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公開番号2025159004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025128000,2023176424
出願日2025-07-31,2020-08-31
発明の名称表示装置、表示方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06F 3/04883 20220101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約【課題】手書き入力で表示される情報を秘匿できる表示装置を提供すること。
【解決手段】入力手段で入力された手書きデータを表示する表示装置2であって、前記手書きデータを文字列に変換する変換手段26と、前記変換手段が変換した文字列を、表示してから第一の時間の経過後に前記文字列を秘匿する表示制御手段23と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力手段で入力された手書きデータを表示する表示装置であって、
前記手書きデータを文字列に変換する変換手段と、
前記変換手段が変換した文字列を、表示してから第一の時間の経過後に秘匿する表示制御手段と、
を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記入力手段により手書きデータが入力される座標が予め定められた領域に含まれる場合に、前記表示制御手段は、前記変換手段が変換した文字列を、表示してから前記第一の時間の経過後に秘匿することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記変換手段が変換した文字列を前記表示制御手段が表示した後、前記第一の時間が経過する前に、前記領域に前記入力手段による前記手書きデータが入力された場合、前記第一の時間を再スタートすることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
領域に対応付けて、前記変換手段が前記手書きデータを前記文字列に変換するか否かが設定されており、
前記入力手段により手書きデータが入力される座標が、前記変換手段が前記手書きデータを前記文字列に変換する領域に含まれる場合、前記変換手段が前記手書きデータを前記文字列に変換することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
領域に対応付けて、前記変換手段が前記手書きデータを変換した1つ以上の文字列を有する選択可能候補の表示と選択の受け付けを行うか否かが設定されており、
前記入力手段により手書きデータが入力される座標が、前記選択可能候補の表示と選択の受け付けを行う領域に含まれる場合、前記選択可能候補を表示し、前記選択可能候補から一つの前記文字列の選択を受け付けることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
領域ごとに、前記変換手段が前記手書きデータを前記文字列に変換するか否か、前記変換手段が前記手書きデータを変換した1つ以上の文字列を有する選択可能候補の表示と選択の受け付けを行うか否か、及び、前記入力手段により入力された手書きデータを表示するか否か、が設定されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の表示装置。
【請求項7】
領域に対応付けて、前記変換手段が前記手書きデータを前記文字列に変換するための辞書の種類が設定されており、
前記入力手段により手書きデータが入力される座標が含まれる領域に対応付けられた前記辞書を用いて、前記変換手段は前記手書きデータを前記文字列に変換することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記領域に、数字又はひらがなに変換するための辞書が設定されている場合、
該領域には、前記変換手段が前記手書きデータを変換した1つ以上の文字列を有する選択可能候補の表示と選択の受け付けを行わない旨が対応付けられていることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示制御手段が前記文字列を秘匿した領域に、前記入力手段により所定の手書きデータが入力された場合、
前記表示制御手段は、秘匿した前記文字列を再度、表示することを特徴とする請求項2~8のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
前記表示制御手段は、再度、表示した前記文字列を、表示から第二の時間の経過後に、秘匿することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
ペンや指等の入力手段でタッチパネルに手書きされたデータを表示する表示装置が知られている。比較的大型のタッチパネルを備えた表示装置は会議室などに配置され、複数のユーザーにより電子黒板などとして利用される。
【0003】
このような表示装置に関し筆跡データで機密情報を管理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ユーザーが予め筆跡データを登録し、筆跡データに入力したい機密情報を紐づけて管理する方法が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の表示装置は、手書き入力により表示される情報を秘匿できないという問題があった。例えば、複数のユーザーが表示装置を共有して使用する場合がある。氏名などの個人情報が手書きされ、表示されたままだと、個人情報が第三者に知られる可能性が高くなる。一方、個人情報をまったく表示しないようにしてしまうと閲覧性が低くなり業務に支障が出てしまう。例えば、消防現場における事案情報、又は、災害若しくは救急医療現場における患者情報などが、第三者により漏洩される可能性がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、手書き入力により表示される情報を秘匿できる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、入力手段で入力された手書きデータを表示する表示装置であって、前記手書きデータを文字列に変換する変換手段と、前記変換手段が変換した文字列を、表示してから第一の時間の経過後に秘匿する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
手書き入力で表示される情報を秘匿できる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
機密情報を入力する方法の比較例を示す図である。
本実施形態の機密情報の入力例を説明する図である。
ペンの斜視図の一例を示す図である。
表示装置の全体構成図の一例を示す図である。
表示装置のハードウェア構成図の一例である。
表示装置とペンが有する機能について説明する図である。
定義済み制御データの一例を示す図である。
手書き認識辞書部の辞書データの一例を示す図である。
文字列変換辞書部の辞書データの一例を示す図である。
予測変換辞書部の辞書データの一例を示す図である。
操作コマンド定義部が保持する操作コマンド定義データとシステム定義データの一例を示す図である。
表示部に表示されるファイル一覧表示データの一例を示す図である。
手書きオブジェクトにより選択された選択オブジェクトがある場合の操作コマンド定義データの一例を示す図である。
操作コマンド定義部が保持するユーザー定義データの一例を示す図である。
手書きサインデータ保存部が保持する手書きサインデータの一例を示す図である。
手書き入力保存部が保存している手書き入力保存データの一例を示す図である。
ペンID制御データ保存部が保存するペンID制御データを説明する図である。
カラー定義データの一例を示す図である。
図18のカラー定義データを使用して、白黒強調表示されたデータとカラー表示方法で表示されたデータの一例を示す図である。
ペン色選択ボタン定義データの一例を示す図である。
ディスプレーに表示されるペン色選択ボタンの一例を示す図である。
手書き入力領域の表示例を示す図である。
手書き入力領域の定義データ例を示す図である。
手書き入力領域の構成例を説明する図である。
Recognitionが取りうる値に対して、手書き認識、選択可能候補表示、ストローク表示、ダイアログ制御、及び、UI操作、それぞれの制御が有効か無効かを示す図である。
マスク表示領域の一例を示す図である。
マスク表示領域の定義データの一例を示す図である。
操作ガイドと操作ガイドが表示する選択可能候補の一例を示す図である。
選択オブジェクトの指定例を説明する図の一例である。
手書きオブジェクトがある場合の操作コマンド定義データに基づく操作コマンドの候補の表示例を示す図である。
手書きオブジェクトがある場合の操作コマンド定義データに基づく操作コマンドの候補の表示例を示す図である。
90度の角度情報の入力方法を説明する図である。
手書きサインデータの登録方法を説明する図である。
ユーザーが登録した手書きサインデータである「すずき」を手書きした場合に表示される操作ガイドの一例を示す図である。
ユーザー定義データの変更方法を説明する図である。
平置きされた表示装置の上面図の一例である。
ペン操作パネルの一例を示す図である。
ページ操作パネルの一例を示す図である。
ページナビ操作パネルの一例を示す図である。
下側のユーザー用の操作メニューの操作ボタン定義データの一例を示す図である(その1)。
下側のユーザー用の操作メニューの操作ボタン定義データの一例を示す図である(その2)。
上側のユーザー用の操作メニューの操作ボタン定義データの一例を示す図である(その1)。
上側のユーザー用の操作メニューの操作ボタン定義データの一例を示す図である(その2)。
ページナビデータの一例を示す図である。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その1)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その2)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その3)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その4)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その5)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その6)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その7)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その8)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その9)。
ペン座標が含まれる領域に応じて表示装置がデータの表示を制御する方法を説明する図である。
ペン座標が含まれるマスク表示領域に応じて表示装置がデータの表示を制御する方法を説明する図である。
マスク表示タイマー(1)、マスク表示タイマー(2)に基づくマスク表示領域のマスク表示とマスク解除の流れを説明するフローチャート図の一例である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、表示装置及び表示装置が行う表示方法について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
【0010】
<表示装置の比較例について>
本実施形態の表示装置の説明の便宜上、まず、本実施形態の表示装置との比較例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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