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公開番号2025173819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079607
出願日2024-05-15
発明の名称制御装置、及び、装置制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G10L 21/0364 20130101AFI20251120BHJP(楽器;音響)
要約【課題】駆動音を発する装置がある場合がある場合において、音声を出力する装置からの音声の聴取者による聞き取りを容易とする。
【解決手段】音声を出力する第1の装置(10)の駆動状態に関する第1の駆動情報と、第2の装置(20)の駆動状態に関する第2の駆動情報と、を取得する駆動情報取得部(11)と、第1の装置が音声を出力している場合、第1の駆動情報及び、第2の駆動情報の少なくとも一方に基づいて、第1の装置の聴取者が音声を聴取可能なように、第1の装置、及び、第2の装置の少なくとも一方を制御する装置制御処理を実行する制御部(12)と、を備える制御装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
音声を出力する第1の装置の駆動状態に関する第1の駆動情報と、第2の装置の駆動状態に関する第2の駆動情報と、を取得する駆動情報取得部と、
前記第1の装置が音声を出力している場合、前記第1の駆動情報及び、前記第2の駆動情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1の装置の聴取者が前記音声を聴取可能なように、前記第1の装置、及び、前記第2の装置の少なくとも一方を制御する装置制御処理を実行する制御部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第2の駆動情報に基づいて、前記第2の装置の駆動音レベルを取得する駆動音レベル取得処理を実行し、
前記駆動音レベルが基準レベルより大きい場合に、前記装置制御処理を実行すると判定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1の駆動情報に基づいて、前記第1の装置の音量レベルを取得する音量レベル取得処理を実行し、
前記音量レベルに基づいて、前記基準レベルを決定する、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1の駆動情報に基づいて、前記聴取者における音量レベルである聴取音量レベルを取得する聴取音量レベル取得処理を実行し、
前記聴取音量レベルに基づいて、前記基準レベルを決定する、請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第1の装置と前記聴取者との第1の距離を取得し、
前記第1の駆動情報、及び、前記第1の距離に基づいて、前記聴取音量レベルを決定する、請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記駆動音レベル取得処理において、
前記第2の装置の消費電力レベル、及び、前記第2の装置と前記聴取者との第2の距離を取得し、
前記消費電力レベル、及び、前記第2の距離に基づいて、前記駆動音レベルを取得する、請求項2に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記装置制御処理において、前記第2の装置の駆動の制限、及び、前記第1の装置の音量レベルの増加の少なくとも一方を行う、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記装置制御処理において、
前記第2の装置の駆動の制限、及び、前記第1の装置の音量レベルの増加の何れを優先するかの選択の入力を、前記聴取者に対して、促す、入力喚起処理を実行し、
前記入力喚起処理において前記聴取者が選択した処理を優先して実行する、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記装置制御処理において、前記音量レベルを所定の範囲内で増加させる、請求項7に記載の制御装置。
【請求項10】
前記音量レベルが前記所定の範囲を超えている場合、
前記制御部は、前記装置制御処理において、前記第2の装置の駆動を制限させる、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、及び、装置制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、音を出力する出力装置の出力を制御する技術を開示する。出力装置の周囲を撮影した撮影画像と、出力装置の周囲の環境音とに基づいて、出力装置の音の出力を制御する。例えば、周囲の雑音が大きい場合、音声出力装置の音量を大きくする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-026997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来技術は、他の機器の駆動音が大きい場合に、十分な対応が困難なことがある。例えば、音声出力装置から遠く、聴取者から近い場所にある機器から大きな駆動音が発せられた場合に、音声出力装置から出力される音声を聴取者に聞き取り易くすることは容易ではない。
【0005】
本発明の一態様は、駆動音を発する装置がある場合において、音声を出力する装置からの音声の聴取者による聞き取りを容易とする制御装置、及び、装置制御方法を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、音声を出力する第1の装置の駆動状態に関する第1の駆動情報と、第2の装置の駆動状態に関する第2の駆動情報と、を取得する駆動情報取得部と、第1の装置が音声を出力している場合、第1の駆動情報及び、第2の駆動情報の少なくとも一方に基づいて、第1の装置の聴取者が音声を聴取可能なように、第1の装置、及び、第2の装置の少なくとも一方を制御する装置制御処理を実行する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、駆動音を発する装置がある場合において、音声を出力する装置からの音声の聴取者による聞き取りを容易とする制御装置、及び、装置制御方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る制御システムの構成を表すブロック図である。
本発明の実施形態に係る制御システムにおける制御工程を表すタイミングチャートである。
本発明の実施形態1に係る装置制御方法を表すフローチャートである。
機器と機器の設置場所との対応関係を表すテーブルを表す図である。
連携確認の表示の一例を表す図である。
第1の装置、第2の装置、及び、視聴者の位置関係の一例を表す図である。
音声と他のパラメータの対応関係を表すテーブルである。
装置制御処理の前後での第1、第2の装置、及び、環境の状態変化の一例を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る制御システム1の構成を表すブロック図である。
【0010】
制御システム1は、第1の装置10、第2の装置20を含む。第1の装置10は、音声を出力する装置、例えば、テレビ装置である。第2の装置20は、例えば、駆動音を発する家庭電気製品(一例として、エアコン、扇風機、加湿器、除湿器、空気清浄機、及び、洗濯機)である。第1の装置10の視聴者(以下、「聴取者」ともいう)Pは、ソファSEに座って、第1の装置10の映像、及び、音声を視聴している。
(【0011】以降は省略されています)

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