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公開番号2025119536
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014493
出願日2024-02-01
発明の名称携帯情報端末装置
出願人個人
代理人個人
主分類G06F 3/04842 20220101AFI20250806BHJP(計算;計数)
要約【課題】表示画面の希望する任意の位置に新しいデータを追加する機能を提供する。
【解決手段】
本発明は、表示画面、データを前記表示画面に表示する機能、および前記表示画面に表示されるとともに前記データの表示を操作する操作子(操作子A)を有し、閲覧し編集できる携帯情報端末装置であって、前記操作子Aにタッチすることにより、前記表示画面に並べられた複数のデータの間でデータを追加可能なすべての位置に新たなデータを追加できるマークを表示画面に表示する機能を有することを特徴とする携帯情報端末装置であり、前記マークはカーソル(線)および操作子(操作子B)であり、前記操作子Bはボタン状であり、データ追加の希望位置の操作子Bにタッチすることにより、当該希望位置にデータを追加または記載する機能を有し、また前記操作子B以外の表示画面の箇所にタッチすることにより前記マークの表示は消える機能を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表示画面、データを前記表示画面に表示する機能、および前記表示画面に表示されるとともに前記データの表示を操作する操作子(操作子A)を有し、閲覧し編集できる携帯情報端末装置であって、
前記操作子Aにタッチすることにより、前記表示画面に並べられた複数のデータの間でデータを追加可能なすべての位置に新たなデータを追加できるマークを表示画面に表示する機能を有することを特徴とする携帯情報端末装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
表示画面の前記操作子A以外の部分にタッチして上方向または下方向にドラッグした場合、表示画面上のデータをスクロールする機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
【請求項3】
前記操作子Aはボタン状であることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
【請求項4】
前記マークはカーソル(線)および操作子(操作子B)であることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末装置。
【請求項5】
前記操作子Bはボタン状であることを特徴とする、請求項4に記載の携帯情報端末装置。
【請求項6】
データ追加の希望位置の操作子Bにタッチすることにより、当該希望位置にデータを追加または記載する機能を有することを特徴とする、請求項4に記載の携帯情報端末装置。
【請求項7】
希望位置の操作子Bにタッチすることにより、入力用キーボードが表示画面に出て、当該希望位置にデータを追加または記載する機能を有することを特徴とする、請求項4に記載の携帯情報端末装置。
【請求項8】
前記操作子B以外の表示画面の箇所にタッチすることにより、前記マークの表示は消える機能を有する、請求項4に記載の携帯情報端末装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯情報端末装置の画面に表示されるデータに新たなデータを追加するアプリケーションに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
スマートフォン等の携帯情報端末装置において、その表示画面上に縦に並べられた複数の文字や画像のデータを閲覧し編集することが行われている。図8は、スマートフォンで従来使用されている複数のデータを閲覧、編集、追加できるアプリケーションの一例を示す図である。このアプリケーションを起動させると、図8に示すような表示がスマートフォンの表示画面51に表示される。図8では、画面51の下部にボタン(操作子)52が配置され、画面51の上部にデータ53(53-1、53-2、53-3)が示されている。ボタン52にタッチすると入力用のキーボードが表示されて新しいデータを書き込み、追加することができるが、その新しいデータは常に表示画面51の最上部、すなわちデータ53―3(文字列<ううううううう>)の上にのみ書き込み、追加することができるだけである。(非特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.tasks
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のボタンはタッチによりキーボードを表示するだけであり、縦に並べられたデータの決められた位置(たとえば、データ列の最上部や最下部)だけにしか、新しいデータを追加することができないという問題がある。従って、任意の位置にデータを配置するためには、新しいデータを決められた位置に追加した後で、希望する位置へ移動しなければならない。たとえば、図8に示した例では、最上部へ追加したデータを選んだ状態でドラッグして希望の位置まで移動するので、手間がかかり面倒で時間を要する。追加するデータが長かったり、データのリストが長かったりする場合は大変な手間になるとともに、入力のたびにリストを遡るので思考がまとまらなくなるという問題もある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、タッチセンサー機能を持つ表示画面を有するスマートフォン等の携帯情報端末装置において、表示画面のデータ制御方式に関して、表示画面に表示されたデータに新たなデータを簡単で単純な操作により追加する機能を提供するものであり、以下の特徴を持つ。
(1)本発明は、表示画面、データを前記表示画面に表示する機能、および前記表示画面に表示されるとともに前記データの表示を操作する操作子(操作子A)を有し、閲覧し編集できる携帯情報端末装置であって、前記操作子Aにタッチすることにより、前記表示画面に並べられた複数のデータの間でデータを追加可能なすべての位置に新たなデータを追加できるマークを表示画面に表示する機能を有することを特徴とする携帯情報端末装置であり、表示画面の前記操作子A以外の部分にタッチして上方向または下方向にドラッグした場合、表示画面上のデータをスクロールする機能を有し、前記操作子Aはボタン状であることを特徴とする。
【0006】
(2)本発明は、(1)に加えて、前記マークはカーソル(線)および操作子(操作子B)であり、前記操作子Bはボタン状であり、データ追加の希望位置の操作子Bにタッチすることにより、当該希望位置にデータを追加または記載する機能を有することを特徴とする。希望位置の操作子Bにタッチすることにより、入力用キーボードが表示画面に出て、当該希望位置にデータを追加または記載する機能を有し、前記操作子B以外の表示画面の箇所にタッチすることにより、前記マークの表示は消える機能を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、操作子(ボタン等)の操作という簡単で単純な操作で、表示画面の希望する任意の位置に新しいデータを追加することができる。操作子A(ボタンA)にタッチすることにより、データ列の間のすべての位置にマーク(カーソル線および操作子B(ボタンB))を出現させることができるので、データを追加可能な場所を即座に把握することができる。さらに、データを追加したい場所のボタンBにタッチすることにより、キーボードが出現して新しいデータをその場所に追加することができる。このように、操作子にタッチするだけという極めて簡単な操作で新しいデータを直接希望する位置へ追加することができるので、手間が少なく直感的なデータ追加が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明で使用する携帯情報端末装置の概略機能を示すブロック図である。
図2は、スマートフォンの表示画面内にデータ列が縦(方向)に複数並んだ状態を示す図(閲覧モード)である。
図3は、スマートフォンの表示画面状態(データ追加モード)を示す図である。
図4は、本発明のデータ追加処理方法の一例を示すフローチャートを示す図である。
図5は、本発明のアプリケーションを起動して表示された表示画面(閲覧モード)の実施例を示す図である。
図6は、(プラス)ボタンAに指等でタッチした後の表示画面を示す図である。
図7は、ボタンBにタッチすると表示画面に表示されるデータの入力画面を示す図である。
図8は、スマートフォンで従来使用されている複数のデータを閲覧し編集できるアプリケーションの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、タッチスクリーン表示画面(以下、表示(ディスプレイ)画面とも呼ぶ)を有するスマートフォン、携帯ゲーム機、タブレット端末、あるいはメディアプレーヤなどの携帯情報端末装置において、表示画面に表示されたデータに新たなデータを簡単に追加する機能を提供する。図1は、本発明で使用する携帯情報端末装置の概略機能を示すブロック図である。携帯情報端末装置11は、主としてコントロール部12、オペレーション部13、ディスプレイ部14、メモリ部15、コミュニケーション部16から構成されている。ディスプレイ部14は、表示画面の表示でありたとえば文字・画像等のデータやボタン・アイコン等の操作子(たとえば、GUI(Graphical User Interface))であり、表示画面は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであり、コントロール部12の指令に従って表示画面に表示される。オペレーション部13は、種々の方式のタッチセンサーであり、ディスプレイ部14における表示画面の表示に操作者の指やタッチペン等の接触を検知して、操作入力としてコントロール部12へ送られる。操作子は、操作者のドラッグ操作(表示画面上の操作子にタッチしたまま表示画面をなぞる操作)を受けたコントロール部12の指令により表示画面内を上下に移動することも可能である。
【0010】
コントロール部12は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などのマイクロプロセッサであり、メモリ部15に格納されたプログラムにより動作して、情報端末装置の各部に指令を与えて制御(コントロール)する。たとえば、コントロール部12はオペレーション部13の操作入力に応じてディスプレイ部14に指令を与えて表示画面に各種の表示を行なったり表示の動作を制御したりする。また、コントロール部12は、オペレーション部13からの操作入力に応じてメモリ部15やコミュニケーション部16からの情報によりディスプレイ部14に指令を与えて表示画面に各種の表示を行なったり表示の動作を制御したりする。メモリ部15は、たとえばICメモリであり、情報端末装置11により使用される種々の情報を記憶(メモリ)する。また、メモリ部15は、たとえばコントロール部12が機能するためのプログラムを記憶し、コントロール部15の指令により適宜再生される。コミュニケーション部16は、各種通信(コミュニケーション)方式により、外部から情報を獲得したり、外部へ情報を伝達したりする機能を有する。たとえば、本発明を携帯情報端末装置11で実行するためのアプリケーションソフトはコミュニケーション部16を通してダウンロードできる。また、外部情報をコミュニケーション部16により入手して(コントロール部12の制御により)メモリ部15に記憶したりやディスプレイ部14で表示画面に表示させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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