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公開番号2025112932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007489
出願日2024-01-22
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250725BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】省エネ性の向上しつつ、微粒子の発生を抑制し、記録媒体のカール(反り)を低減できる。
【解決手段】トナーを記録媒体上に転写及び定着させて画像を形成する画像形成装置において、印刷ジョブを受信し、画像の形成を開始する前に、前記印刷ジョブにおける頁内の最大トナー重ね率と、前記頁内の最大トナー重ね率に応じてトナーの定着設定温度とを決定する画像形成装置。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
トナーを記録媒体上に転写及び定着させて画像を形成する画像形成装置において、
印刷ジョブを受信し、
画像の形成を開始する前に前記印刷ジョブにおける頁内の最大トナー重ね率を決定し、
前記頁内の最大トナー重ね率に応じてトナーの定着設定温度を決定することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
画像の形成を開始する前に前記印刷ジョブにおける頁内の画像面積率を算出し、
前記頁内の最大トナー重ね率及び前記頁内の画像面積率に応じて前記トナーの定着設定温度を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
画像の形成を開始する前に前記印刷ジョブにおける頁内の最小余白幅を算出し、
前記頁内の最大トナー重ね率及び前記頁内の最小余白幅に応じて前記トナーの定着設定温度を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
画像の形成を開始する前に前記印刷ジョブにおける頁内にイメージ画像が含まれるか否かを判定し、
前記頁内の最大トナー重ね率及び前記頁内にイメージ画像が含まれるか否かの判定に応じて前記トナーの定着設定温度を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
画像の形成を開始する前に前記記録媒体の厚みを判定し、
前記頁内の最大トナー重ね率及び前記記録媒体の厚みに応じて前記トナーの定着設定温度を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
画像の形成を開始する前に前記記録媒体の紙サイズを判定し、
前記頁内の最大トナー重ね率及び前記紙サイズに応じて前記トナーの定着設定温度を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置は、トナーを定着させるために必要な熱量が過多になっている場合が多く、省エネ性、用紙カール、定着装置やトナーからの微粒子の発生、定着装置の寿命などの品質に対して改善の余地が大きかった。
【0003】
従来の画像形成装置としては、例えば、トナーの単色及び多色に応じて定着温度を変更する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の画像形成装置として、走査手段が感光体表面で光を走査する主走査方向において画像データを複数の領域に分割して印字率を解析し、複数の領域ごとの主走査方向における位置と印字率に基づいて、定着温度を決定する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の画像形成装置として、用紙上の印字率からトナー付着量を求め、トナー付着量に基づき前記定着手段が用紙に加える温度を制御する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、省エネ性の向上しつつ、微粒子の発生を抑制し、記録媒体のカール(反り)を低減できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、トナーを記録媒体上に転写及び定着させて画像を形成する画像形成装置において、
印刷ジョブを受信し、
画像の形成を開始する前に前記印刷ジョブにおける頁内の最大トナー重ね率を決定し、
前記頁内の最大トナー重ね率に応じてトナーの定着設定温度を決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、省エネ性の向上しつつ、微粒子の発生を抑制し、記録媒体のカール(反り)を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
画像形成装置のブロック図である。
画像形成装置で使用する定着装置の概略構成図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置のフローチャートの一例である。
トナー重ね率についての説明図である。
本発明の実施形態2に係る画像形成装置のフローチャートの一例である。
頁内の画像面積率についての説明図である。
本発明の実施形態3に係る画像形成装置のフローチャートの一例である。
頁内の最小余白幅についての説明図である。
本発明の実施形態4に係る画像形成装置のフローチャートの一例である。
頁内のイメージ画像についての説明図である。
本発明の実施形態5に係る画像形成装置のフローチャートの一例である。
本発明の実施形態6に係る画像形成装置のフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例として、電子写真方式のMFPの実施形態について説明する。図1Aは、本実施形態に係るMFP100の概略構成図である。また図1Bは、MFP100のブロック図である。このMFP100は、本体101と、自動原稿送り装置(ADF)102、画像読取手段としてのスキャナ103、後処理装置(フィニッシャ)104から構成されている。本体101とスキャナ103は、一体として構成されてもよいし、別体として構成されてもよい。
【0009】
MFP100は、操作パネルを備え、操作パネルで、記録紙設定、コピー画質、スキャナ設定などを変更可能となっている。さらに、MFP100は、図1Bに示すように外部の例えばパーソナルコンピュータ(PC)から送信された印刷ジョブを受信して印刷することができる。
【0010】
MFP100は、図1Bに示すようにコントローラ、エンジン制御部、紙搬送、画像形成部、定着装置18、スキャナ103、ADF102、フィニッシャ104を有する。コントローラからの信号によって、プリンタドライバで設定された印刷モードに従った印刷が実行される。ADF102は、図1Aに示すように原稿をセットする原稿給紙トレイ11原稿給紙トレイ110から原稿をピックアップするピックアップローラ111、原稿が排出される排紙トレイ112を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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