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公開番号2025173935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079813
出願日2024-05-16
発明の名称加熱調理機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F24C 1/00 20060101AFI20251120BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】料理を乾燥させることなく料理の保温を行うことができ、温かい料理を提供することができる加熱調理機を提供する。
【解決手段】加熱調理機は、調理庫と、前記調理庫内を加熱する加熱部と、水蒸気を前記調理庫内へ供給する供給部と、前記調理庫内から前記調理庫外へ風を送って前記調理庫内からの排気を行う排気部と、前記加熱部に前記調理庫内を加熱させること及び前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給させることの少なくとも一方を行って調理を行い、前記調理を終了した後の排気期間に前記排気部に前記排気を行わせ、前記調理を終了した後の供給期間に前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給させる制御部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
調理庫と、
前記調理庫内を加熱する加熱部と、
水蒸気を前記調理庫内へ供給する供給部と、
前記調理庫内から前記調理庫外へ風を送って前記調理庫内からの排気を行う排気部と、
前記加熱部に前記調理庫内を加熱させること及び前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給させることの少なくとも一方を行って調理を行い、前記調理を終了した後の排気期間に前記排気部に前記排気を行わせ、前記調理を終了した後の供給期間に前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給させる制御部と、
を備える加熱調理機。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記排気期間は、前記調理を終了した直後の期間を含み、
前記供給期間は、前記直後の期間に続く第1の供給期間を含む
請求項1に記載の加熱調理機。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の供給期間に、前記加熱部に前記調理庫内を加熱することを行わせない
請求項2に記載の加熱調理機。
【請求項4】
前記供給期間は、前記第1の供給期間の後の第2の供給期間を含む
請求項2又は3に記載の加熱調理機。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2の供給期間に、前記加熱部に前記調理庫内を加熱させる
請求項4に記載の加熱調理機。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2の供給期間に、前記調理庫内が100℃以上に維持されるように前記加熱部に前記調理庫内を加熱させる
請求項5に記載の加熱調理機。
【請求項7】
前記制御部は、前記第2の供給期間に、前記加熱部に前記調理庫内を加熱することを行わせない
請求項4に記載の加熱調理機。
【請求項8】
前記調理庫内の空気を循環させる循環部を備え、
前記制御部は、前記第2の供給期間に、前記循環部に前記空気を循環させる
請求項4に記載の加熱調理機。
【請求項9】
前記調理庫内の空気を循環させる循環部を備え、
前記制御部は、前記第2の供給期間に、前記循環部に前記空気を循環させることを行わせない
請求項4に記載の加熱調理機。
【請求項10】
前記供給期間は、前記第1の供給期間の後の第2の供給期間を含み、
前記制御部は、前記第1の供給期間と前記第2の供給期間との間の中間期間に、前記加熱部に前記調理庫内を加熱することを行わせず、前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給することを行わせない
請求項2又は3に記載の加熱調理機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加熱調理機に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、高周波加熱調理装置を開示する。当該高周波加熱調理装置においては、加熱調理が終了した後に、加熱室の背後の循環ファン室に装備された加熱手段及び撹拌手段により、仕上がり温度で保温加熱が行われる(段落0018,0022,0024及び0034)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-233493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された高周波加熱調理装置においては、仕上がり温度で保温加熱が行われることにより、調理後の食材に含まれる水分が蒸発し、食材の可食部が減少する。この問題は、仕上がり温度より低い温度で保温加熱が行われることにより解消する可能性があるが、仕上がり温度より低い温度で保温加熱が行われた場合は、温かい料理を提供することが困難になる。
【0005】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、調理後の食材を乾燥させることなく温かい料理を提供することができる加熱調理機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の加熱調理機は、調理庫と、前記調理庫内を加熱する加熱部と、水蒸気を前記調理庫内へ供給する供給部と、前記調理庫内から前記調理庫外へ風を送って前記調理庫内からの排気を行う排気部と、前記加熱部に前記調理庫内を加熱させること及び前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給させることの少なくとも一方を行って調理を行い、前記調理を終了した後の排気期間に前記排気部に前記排気を行わせ、前記調理を終了した後の供給期間に前記供給部に前記水蒸気を前記調理庫内へ供給させる制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の加熱調理機の、当該加熱調理機に備えられる扉が閉じられた状態を模式的に図示する正面図である。
第1実施形態の加熱調理機の、当該加熱調理機に備えられる扉が開かれた状態を模式的に図示する正面図である。
第1実施形態の加熱調理機に備えられる調理庫、供給部、循環部及び加熱部を模式的に図示する図である。
第1実施形態の加熱調理機に備えられる調理庫及び吸気部を模式的に図示する図である。
第1実施形態の加熱調理機に備えられる調理庫及び排気部を模式的に図示する図である。
第1実施形態の加熱調理機の制御系のブロック図である。
第1実施形態の加熱調理機により行われる調理及び保温の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の加熱調理機に備えられる調理庫の調理室の温度の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態の加熱調理機に備えられるエンジンヒータの発熱量の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態の加熱調理機に備えられるコンベクションヒータの発熱量の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態の加熱調理機に備えられる循環ファンの送風量の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態の加熱調理機に備えられる吸気ダンパ及び排気ダンパの開閉状態の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態の加熱調理機に備えられるタッチパネルディスプレイに表示される画面の遷移を示す図である。
第1実施形態の加熱調理機に備えられるタッチパネルディスプレイに表示される画面の遷移を示す図である。
第1実施形態の加熱調理機に備えられるタッチパネルディスプレイに表示される画面の遷移を示す図である。
第1実施形態の加熱調理機に備えられるタッチパネルディスプレイに表示される画面の遷移を示す図である。
第2実施形態の加熱調理機に備えられる調理庫の調理室の温度の時間変化の例を示すグラフである。
第2実施形態の加熱調理機に備えられるエンジンヒータの発熱量の時間変化の例を示すグラフである。
第2実施形態の加熱調理機に備えられるコンベクションヒータの発熱量の時間変化の例を示すグラフである。
第2実施形態の加熱調理機に備えられる循環ファンの送風量の時間変化の例を示すグラフである。
第2実施形態の加熱調理機に備えられる吸気ダンパ及び排気ダンパの開閉状態の時間変化の例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
1 第1実施形態
1.1 加熱調理機
図1は、第1実施形態の加熱調理機の、当該加熱調理機に備えられる扉が閉じられた状態を模式的に図示する正面図である。図2は、第1実施形態の加熱調理機の、当該加熱調理機に備えられる扉が開かれた状態を模式的に図示する正面図である。
【0010】
図1及び図2に図示される第1実施形態の加熱調理機1は、食材に対して加熱調理を行って料理を仕上げ、仕上げた料理の状態を仕上げた直後の状態に維持する。これにより、加熱調理機1のユーザは、仕上げられた料理を食べるまでの時間を気にせずに加熱調理機1に加熱調理を行わせることができる。第1実施形態においては、行われる加熱調理は、蒸気調理である。行われる加熱調理が、蒸気調理以外の加熱調理であってもよい。例えば、行われる加熱調理が、誘電加熱調理、電磁誘導加熱調理、ガス燃焼調理等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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