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公開番号
2025161233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064252
出願日
2024-04-11
発明の名称
画像読取装置、画像判定方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20251017BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】読み取った原稿に含まれる読取完了印を容易に除去して出力する画像読取装置、画像判定方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置において、画像読取装置10は、原稿に可視光を照射して可視光照射画像データを生成するとともに、前記原稿に不可視光を照射して不可視光照射画像データを生成する画像生成部101と、前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データに基づいて、前記原稿の読取が完了したことを示す読取完了印の有無を判定する判定部102と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿に可視光を照射して可視光照射画像データを生成するとともに、前記原稿に不可視光を照射して不可視光照射画像データを生成する画像生成部と、
前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データに基づいて、前記原稿の読取が完了したことを示す読取完了印の有無を判定する判定部と、
を備えた画像読取装置。
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【請求項2】
前記読取完了印が前記原稿に含まれている場合は、前記不可視光照射画像データを出力し、前記読取完了印が前記原稿に含まれていない場合は、前記可視光照射画像データを出力する出力部をさらに備えた、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データは、前記原稿をモノクロ画像信号として読み取って生成された、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記可視光は、白色光であり、前記不可視光は、近赤外領域の光である、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記不可視光照射画像データは、近赤外領域よりも長波長側の光が照射されることにより生成された、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データに基づいて、読取完了印を抽出する抽出部をさらに備え、
前記判定部は、
前記抽出部が抽出した前記読取完了印が、前記原稿に含まれているか否かを判定する、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項7】
画像読取装置が行う画像判定方法であって、
原稿に可視光を照射して可視光照射画像データを生成するとともに、前記原稿に不可視光を照射して不可視光照射画像データを生成するステップと、
前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データに基づいて、前記原稿の読取が完了したことを示す読取完了印の有無を判定するステップと、
を含む画像判定方法。
【請求項8】
画像読取装置を機能させるプログラムであって、
原稿に可視光を照射して可視光照射画像データを生成するとともに、前記原稿に不可視光を照射して不可視光照射画像データを生成する処理と、
前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データに基づいて、前記原稿の読取が完了したことを示す読取完了印の有無を判定する処理と、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置、画像判定方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
白色光による可視波長領域情報の読み取り、および赤外光による赤外波長領域情報の読み取りが可能な画像読取装置が知られている。特許文献1には、原稿を読み取るための光源を2つ備え、第1の光源にて読み取りを行った画像データと、第2の光源にて読み取りを行った画像データを、原稿の連続読み取り枚数に応じて切り替えて出力する画像読取装置に関する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
読み取りが完了した原稿に対して、読み取り済みであることを示す読取完了印を押印する画像読取装置では、読取完了印は、送信に失敗した原稿にも印字される。例えば、当該原稿を再送する等の場合に、印字された読取完了印は含まれないことが望まれる。
【0004】
特許文献1に記載された画像読取装置では、ページごとに原稿を読み取る光源を切り替えることによって、読取完了印の消失を防ぐことはできるが、ページの一部に含まれるような読取完了印のみを除去することができない。そのため、読取完了印が含まれるか否かをユーザが目視で確認すること、および読取完了印を原稿から除去するために原稿自体を作り直すこと等の余分な手間が生じる。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するため、読み取った原稿に含まれる読取完了印を容易に除去することができる画像読取装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る画像読取装置は、原稿に可視光を照射して可視光照射画像データを生成するとともに、前記原稿に不可視光を照射して不可視光照射画像データを生成する画像生成部と、前記可視光照射画像データおよび前記不可視光照射画像データに基づいて、前記原稿の読取が完了したことを示す読取完了印の有無を判定する判定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る画像読取装置によれば、読み取った原稿に含まれる読取完了印を容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置を含む画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
図1に示す画像形成装置の自動原稿搬送部を示す概略図である。
図1に示す画像形成装置の第2読取搬送部および排紙部を示す概略図である。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置の構成図である。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置の機能構成図である。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置の判定部のハードウェア構成図である。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置の分光感度特性の一例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置による、読取完了印の有無を判定するための原稿の読み取り結果の一例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置による読取完了印の有無を判定する処理を説明するフロー図である。
本発明の第2実施形態に係る画像読取装置の機能構成図である。
本発明の第2実施形態に係る画像読取装置による読取完了印の抽出について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
[第1実施形態]
<画像形成装置1の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置10を含む画像形成装置1の全体構成を示す概略図である。画像形成装置1は、例えばスキャン機能、コピー機能、印刷機能及びファクシミリ機能等を一つの筐体に搭載したMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)である。画像形成装置1は、入力された画像データに基づいてフルカラー画像やモノクロ画像を記録用シートである転写紙に記録する出力機能を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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