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公開番号
2025151683
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053228
出願日
2024-03-28
発明の名称
表示装置、表示方法、プログラム、表示システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/04883 20220101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】手書き入力を予め定められた文字種に変換する入力欄に入力されている文字列に対して、選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能にする。
【解決手段】入力欄に入力されている文字列に対して選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能な表示装置であって、手書き入力を受け付ける手書き入力部と、手書き入力部が受け付けた手書き入力が、選択ジェスチャーかを判断する操作コマンド認識制御部と、手書き入力が選択ジェスチャーであると判断された場合、手書き入力が予め定められた文字種に変換される入力欄に文字列が登録されているかを判断する入力欄定義部と、文字列が入力欄に登録されていると判断された場合に、選択ジェスチャーに対応づけられた操作コマンドを選択可能に表示し、文字列が入力欄に登録されていないと判断された場合に、手書き入力を予め定められた文字種に変換する手書き入力表示制御部と、を有する。
【選択図】図25
特許請求の範囲
【請求項1】
入力欄に入力されている文字列に対して選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能な表示装置であって、
手書き入力を受け付ける手書き入力部と、
前記手書き入力部が受け付けた前記手書き入力が、選択ジェスチャーか否かを判断する操作コマンド認識制御部と、
前記手書き入力が選択ジェスチャーであると判断された場合、前記手書き入力が予め定められた文字種に変換される入力欄に文字列が登録されているかを判断する入力欄定義部と、
前記文字列が前記入力欄に登録されていると判断された場合に、前記選択ジェスチャーに対応づけられた操作コマンドを選択可能に表示し、
前記文字列が前記入力欄に登録されていないと判断された場合に、前記手書き入力を予め定められた文字種に変換する手書き入力表示制御部と、
を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記手書き入力が前記入力欄に登録されている前記文字列に対する前記選択ジェスチャーでないと判断された場合、
前記手書き入力表示制御部は、前記入力欄に登録されている前記文字列を、前記入力欄への手書き入力が文字認識された文字列で置き換える請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記手書き入力表示制御部は、
前記手書き入力が前記予め定められた文字種に変換される入力欄への手書き入力であると共に、前記手書き入力が前記入力欄に登録されている前記文字列に対する前記選択ジェスチャーであり、かつ、前記手書き入力が前記入力欄を形成する四辺を跨いでいると判断された場合、前記選択ジェスチャーに対応づけられたコマンドを表示する請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記手書き入力表示制御部は、
前記手書き入力が前記予め定められた文字種に変換される入力欄への手書き入力であると共に、前記手書き入力が前記入力欄に登録されている前記文字列に対する前記選択ジェスチャーであり、かつ、前記手書き入力が前記入力欄を形成する四辺を囲んでいると判断された場合、前記選択ジェスチャーに対応づけられたコマンドを表示する請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記手書き入力表示制御部は、
前記手書き入力が前記予め定められた文字種に変換される入力欄に入力され、かつ、
前記入力欄に前記文字列が登録されており、かつ、
前記手書き入力が前記文字列に対する前記選択ジェスチャーであると判断された場合、前記選択ジェスチャーに対応づけられたコマンドを表示する請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記選択ジェスチャーに対応づけられたコマンドは、前記文字列の消去、移動、回転、選択、太くすること、細くすること、大きくすること、小さくすること、又は、下線を引くこと、を受け付けるコマンドである請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記選択ジェスチャーに対応づけられたコマンドは、前記選択ジェスチャーで選択された前記文字列を、1画面を1ページとした場合のページ名に設定することを受け付けるコマンドである請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記手書き入力表示制御部は、文字列の属性が設定されている入力欄へ前記選択ジェスチャーが手書きされたか、入力欄でない領域へ前記選択ジェスチャーが手書きされたかによって、表示する前記選択ジェスチャーに対応づけられたコマンドを変更する請求項6又は7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記手書き入力が前記入力欄に登録されている前記文字列に対する前記選択ジェスチャーであるかどうかの判断結果を蓄積し、前記判断結果を解析する解析部と、
前記解析部による判断結果を表示させると共に、前記判断結果に基づいて、前記手書き入力が前記入力欄に登録されている前記文字列に対する前記選択ジェスチャーであるかどうかの条件の変更を受け付ける表示受付部と、
を更に有する請求項3に記載の表示装置。
【請求項10】
入力欄に入力されている文字列に対して選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能な表示装置が行う表示方法であって、
手書き入力を受け付ける処理と、
受け付けた前記手書き入力が、選択ジェスチャーか否かを判断する処理と、
前記手書き入力が選択ジェスチャーであると判断された場合、前記手書き入力が予め定められた文字種に変換される入力欄に文字列が登録されているかを判断する処理と、
前記文字列が前記入力欄に登録されていると判断された場合に、前記選択ジェスチャーに対応づけられた操作コマンドを選択可能に表示する処理と、
前記文字列が前記入力欄に登録されていないと判断された場合に、前記手書き入力を予め定められた文字種に変換する処理と、
を行うことを特徴とする表示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示方法、プログラム、及び表示システムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
表示画面上に入力欄が表示される表示装置において、ユーザーが入力欄に手書きした内容を文字認識して文字列に変換し、変換した文字列を入力欄に表示する表示装置が知られている。表示装置において、入力欄に入力されている文字列に対してユーザーが更に手書きを行うことで、入力されている文字列が選択されて、選択された文字列が編集可能に表示される。例えば、入力欄に入力される文字列の上にユーザーが手書きの線を引くことで、入力欄に入力される文字列が選択されて表示画面上に表示される。ユーザーは、選択された文字列に対して、文字列の表示サイズを拡大したり縮小したりといった編集を実行することが可能となる。
【0003】
また、ユーザーが手書きした内容を翻訳する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ユーザーが手書きした内容を文字認識(日本語として認識)して画面上に表示すると共に、認識された文字列を他の言語(英語)に翻訳して画面上に表示する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、入力欄に入力されている文字列をユーザーが選択できない場合があった。例えば、入力欄において手書き入力を強制変換する機能が設定されている場合がある。強制変換が設定された入力欄では、手書き入力を予め入力欄に設定されている文字種に自動で強制変換する。この場合、既に文字列が入力されている入力欄に対してユーザーが手書きを行うと、手書き入力を強制変換する入力欄では既に入力されている文字列の選択が行われず、手書きした内容が予め設定されている文字種に強制変換されて画面上に表示されてしまう。この入力欄にすでに入力されている文字列を選択するための選択ジェスチャーも、該文字種に変換して入力欄に入力されてしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、手書き入力を予め定められた文字種に変換する入力欄に入力されている文字列に対して、選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能にする技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、入力欄に入力されている文字列に対して選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能な表示装置であって、手書き入力を受け付ける手書き入力部と、前記手書き入力部が受け付けた前記手書き入力が、選択ジェスチャーか否かを判断する操作コマンド認識制御部と、前記手書き入力が選択ジェスチャーであると判断された場合、前記手書き入力が予め定められた文字種に変換される入力欄に文字列が登録されているかを判断する入力欄定義部と、前記文字列が前記入力欄に登録されていると判断された場合に、前記選択ジェスチャーに対応づけられた操作コマンドを選択可能に表示し、前記文字列が前記入力欄に登録されていないと判断された場合に、前記手書き入力を予め定められた文字種に変換する手書き入力表示制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
手書き入力を予め定められた文字種に変換する入力欄に入力されている文字列に対して、選択ジェスチャーに対応付けられた操作コマンドを実行可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
変換候補を表示する操作ガイドを説明する図である。
強制変換入力欄への手書きデータと変換結果を説明する図である。
強制変換入力欄への選択ジェスチャーが強制変換される不都合を説明する図である。
表示装置において強制変換入力欄に表示されている文字列をユーザーが選択する方法を説明する図である。
表示装置の配置例を示した図である。
表示装置の一例のハードウェア構成図である。
表示装置が有する機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。
定義済み制御データの一例を示す図である。
手書き認識辞書部の辞書データの一例を示す図である。
文字列変換辞書部の辞書データの一例を示す図である。
予測変換辞書部の辞書データの一例を示す図である。
操作コマンド定義部が保持する操作コマンド定義データとシステム定義データの一例を示す図である。
手書きデータにより選択された選択オブジェクトがある場合の操作コマンド定義データの一例を示す図である。
入力欄定義部に記憶されている入力欄定義データの一例を示す図である。
操作ガイドの表示例を示す図である。
文字列の選択方法を説明する図の一例である。
操作コマンド定義データに基づく操作コマンドの候補の表示例を示す図である。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その1)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その2)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その3)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その4)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その5)。
表示装置が文字列候補と操作コマンドの候補を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である(その6)。
選択ジェスチャーを文字列に変換してしまう場合の変換例を説明する図である。
入力欄への手書きが文字列の選択か強制変換かを判断する処理を説明するフローチャート図の一例である。
強制変換入力欄に表示されている文字列を上書きする手書き例を説明する図である。
選択ジェスチャーが罫線を跨いでいるか否かによって、入力欄への手書きが文字列の選択か強制変換かを判断する処理を説明するフローチャート図の一例である。
選択ジェスチャーが強制変換入力欄を形成する罫線を跨いでいるかを判断する方法を説明する図である。
選択ジェスチャーが罫線を囲んでいるか否かによって、入力欄への手書きが文字列の選択か強制変換かを判断する処理を説明するフローチャート図の一例である。
選択ジェスチャーが強制変換入力欄を形成する罫線を囲んでいるかを判断する方法を説明する図である。
選択ジェスチャーが強制変換入力欄に表示されている文字列を選択したと判断された場合に表示される操作ガイドを説明する図である。
表示装置の機能ブロック図の一例である。
強制変換入力欄への手書きデータが選択ジェスチャー又は強制変換のどちらであるかの判断結果に基づいて条件を変更するフローチャート図の一例である。
判断結果画面の一例を示す図である。
交点と四辺との関係を説明する図である。
表示システムのシステム構成図の一例である。
情報処理システムのハードウェア構成図の一例である。
表示システムが有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
表示装置と情報処理システムが通信して手書きデータの認識結果を表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、表示装置及び表示装置が行う表示方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<強制変換フォームへの入力>
コンピュータ制御のホワイトボード装置又は手書き入力が可能なアプリケーション(以下、表示装置という)では、タッチパネルを有することを利用して、ユーザーが手書きできる。表示装置は手書きデータを文字認識して文字列に変換することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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