺動することを特徴とする給紙装置。
【請求項3】
請求項2に記載の給紙装置において、
前記解除レバーは、
前記突部に当接する当接部と、前記連動部材の方向に延びる押圧部とを有することを特徴とする給紙装置。
【請求項4】
請求項2に記載の給紙装置において、
前記カムは、少なくとも2つ以上の前記突部を有することを特徴とする給紙装置。
【請求項5】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記解除レバーは、解除方向と反対方向に付勢されていることを特徴とする給紙装置。
【請求項6】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記連動部材は、
前記解除レバーに押圧されて回動する第1連動部材と、
前記第1連動部材に接続され、回動する前記第1連動部材に連動して解除方向に移動する第2連動部材とを含み、
前記第1連動部材および前記第2連動部材は前記回転板に備えられていることを特徴とする給紙装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つの請求項に記載の給紙装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給紙装置、およびその給紙装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
シートを給紙する給紙装置において、ピックアップローラをシートに当接する当接位置とシートから離間される離間位置とに昇降させる昇降機構を備えて、シートをセットする際に、この昇降機構によってピックアップローラを離間状態に移動させるように構成されたものがある。例えば特許文献1には、昇降手段によりピックアップローラをシートの待機位置または当接位置に移動させるとともに、ピックアップローラにより送り出すシートを搬送する給紙ローラに分離ローラが圧接することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-210564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の給紙装置では、ピックアップローラの圧接のために加圧ばねの付勢力を利用しており、待機位置では手差しトレイ上のシートがピックアップローラに圧接しないように保持するロック機構が必要となる。また、給紙ローラと分離ローラの2つのローラを用いた給紙機構である場合には、シートをセットする際には手差しトレイに対して給紙ローラが圧接せずに離間した状態に保持するロック機構が必要となる。給紙時にはそのようなロック機構を解除する機構が必要であり、ロック解除のための複数のギア、アーム部材、およびこれらの部材を保持するホルダなどが設けられて、部品点数が嵩む要因となっていた。
【0005】
本開示は、給紙装置および画像形成装置において、シートが載置される回転板に対して、より簡単な構成でロック解除できるようにすることを解決課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の給紙装置は、シートを搬送方向に引き込む給紙ローラと、シートが載置され、搬送方向の上流側を回転中心として回転する回転板と、前記回転板を回転不能なロック状態に保持するロック部材と、前記回転板のロック状態を解除するロック解除部材とを備える給紙装置であって、前記ロック解除部材は、前記ロック部材に作用してロック状態を解除する解除方向に移動可能な連動部材と、前記連動部材を解除方向に移動させる解除レバーと、前記給紙ローラの回転軸に設けられて前記解除レバーに当接可能なカムとを含み、前記給紙ローラの回転に伴って前記カムに当接した前記解除レバーが前記連動部材を解除方向に移動させ、前記回転板のロック状態が解除されてシートが前記給紙ローラに接するように前記回転板が回転することを特徴としている。
【0007】
前記給紙装置において、前記カムは、前記回転軸の径方向に突出する突部を備え、前記解除レバーは、回転する前記カムの前記突部に当接して揺動することが好ましい。
【0008】
また、前記給紙装置において、前記解除レバーは、前記突部に当接する当接部と、前記連動部材の方向に延びる押圧部とを有することが好ましい。
【0009】
また、前記給紙装置において、前記カムは、少なくとも2つ以上の前記突部を有することが好ましい。
【0010】
また、前記給紙装置において、前記解除レバーは、解除方向と反対方向に付勢されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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