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公開番号
2025133401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031330
出願日
2024-03-01
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250904BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】フルスペック状態から特定スペック状態への変更や、特定スペック状態からフルスペック状態への変更を簡単におこなう。
【解決手段】複数の給気口C1~C4のすべてから複数のステーションX1~X4のすべてへの給気を可能にするとともに、複数のステーションX1~X4への複数の作像ユニット10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの着脱を可能にするフルスペック用インナーカバー50が、フルスペック状態で画像形成がおこなわれるときに画像形成装置本体1に設置される。また、使用ステーションX4に対応する給気口C4から使用ステーションX4への給気のみを可能にするとともに、使用ステーションX4への作像ユニット10Kのみの着脱を可能にする特定スペック用インナーカバー51が、特定スペック状態で画像形成がおこなわれるときに画像形成装置本体1に設置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の作像ユニットをそれぞれ着脱可能な複数のステーションと、
前記複数のステーションへのそれぞれの給気を可能にする複数の給気口と、
画像形成装置本体の外部から取り込んだ空気を前記複数の給気口に向けて流動させるための給気ダクトと、
前記複数のステーションに前記複数の作像ユニットがすべて設置されたフルスペック状態で画像形成がおこなわれるときに前記画像形成装置本体に設置されて、前記複数の給気口のすべてから前記複数のステーションのすべてへの給気を可能にするとともに、前記複数のステーションへの前記複数の作像ユニットのそれぞれの着脱を可能にするフルスペック用インナーカバーと、
前記複数のステーションのうち、前記作像ユニットが設置された使用ステーションと、前記作像ユニットが設置されていない不使用ステーションと、が存在する特定スペック状態で画像形成がおこなわれるときに前記画像形成装置本体に設置されて、前記複数の給気口のうち前記使用ステーションに対応する給気口から前記使用ステーションへの給気を可能にして、それ以外の給気口を介して前記不使用ステーションへの給気がされないようにするとともに、前記使用ステーションへの前記作像ユニットのみの着脱を可能にする特定スペック用インナーカバーと、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記画像形成装置本体の内部を開放可能な外装カバーが、操作者が操作する正面側に設置され、
前記フルスペック用インナーカバーと前記特定スペック用インナーカバーとは、いずれも、前記画像形成装置本体において前記外装カバーに対して内部側に隙間をあけて設置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記フルスペック用インナーカバーと前記特定スペック用インナーカバーとは、いずれも、1つの部品、又は、複数の部品が一体化された1つの部品、として複数のステーションに対向するように設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記複数のステーションの上方に設置された中間転写ベルト装置と、
前記画像形成装置本体における前記正面側で前記中間転写ベルト装置と前記外装カバーとに挟まれるように設置された中間転写インナーカバーと、
を備え、
前記フルスペック用インナーカバーと前記特定スペック用インナーカバーとは、いずれも、前記中間転写インナーカバーに対して上下方向に隙間が形成されないように当接されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記複数のステーションの上方に設置された中間転写ベルト装置と、
前記画像形成装置本体における前記正面側で前記中間転写ベルト装置と前記外装カバーとに挟まれるように設置された中間転写インナーカバーと、
を備え、
前記フルスペック用インナーカバーと前記特定スペック用インナーカバーとは、いずれも、前記中間転写インナーカバーに対して上下方向に隙間が形成されるように設置されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記特定スペック用インナーカバーは、前記画像形成装置本体の外部から前記給気ダクト内に流入された空気のうち、前記使用ステーションに対応する給気口から前記使用ステーションに給気されなかった空気を、そのまま前記複数のステーションから離れる側に排気可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記給気口から前記ステーションに流入した空気が、前記ステーションに設置された前記作像ユニットの内部を通ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記給気ダクトは、前記複数の給気口に対して空気の流動方向の上流側に給気ファンが設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記複数の作像ユニットは、ブラック用の作像ユニットと、カラー用の3つの作像ユニットと、であって、
前記特定スペック状態は、前記ブラック用の作像ユニットのみを用いてモノクロの画像形成をおこなうことができる状態であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、複数の作像ユニット(イメージングユニット)を設置可能な空間に、1つの作像ユニットのみを設置して、他の作像ユニットを設置しない状態で、画像形成(印刷)をおこなうことができるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献1には、4つのイメージングユニット(作像ユニット)を設置可能な空間に、ブラック用の1つのイメージングユニットのみを設置して、印刷をおこなうときに、その空間と冷却ファンとの間に遮蔽部材を設置して、その空間の下方に連通するように設けられた通気経路を経て、冷却ファンと遮蔽部材との間から空気を排気する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、複数のステーションに複数の作像ユニットがすべて設置されたフルスペック状態から、複数のステーションのうち作像ユニットが設置された使用ステーションと作像ユニットが設置されていない不使用ステーションとが存在する特定スペック状態に変更するときに、画像形成装置本体の内部の奥深い部分まで改造を施す必要があり、その作業が簡単ではなかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、フルスペック状態から特定スペック状態への変更や、特定スペック状態からフルスペック状態への変更を簡単におこなうことができる、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像形成装置は、複数の作像ユニットをそれぞれ着脱可能な複数のステーションと、前記複数のステーションへのそれぞれの給気を可能にする複数の給気口と、画像形成装置本体の外部から取り込んだ空気を前記複数の給気口に向けて流動させるための給気ダクトと、前記複数のステーションに前記複数の作像ユニットがすべて設置されたフルスペック状態で画像形成がおこなわれるときに前記画像形成装置本体に設置されて、前記複数の給気口のすべてから前記複数のステーションのすべてへの給気を可能にするとともに、前記複数のステーションへの前記複数の作像ユニットのそれぞれの着脱を可能にするフルスペック用インナーカバーと、前記複数のステーションのうち、前記作像ユニットが設置された使用ステーションと、前記作像ユニットが設置されていない不使用ステーションと、が存在する特定スペック状態で画像形成がおこなわれるときに前記画像形成装置本体に設置されて、前記複数の給気口のうち前記使用ステーションに対応する給気口から前記使用ステーションへの給気を可能にして、それ以外の給気口を介して前記不使用ステーションへの給気がされないようにするとともに、前記使用ステーションへの前記作像ユニットのみの着脱を可能にする特定スペック用インナーカバーと、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フルスペック状態から特定スペック状態への変更や、特定スペック状態からフルスペック状態への変更を簡単におこなうことができる、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
作像ユニットを示す構成図である。
(A)フルスペック状態の画像形成装置における空気の流れを示す上面図と、(B)特定スペック状態の画像形成装置における空気の流れを示す上面図と、である。
(A)フルスペック状態において外装カバーが開放された画像形成装置を示す斜視図と、(B)特定スペック状態において外装カバーが開放された画像形成装置を示す斜視図と、である。
比較例としての、特定スペック状態の画像形成装置における空気の流れを示す上面図である。
特定スペック状態の画像形成装置における空気の流れを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機、3は原稿を原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、を示す。
また、7は用紙等のシートPが収納される給紙装置、10Y、10M、10C、10Kは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像ユニット、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像をシートPに転写する2次転写ローラ、を示す。
また、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、28は各作像ユニット10Y、10M、10C、10K(プロセスカートリッジ)の現像装置に各色のトナーを補給するためのトナー容器、30は廃トナーが回収される廃トナー回収容器、を示す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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